受験相談の声

受験生の悩みに解答する講師のQ&A ②

熊本で塾・予備校を探しています。授業、個別指導、家庭教師、どれが自分に合っているのか分からないので特徴を教えてください。

①授業
予備校の授業は、志望校別や難易度別で細かくカリキュラムが分かれています。
そして限られた時間や条件の中での講義で最大限の学習効果を出すことのできる、言わば講義のエキスパート、プロの講師が教鞭を振るうのが特徴としてあげられます。そして受ける授業によって「自分が目指すレベル」を選択することができ、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨して勉強することができます。
しかし、実際には多種多様な志望校を持つ生徒がいて、また予習・復習の有無に関わらず、淡々と授業が進んでいくものであり、はたまた本当の自分の学力に見合っているのかが解らないまま、授業を選んでいる可能性があるという問題点があげられます。
授業を受けた内容が完璧には身についていないにも関わらず、志望校のレベルの勉強をしている気分だけが味わえるという困った現象が起きるのが欠点だと言えるでしょう。

②個別指導は、塾にもよりますが、一般的に同時に2人ぐらいの生徒に対して1人の教師が個別に勉強を指導してくれる学習塾のスタイルです。中には完全に教師と生徒が1対1授業をする塾もあります。
生徒の学習進度や部活動などの時間的都合に合わせて、授業の時間や学習する内容を個別に選択できるのが魅力です。直に教師と接することで解らないことがその場ですぐに質問することができること、そして教師の目が生徒に行き届きやすいということが個別指導塾の大きな魅力です。
個別指導は予備校の授業に比べると、1コマあたりの授業料が高くなりがちです。保護者の方の経済的な負担が大きい傾向があるのが欠点だと言えるでしょう。

③家庭教師の最大の特徴は、生徒の自宅に教師が直接訪ねて来てくれることです。
特に現役高校生の場合は、学校や部活動で時間がないために、通塾する時間を勉強に充てることができることは大きな魅力だと言えるでしょう。
また、夕方から夜間にかけて通塾すると様々なリスクを背負うことになるのも否めません。
家庭教師の先生が、自宅で直接、個別に勉強を教えてくれることで、解らないことはその場で教えて貰えますし、また勉強をサボってしまったらその場で明らかになってしまうという環境を作りだすことで、生徒は勉強せざる負えなくなります。
教えてくれる家庭教師の先生の質が人によってばらつきがあり、プロの家庭教師が少ないため、優秀な先生もいる一方で、アルバイト感覚の大学生が多いというのも欠点だと言えるでしょう。

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