こんにちは! 逆転合格専門の個別指導塾・予備校の武田塾熊谷校です。
皆さま、明けましておめでとうございます!
さて、
部活引退後の高3秋に本格始動し、
入塾4ヶ月で上智大学に現役合格した、
「元塾生Sさんの軌跡」は
今回で最終回になります。
(Sさんに関するプロフィール☞こちら)
いよいよ本番が迫る、
1月の過ごし方をご紹介します。
1月は実戦演習を経ての完成期
これまでの3ヵ月間は
参考書を用いての勉強が中心で、
言うなればインプットがメインでした。
確かに過去問演習はやっていましたが、
12月以前の過去問演習は、
どちらかと言えば初歩的なアウトプット。
ところが1月の過去問演習は
これまでとは一味違います。
さて、これまでの連載では科目ごとに
やってきた内容を話してきましたが、
今回は週ごとに何をやったかをご紹介。
1月1週目
センター試験まで約2週間。
これまで私大対策がメインでしたが、
センター利用でMARCHを受験するため、
ここからセンター対策に舵を切ります。
センターと私大対策の比率は、
おおよそ「2:1」と言ったところです。
使用するのは、センター試験の過去問。
英語と国語は時間との戦いになるため、
70分で解くための方法を模索。
世界史は時間が余ることが必至のため、
解いた後の見直しを徹底させました。
例えば、正誤問題を解いた際には、
間違えている箇所に線を引かせ、
さらに誤文の訂正までしてもらいました。
その傍らで行なった私大対策は、
2月上旬に行なわれる、
MARCHの全学部統一の過去問を使用。
1月2週目
週末にはセンター試験が控えているため、
この週はセンター対策のみです。
使用するものは各予備校が出版している
『センター試験予想問題パック』です。
ここでは本番よりも時間を短く設定し、
英語は70分、国語は75分(現古漢全て)、
世界史は50分で解いてもらいました。
今回の演習は完成度の確認が目的なので、
解き終わった後の振り返りに関しては、
微調整程度に済ませました。
またこの時期になると、
センター利用入試の出願締切りになります。
ちなみに出願先に関しては、
行きたい大学だけを選んでもらいました。
もはや私立文系のセンター利用は、
9割でも不合格が出てしまうように
蓋を開けてみないとわからないため、
そのような選び方になりました。
気になるセンター試験の結果は…
予告編にも掲載しましたが、
入塾4ヶ月後に迎えたセンター試験では、
英 語:180点
リスニング: 40点
国 語:150点(古漢含む)
世 界 史 B: 92点
国語が思ったほど振るわず、
目標の9割には到達できませんでしたが、
それでも法政大学と立教大学には
合格することが出来ました!
1月3週目
センター試験も終わり、
いよいよ私大対策一本になります。
2月上旬に上智大学の入試が控えているため、
まずは上智大学に向けた調整となります。
この大学の入試の特徴は問題数の多さです。
時間を気にしながら解くことは当然ですが、
それ以上に問題数の多さがゆえに
本番では全て解け切れるかどうかが微妙。
そのため問題演習を通じて、
・どのタイミングで見直しをするのか?
・悩んだ問題はどこで見切りをつけるのか?
・問題を解く順番をどうするのか?
といったことを考えてもらい、
時間切れによる基礎問題の取りこぼしを
無くすことを画策しました。
1月4週目
アウトプットに時間を割けられるのは
もはやこの一週間だけです。
翌週より私大入試が本格的に始まるため、
4週目に用いる演習用の過去問は
これまで温存していた手つかずのものを使用。
ただ古すぎる過去問だと
現在と傾向が異なることがあるため、
なるべく新しいものを使いたいところです。
そのため、昨年または一昨年のどちらかを
直前まで残しておくと良いでしょう。
Sさんの場合は、既に解いてしまっていたため、
他の学部のもので代用しました。
また、過去問を解く時間帯を本番に合わせ、
より本番に近い形にして演習を行いました。
このように試験時間に合わせたのは
起床時間や食事を摂るタイミングといった
コンディションの調整が目的だからです。
以上の事柄を経て、
Sさんは2月の本番を迎えたのでした。
最後にSさんの2月を紹介
さて、本連載の最後はSさんの2月です。
上智大学の入試が2月上旬に行なわれ、
最後の早稲田大学の入試が20日頃のため、
約3週間の長丁場の戦いとなりました。
その結果は、
上智大学合格、早稲田大学補欠合格。
結果だけ見ると上々のように思えますが、
実はSさんは上智大学入試後に体調を崩し、
それが完治しない状態のままで
本命・早稲田大学の入試を迎えてしまいました。
受験に「タラれば」は禁句ですが、
体調さえ万全ならばどうなったことやら…
大学入試は、
1年で最も過酷な時期に行なわれます。
Sさんは早稲田大学入試への焦りにより、
受験期真っただ中にも関わらず
オーバーワークを行なってしまったために
体調不良という最悪の事態を招いてしまいました。
限界を越えんと無理をすると、
必ずその反動がやって来ます。
最後にやるべきことは、
普段通りの力を発揮するための
体調管理に尽きると言えましょう。
* *
今連載はこれにて終了となります。
皆さまのご健闘をお祈り申し上げます。
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