今回は受験科目の中でもとりわけ難しいと呼ばれる物理についてお話していきたいと思います。
どのようなところに注目して、概念を捉えていくかで成績の上がり方が変わります！
理系講師としておススメのやり方を紹介していきたいと思います！
物理の分野
受験に出てくる分野は大きく分けて次の５つです。
・力学
・電磁気学
・波動
・熱力学
・原子
それぞれの分野にも勉強の特徴があります
それを理解することで効率のいい勉強を行っていけるのです！！
力学、電磁気学編
どちらとも必ずと言っていいほど入試に出てきます！
この二つをマスターするで一気に物理の偏差値を上げることが出来るでしょう！
勉強の仕方について
まずは公式をしっかりと覚えましょう
例えば運動方程式 F=ma という式があります。
これらの文字が表していることを正確に覚えて理解していく必要があります。
Fは何でしょう？ 力だと思いましたか？ 半分正解です！
ここで物理が出来る人と出来ない人の差が生まれてしまうのです
正確な答えは、「その物体に対して外から及ぼされる力」となります。
またmはその物体の質量です。 aはその物体の加速度です。
つまり「運動方程式はある力があってそれによって加速度が生じる。そしてそれは質量に反比例する。」 という様に読み取ることが出来るのです。
このように物理では公式の意味を１つ１つ詳しく理解していく必要があるのです。
波、熱力学編
これらは力学や電磁気学に比べて出題頻度は少し落ちます。
そしてここは公式は力学や電磁気学に比べて公式や性質などがたくさん出てきます。
波であれば屈折の法則から、ドップラー効果の式、熱力学では熱容量の定義式や熱力学第一法則、ポアソンの公式などなど。
これらをしっかりとすべて覚えていく必要があります。
そしてその時の理解は力学ほど詳しくなくて大丈夫です。
「〇〇の公式を言ってみて」と聞かれて、すぐに答えられるようにしておけば問題ないです！
そして問題を解く際は、状況把握というものを大切にしてほしいです。
そのためにも図やグラフを書く癖をつけていきましょう。
原子編
近年出題が急激に増えている分野になります。
前までは勉強しなくても大丈夫と言われていた分野でもありますが、共通テストでは必答の問題に出題される可能性があります。
なのでしっかりと勉強していきましょう。
この分野は現代物理学入門と呼ばれ、量子力学を高校生にもわかるように説明しようとしている分野となります。
そのため内容をしっかりと理解しようとするととても大変で難しいのです。
そのためこの分野は理解しているかよりも、問題を解けるかを重視してください。
問題のパターンもとても少ないです。
なので、問題の流れと答えをセットで丸暗記してしまいましょう！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
物理はとても難しい学問ので、解答が理解できなくてもう勉強したくないって思うことも少なくないと思います。
ですが、忍耐力を鍛えるものだと思って頑張って勉強していきましょう！
１日で覚えたことなんてすぐに忘れます。
１年かけてじっくりと苦しみながらやった勉強はすぐには忘れません。
きっと大学に入ってからの勉強のいい土台となるでしょう。
皆さんの成績向上を科学の発展を願いつつこのブログはここで終わらせていただきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました！
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