大学入試はこう変わる!!大学入学共通テストについて
久喜市周辺の高校生・受験生のみなさんこんにちは。
武田塾 久喜校です。
これから受験生になるみなさんは、
「英語民間試験の延期」や「記述式問題の見送り」など立て続けに方針が変わり、
結局のところ大学入学共通テストはどうなるのだろうと不安に感じてはいませんか?
そこで今回は、大学入学共通テストについて英語・国語・数学に焦点をあてて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
【共通テストとは】
センター試験に代わって、2021年1月から実施される大学入試を受験する人の多くが共通して受ける大規模な試験です。
大学入学共通テストがセンター試験から変わるポイントは?
センターとの変更点
・共通テストの成績提供日が1週間早くなった。(私立大は2月2日から、国立大は2月4日から)
・昨年末の12月17日に国語と数学で課せられる予定だった記述式が白紙となった。
英語
・設問が英語になる
・発音・アクセント・並び替えの問題が消滅
・筆記とリスニングの配点変更(筆記100点 リスニング100点)と、それに伴うリスニングの試験時間増加
・リスニングでは音声の再生が1回のみの設問が出題
センター試験では、筆記とリスニングの比率が4:1でした。一方の大学入学共通テストでは、比率が1:1になります。
つまり、リスニングの重要度が非常に大きくなるのです。
2020年度からは、これまで以上にリスニングへの綿密な対策が必要です。
数学
・「当てはまる問題をすべて選べ」形式の問題は出題されない。
・「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」は記述式が出題されず、試験時間がは70分
・「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・B」は記述式が出題されず、試験時間は60分
改定前では、「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」に記述式の問題が出題されていましたが、改定後には記述式がなくなりました。
しかし、記述式がなくなったにもかかわらず、「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」の試験時間は70分のままです。
そのため、記述式以外の変更点は維持されると考えた方が良いです。
また、センターや共通テストのように試験時間が短い場合、時間配分にも十分な対策が必要です。
国語
・マーク式のみの出題
・近代以降の文章2題で100点、古文が大問1題で50点、漢文が大問1題で50点
・実用的な文章が題材に
・複数の文章を関連付ける問題
国語はこれまでとおおきな変更点は見当たりませんが、
出題されるはずだった記述式の内容をどのようにマーク式に埋め込んでいるかが重要になります。
プレテストでは法的な文書や広報誌など、普段の生活で実際に使用されるようになります。
センター試験の現代文で出題されていたのは小説と評論のみであったため、
大学入学共通テストからは、これまでと違った実社会向けの視点で文章を読む力を求められるようになると言えるでしょう。
今後、注意すべきこと
「大学入学共通テスト」は、情報が少ないゆえに、注意が必要です。
多くの人が「共通テストにはこのような問題が出る」と予想しますが、あくまでもこれは予想に過ぎず、確定情報ではありません。
過去の事例から、試行調査のときには急いで作ったと思われる雑な問題が出題されているものの、本番の試験ではきちんと完成度の高いもの
を用意してくるので、試行調査の量と質に縛られないようにしましょう。
受験生のみなさんは、推測と断ったうえで、現状から考えられることをこれまでの傾向なども踏まえて対策する必要があります。
最後に・・・・・
「英語民間試験の延期」や「記述式問題の見送り」にスポットが当たりがちですが、
各教科の出題形式も大学入学共通テストへの移行により大きく変わります。
これまでとは求められる力が変わっていくので、これまで以上の早めの対策が志望校合格に繋がっていくでしょう。
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