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【令和】せっかくだから新元号を受験勉強に結びつけてしまいましょう!

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新元号「令和」の由来はなんと『万葉集』

令和扉

このたび発表された新元号の「令和」
菅官房長官の会見によれば、この新元号は『万葉集』に由来しているとのことです。

 

『万葉集』とは一体何か?

山川出版社の『日本史用語集』によると、

20巻。770年頃に成立。編者は大伴家持か。仁徳天皇から759年までの和歌約4500首を収録。万葉仮名で記され、詩形・作者とも幅が広い。恋愛を詠む相聞歌、死者を哀悼する挽歌、相聞・挽歌に属さない雑歌などに分かれる。歌風は素朴で力強く、万葉調と呼ばれる。

とあります。受験生として『万葉集』で抑えておきたいところは以下の4点です。
①日本最古の和歌集
②編者は大伴家持ら
③成立は770年頃
④万葉仮名で記されている

 

由来となっている『万葉集』の歌はコレ!

そもそも『万葉集』には4500首以上の歌が詠まれておりますが、その出典になった歌とはどれでしょうか? 同氏によると「巻五、梅花歌卅二首 并序」が由来しているとのことです。

原文を抜粋してみましょう。

梅花歌卅二首 并序

天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也
于時初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香(以下略)

(天平二年正月の十三日、帥の老の宅に萃(つど)ひて、宴会を申ぶ。
 時に初春の令月、氣淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす)

たしかに「于時初春令月 氣淑風和」の句の中に「令」「和」のが含まれています。カッコ内は原文の書き下し文になっているので、漢文の腕に自信のある方は返り点を打ってみてはいかがでしょうか。

 

梅についても勉強してしまいましょう!

さて、ここでについて触れておきたいと思います。
梅は中国江南地方が原産の大陸からもたらされた植物で、
この歌が詠まれた当時は大変珍しい植物であったとか。
文中に書かれている「帥」は大宰権帥のことを指していることから、
大陸との玄関口である大宰府付近でしか見られなかったのでしょう。
ちなみに日本古代史では「太宰府」ではなく「大宰府」という点に注意です。

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*   *

今回の新元号発表は大きな話題となりました。
もしかするとその盛り上がりに乗じて、
今年度の入試では様々な元号が問われるかもしれません。
史料に記載されている元号は要チェックです!

 

 

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