"総合問題"サンプルを分析！
こんにちは。
武田塾鴻巣校です。
青山学院大学の入試制度は
2021年度から大きく変化します。
そこで今回はその対策法を
お伝えします！
第一弾はこちらの学部！
法学部法学科B方式です！
そもそも法学部の試験はどうなる？
個別学部日程でも
大学入試共通テストの結果を
利用します。
それに加えて、大学の独自問題を
受験することになります。
ただ、法学部は
独自問題が「英語」や「国語」と
記されているわけではなく
「総合問題」とあります。
ですから、これまでの
過去問に載っていたような
問題形式とは大きく異なります。
そして先日、大学側から
「総合問題はこのような構成に
なりますよ」というサンプルが
発表されました。
そこで今回は各設問の
「傾向と対策」を作成しました。
それではいきましょう！
Question 1(大問1)
傾向
・英語の長文を読んで
以下のような設問に
解答するもの。
対策
著作権の都合で、
英長文の内容まで
ここでお伝えするわけには
いきませんが、設問を
見る限り、形式は
特に変わったところはないでしょう。
あとはどのレベルの
テキストで演習を積んでおくか
というところです。
「やっておきたい英語長文700」が
例えばおすすめです。
というのも青山学院大学は
名の知れた学校ですから、
例えば早慶志願者が
併願することもしばしば。
であれば、早稲田や慶應の
過去問演習を積んできた人たちとの
勝負になります。
時間がまだあるのであれば、
彼らと同じ「土俵」で戦える
よう目指したいところです。
校舎では例えば、上記のような
カリキュラムをベースにします。
入試期間までの残り期間や現状の
学力によって、ここから
修正したものを年間計画として
組んでいます。
Question2(大問2)
傾向
長文中の空欄に
適切な語をいれる問題。
こちらも奇をてらったものでは
なさそうです。
対策
問題文の中身は
未掲載でしたので、
選択肢の単語のレベルを
武田塾のルートにある
単語帳で調べました！
(1)blackmail：恐喝 など
→単語帳に記載なし。
与えられた選択肢は6つで、
空欄も6つなので、消去法が
可能かも。
あるいは、文脈判断。
(2)compromise：妥協 など
システム英単語の
「Advanced stage(難関大学編という位置づけ)」
に登場していました。
(3)controlled
→一応調べました。
システム英単語basicの
「Starting Stage(最も基礎の部分)」
に載っていました。
(4)premise：前提
→こちらもシス単の
「Advanced stage」
に記載がありました。
(5)repression：抑圧
→「リンガメタリカ」の
第八章にいました。
当塾では
1冊の単語帳を最後まで
(最難関レベルまで)完璧にした後に
余力があれば、やった方がいいという
参考書という扱いです。
よって必然的に
早慶ルート用のテキストです。
(6)unresolved：未解決の
→resolveが先ほどから
何度もご紹介しているこの本
の「Essential Stage(どの大学でも必要)」
パートにありました。
よって、結論は
難関大編までの語彙力は
マストでつけるべき！
ということになります。
また余力があれば、そこで妥協をせず
より多くの語彙にふれてもいいでしょう。
ただ、満点を目指さなければいけないもの
ではないので、まず必ずおさえるべき
部分をしっかりと習得しましょうね。
Question3(大問3)
傾向
会話文で、
空所に適切な語のカタマリや
文そのものを挿入する問題。
対策
四択の箇所に注目。
会話文独特の表現
(例:Hold the line, please.)
が見受けられるわけではありません。
①単語力
②熟語力
③文法力
で対応可能です。
会話文の章に取り組む前に
まずは各文法単元を
きっちりやりこんでおきましょう。
Question4(大問4)
傾向
ずばり自由英作文です。
お題について100～150語で
意見を作るというもの。
問いとしては
日本史か世界史を
学習していれば、
誰かしら書くことができそうです。
ちなみにこのブログの
作成者は、夏目漱石で
書きました。
対策
自由英作文の対策には
二つのステップがあります。
①まず、与えられた日本語を英訳する
与えられた日本語をまず英語にできる
能力がないと、自由英作文のように
ゼロから作ることはなかなか難しいです。
焦らずまずはここから
訓練しましょう。
②書き慣れる
英語に変換するトレーニングを
積んだら、あとは色々なテーマで
書いてみましょう。
また、どのくらいの時間で
書き上げることができるのかも
はかっておきましょう。
また、ワンポイントアドバイスとしては
「思っていること」を書くのではなく
「書けること」を選ぶ、というのが
英作文のコツです。
例えば一番好きな季節について
英語で表現するときに
仮に春が好きだとしても、
あえて夏を選べば、
seaやswimやfishingといった
ネタが平易な語彙でバシバシ
出てきます。
これが時間内に英作文を仕上げる
コツです。
Question5(大問5)
傾向
ここからは国語分野。
そしてここは斬新です。
資料をみて、ここから
読み取れるものには○を
そうでないものは×をつける
というもの。
対策
特別なことを
やる必要はなさそうです。
まとめの部分でふれますが、
時間内に終わらせることが
最大のポイントになります。
Question6(大問6)
傾向
ほぼほぼ小論文です。
字数は300字程度です。
それほど多いわけではありません。
ちなみにこの記事をかいている
私は、ウイルスとその影響についてを
述べました。
普段ニュースに触れていれば、
具体例を出すのも苦労しないでしょう。
対策
小論文も書く場数を多く
設けて欲しいと思います。
しかし、結局どんなテーマに
なるかは当日までわかりません。
ですから、各テーマに関する
あなたなりの意見を
日々少しずつストックしておく
というのが最も必要な対策です。
特にウイルスが話題のひとつに
選ばれているため、
時事もつかれそうです。
ですから、例えば毎日寝る前の
10分を使い、スマホで
ニュースをチェックするなどの
習慣があるといいでしょう。
その際「こんなことがありました」
という事実のみを扱うニュースよりは
ひとつの出来事を考察している
記事がいいです。
「コロナウイルス感染者が何人でした」
というものよりかは
「コロナ禍の運送業の人々」
などというものがおすすめですよ、
という意味です。
全体を通して
①時間配分
90分でこの量です。
適切でしょう。
まず、自由英作文と小論文で
合わせて40分。
そして、英長文3つで40分。
グラフ問題は10分で見積もってみました。
無理はないです。ですから、日々の
勉強で英長文・英作文・小論文を
その想定で解きなれておく、というのが
対策になります。
あとは残された時間で落ち着いて
資料問題に取りくみましょう、が目標です。
②従来と異なる勉強スケジュールに
ただ、そもそもこれまで
青学対策で作文系は必須ではなかった
ため、大きくメニューが変わります。
また、青山第一志望でない受験生で
もともとそれらの対策をしている人
(例えば慶應や国公立)にとっては
傾向が変わったからと言って
出願を控える必要はなさそうです。
ですから、先述の通り、
青学を目指して勉強ではなく
ワンランク上を目指した勉強を
おすすめします。
③出題教科
・国語(現代文)
・英語
・社会
といったところでしょう。
私立文系の学習をしていれば
じゅうぶん対応可能です。
また出題範囲には
「政治・経済」とありますが、
学校の勉強をしていれば
いちいち追加しなくてもよさそうです。
お悩みは受験相談で！
やるべきことは
全て明記したつもりです。
ただ「どのペースでやればいいか」
や「添削してもらいたい」などは
きっと悩ましい部分になることでしょう。
そんな時は武田塾の無料受験相談を
ご活用ください。
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