受験相談の声

受験生の悩みに解答する講師のQ&A ⑤

大学受験を控えた熊本の高校生です。部活と勉強を両立させる勉強法を教えてください。

ズバリ!参考書を使った自学自習です。
部活に参加している現役生が大学受験に合格するには、役割の違う参考書を複数用意し、一冊を完璧にするまで反復して勉強することが一番です。そのポイントをご紹介します。

〇まず志望校の過去問をチェックし、勉強のゴール地点を確認する
部活をやっている生徒さんは、受験勉強の最短距離を進まないと勉強が間に合いません。
ゴール地点を把握するために重要なことは、志望校の過去問題を最初にチェックすることです。もう一つ利用できるのは武田塾のブログにある「参考書のルート」になります。ルートを確認し参考書(講義用の参考書と問題集のテキスト)を入手してください。

〇自分のレベルの把握は偏差値で確かめることができる
自分のレベルはアバウトな把握で構いません。偏差値50に到達していたら大学受験レベルからスタートできますが、英語と数学が偏差値30~40くらいだったらもう少し易しめのテキストからはじめましょう。しかし、国語・社会・理科に関してはいきなり大学受験の難易度からはじめても純粋な暗記なために問題ありません。あくまで最初に過去問題を調べて、参考書と見比べてどこまで勉強する必要があるかを確認するのがポイントです。

〇参考書を選ぶときの難易度についての考え方
難しい参考書と、簡単な参考書があったら、簡単な参考書の方がはるかに勉強の重要度が高いものです。簡単なことこそが学力の基礎となっているからです。基礎が抜けているのに、試験の日程が近づいているから、目指す目標のレベルだからといって無理して難易度の高い参考書を勉強するようなことはしてはいけません。
難しい問題が解けても、基礎の問題を取りこぼしたら不合格になります。みんなが解ける問題は正解しないといけないものですから、あくまで基礎の簡単なことから参考書を使って勉強していくことが重要です。勉強に焦るあまり、実力よりも難しい参考書に手を出して、試験日までに終わらないという人が多いものです。極力、達成できる(一冊を完璧にできる)参考書で、未だ完璧になっていないものから手を出して勉強することが大切です。

〇自学自習をする上で大事なこと
早い段階で勉強のペースを自分なりに把握することが大切です。それはあくまでも勉強してみないと解らないものです。勉強のし始めはそんなに勉強できるものではありません。やったとしても講義用の参考書を眺めているだけで集中力が伴わないような状態は勉強とは言いません。問題集のテキストを解答するために、講義用の参考書を並行して使い自学自習しましょう。

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