小論文対策で気を付けるべきポイントとは? 《後編》
こんにちは!
横浜の大学受験予備校、武田塾金沢文庫校のSです!
前回に引き続き、小論文対策についてみていこうと思います!
社会科学系の小論文や医療系の小論文では、難しい用語を用いた課題文が出題されることが多いですよね。このような場合、ただ課題文の筆者の主張をオウム返しにして論述していませんか?
思い当たる人は、是非この記事を参考に対策していただければと思います!
(参考:武田塾オンデマンド 受験相談SOS『小論文でやりがちな間違い「課題文ナゾーリーとは!?」この内容を書くと危ない5選!|受験相談SOS』
https://www.takeda.tv/ondemand/movie-sos/post-176571/)
1.注意ポイント④:同じことを何度も述べる
筆者が述べていることを自分の意見として使ってしまっている場合についてみていきます!
(1)「 筆者が述べていることを自分の意見として使う」とは?
・本文中の筆者の意見を複数回使用する
・具体例は独自に盛り込んでいるが、結果・結論がすべて一緒
小論文と現代文は、課題文を読んで解くという点では共通していますが、小論文は筆者の意見を基に、自分の意見を述べていくという事が必要になってきます。
小論文の問題は、読解+自分の意見の論述の大きく2点で採点されているので、意見部分を述べていないと、読解部分でしか得点できていないという事になってしまうのです。
(2)対策:最初に反論を考える
何度も同じことを述べるのを防ぐために、最初に反論を考えていきましょう!
そうする事で、まったく同じことを言うミスは防げると思います!
反論は、筆者の意見全てに反論する必要はなく、「筆者の意見の○○の部分には、反対」というように一部に反対という書き方もおすすめです。
そして、反論を考えたら、なぜそれに反対なのかという根拠を自分で考えて述べるようにしていきましょう!
(3)反論できない場合は?
筆者の意見の中には、どうしても反論できないものもあると思います!
その場合には、自分の意見を補足していきます!
賛成する場合でも、筆者と全く同意見だとせずに、自分が賛成と考える根拠を必ず付け加えるようにしましょう。
ただ、賛成だと思う根拠を見つけるのは意外と大変なので、反対意見が思い浮かぶようであれば、基本的に反対の立場をとるという方が、根拠を述べやすいためおすすめです。
2.注意ポイント⑤:筆者が特殊な意味で使ってる用語・専門用語を説明なしに使う
(1) 筆者が特殊な意味で使ってる用語・専門用語とは?
課題文の中には、筆者独自の概念は、自分の伝いたい意味を上手く表す言葉がなく、仕方なく似ている言葉で用いていたり、外国語の言葉でまとめている場合があります。
そのような場合に独自の言葉や専門用語の説明をせずにそのまま使用してしまっていませんか?
(2)対策方法:自分よりも年下の人に説明するように書く!
小論文を書く時に、自分の答案を読む人が、「自分よりも課題文の事がわかっている、自分よりも頭が良い人が読んだらこの言葉や表現はわかるだろう」と思いながら解答を書いていませんか?
実は、課題文を読んだことのない人や自分よりも少し年齢の低い子が見てもわかるように、説明を加えながら丁寧に論述するというのがベストな解答なのです。
(3)NG例:誤りな小論文の解法のイメージ
・専門用語をたくさん使えば、頭が良い文章に見えると思っている
・カタカナ用語を無駄に多用する
小論文を書く際に、上のようなパターンになってしまっている人は要注意!
誰が読んでもわかるような説明・丁寧な論述を心がけましょう!
3.最後に
今回は、小論文での誤った解釈とその対策方法についてみていきました!
是非、前編と合わせて参考にしてみてください
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
写真:https://www.studyplus.jp/414
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