英語の音読について
突然ですが皆さん、英語の勉強をするときに音読はしていますか??
よく音読は英語の勉強(特にリスニング)に役に立つと言われていますが、本当に役に立っているのか疑問に思いまだ一回も音読したことのない人もいるのではないでしょうか?「音読に何の意味があるのかな……」、「音読に時間をかけるくらいだったら、その時間を使って英語の長文の問題を解いた方がましじゃないのかな…」、「音読なんて恥ずかしいからしたくない…」と音読を否定的に考える人も少なからずいると思います。
というわけで、今回は音読の意味についてお話しようと思います。
音読の意味にはどんなものがあるの??
発音・アクセントの力
英単語の発音・アクセント 音読をやることで、英単語の基本的な発音・アクセントを勉強できます。一つ一つの母音や子音、アクセントの位置に気を付けながら読むことでその英単語の読み方が分かります!これを続ければ、発音・アクセント問題が出されても対応できるようになるはずです!また、発音・アクセントに絞った勉強に限られた時間を割くことは難しいのではないでしょうか??今後、おそらく使える時間というものはものすごく限られ、一日一日の勉強が非常に貴重なものになってきます。そこで、発音・アクセントに気を付けながら音読をすることで、多くの英単語の読み方が時間をかけずに効率よく習得できるのです!!
英文法の力
英文法の問題は来年1月の共通テスト(それ以降も考えられます!)ではあまり重視されなくなる予定ですが、英文法が身に付いていないと英語は読めません。なので、これからも英文法はしっかり勉強していく必要はあります。 話をもとに戻しますが、音読が英文法にどのような効果をもたらすかというと、熟語の問題で力を発揮すると考えます。熟語の問題は私立大学の問題でも頻出の問題です。中には細かい熟語の問題まで出題してくる大学もあるかもしれません。そこで、例えば空欄補充などでどの単語を入れればよいのか迷ったときに、その問題が熟語の問題であれば頭の中で何度も音読したものが思い浮かびやすくなり、正解にたどりつきやすくなります。人間は何度も音読したものは耳に残り、思い出しやすくなります。 熟語のほかにも同じような意味や形の語法の形を一括りで音読していると、言い換え問題などで対応することが可能です。 このように、音読は英文法の基礎的な力を向上させる力を持っています。熟語集や文法の問題集には覚えなければいけないものがたくさんあり、覚えられずに困っている人もいるのではないでしょうか??そんな人は是非このやり方を実践し、残りの受験勉強に役立ててみてください!!
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