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【2021年度】国公立大学出願状況と二次試験対策について

こんにちは、武田塾熊本水前寺校です。

2月5日に国公立大学の出願が締め切られました。

共通テストが終わり気持ちを切り替えて2次試験に向け準備をされていることと思います。

残り時間もあとわずかとなりましたが、受験生の皆さんには次の試験に向け全力を注いでほしいと思います。

今回は、国公立大学出願状況や2次試験に向けての留意点についてご紹介したいと思います。

高校1年生や2年生もよかったら今後の為の参考にしてみて下さい。

 国公立大学 出願状況

・全体

R3志願状況

https://resemom.jp/article/2021/02/08/60361.html

 

2021年度国公立大学入学者選抜の志願者数は、2021年2月5日15時現在、募集人員98,920人に対し志願者数400,649人でした。

志願倍率は4.1倍です。前年度の志願倍率は4.4倍でした。

 

また、各大学の出願状況はこちらからも確認できます。参考:河合塾

 

熊本大学 一般選抜 志願状況

 

文学部(前期日程)        

学科  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
総合人間学科 38名 84名 2.2 2.2
歴史学科 24名 42名 1.8 3.1
文学科 35名 85名 2.4 2.1
コミュニケーション学科 18名 31名 1.7 2.1

  

教育学部        

学科・課程  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
小学校教員養成課程 80名 175名 2.2 1.9
中学-国語 7名 20名 2.9 1.4
中学-社会 7名 18名 2.6 3.4
中学-数学 10名 15名 1.5 1.6
中学-理科 5名 9名 1.8 2.2
中学-音楽 6名 8名 1.3 1.5
中学-美術 6名 10名 1.7 3.2
中学-保健体育 6名 17名 2.8 3.3
中学-技術 4名 5名 1.3 1.0
中学-課程 4名 5名 1.3 2.5
中学-外国語(英語) 6名 15名 2.5 3.5
特別支援教育教員養成課程 14名 22名 1.6 1.5
養護教諭養成課程 22名 50名 2.3 3.2

    

法学部(前期日程)        

学科  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
法学科 145名 330名 2.3 2.3

 

理学部(前期日程)        

学科  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
理学科 150名 320名 2.1 2.0

 

医学部        

学科・課程  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
医学科 90名 270名 3.0 5.4
保健学科・看護学専攻 50名 96名 1.9 2.4
保健学科・放射線技術専攻 28名 98名 3.5 3.6
保健学科・検査技術科学専攻 28名 64名 2.3 3.8

 

薬学部        

学科  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
薬学科 45名 205名 4.6 5.0
創薬・生命薬科学科 25名 68名 2.7 2.2

    

工学部(前期日程)        

学科  募集人員 志願者数 倍率 前年度倍率
土木建築学科 82名 153名 1.9 2.3
機械数理工学科 73名 110名 1.5 1.9
情報電気工学科 100名 213名 2.1 2.4
材料・応用化学科 80名 141名 1.8 2.7

https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/gakubunyushi/shiganjokyo

 

全体では、2021年2月5日15時現在、前期日程において募集人員1,188人に対し志願者数2,679人でした。

志願倍率は2.3倍で、前年度志願倍率は2.7倍です。0.4ポイントの減少となっています。

 

コロナ禍による変更点

文部科学省は、国公私立大学に対して出願開始後に個別試験の方法を変更すると受験生が混乱を招くとして出願開始後の変更は控えるように通知していました。

しかし、緊急事態宣言も延長となり選抜方法の変更を発表した大学も出てきています。

信州大学は、前期後期共に共通テストのみで選抜を行うことを発表しています。(人文学部、経法学部)

このように、今年は共通テストのみで選抜すると変更した大学も出てきており志望校の最新の状況は各大学のホームページで逐一確認しておいた方がよさそうです。

 

その他の大学の変更点はこちらからも確認できます。

(全大学の出願者数が確定するまで随時更新されています) 参考:河合塾

二次試験に向けた対策

多くの大学、特に国公立の大学の2次試験においてはよく考えさせる問題なども多く出題されます。

その為、これまでとは違った対策が必要となってきます。

共通テストとは違い、時間配分なども考えて解いていかなければなりません。

例えば、自分の解ける問題、または解きやすい問題を選んで解くようにすることで出来るだけ多くの点数を稼ぐようにします。

1つの問題に悩んで時間をかけた結果、「時間が足りなくなった…」という事にならないようにです。

その為には、わからない問題に時間を使うより1問でも多くの問題を解き、解けない問題は捨てるという選択も必要です。

無理に全部を解こうとせず問題を捨てる勇気を持って時間を有効に使いましょう。

また、数学などでは部分点を取ることも大事で、完答出来なくても答えにたどり着くまでの過程をきちんと明示できるようにし、1点でも2点でも多く点数を取るようにします。

その1点が、合格への明暗を分ける事になるかもしれません。

普段の模試などのテスト時から、そのことを意識し採点者にも見やすい丁寧な解答の書き方を心がけておくと良いと思います。

過去問での対策

この時期大事なのが過去問での対策です。

大学によってそれぞれの難易度や傾向が違うので、それらを把握する為にはとても大事になります。

直前期になると、兎に角過去問を解いていく訳ですが新しい問題に手を出すより今までの復習をすることを心がけましょう。

過去問を解いて解けない問題は理解できるまで解きなおして下さい。

解けない問題を見つけたらその分野を参考書を使って復習します。

再度過去問を解いてみて、できなった分野ができるようになっていればそこは身についたといえるでしょう。

まとめると、自分の課題を見つけたら参考書を使って復習をし、確認として過去問を解く。

このように演習を十分行いながら過去問で志望校に合わせた解き方の感覚を身につけていきましょう。

最後に

二次試験に向けて万全の体制で臨む為には体調管理も大切ですね。

暖かくなってきたと思ったら、また急に寒くなったりと寒暖の差が激しい日もまだ続いております。

新型コロナウイルスの脅威も感じる中です。

体調管理には十分注意して過ごしてください。

実力を発揮するために必要な事は、勉強だけではありません。

もちろん勉強も大事ですが睡眠をしっかりとったり食事にも気をつけたりと体調管理も行いながら、本番を迎えたらあとは自分を信じて力を出し切るだけです。

受験生の皆さんの頑張りを応援しています。

 

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