【受験体験談】入試に間に合う考え方について教えます
受験生の大半は志望校について調べ、ある程度決まって来ていると思います。
しかし、中には大学に進学したいといった漠然な夢だけあり入試方式さらには志望校も全く決まっていない人もいるでしょう。
夏休みが過ぎたため焦る気持ちはあると思いますが、最低でも入試方式、四年間で学びたい学問を決めておきたいところです。
今回は私の受験体験を交え、入試に間に合う考え方についてお話したいと思います。
1.大学はどう決める?
受験生の中で行きたい大学が明確に決まっている人はほんのわずかです。
だからこそ、行きたい大学が決まっていてかつ四年間で成し遂げたいことが決まっている人には総合選抜型入試や学校選抜型入試のような推薦入試がお勧めです。
しかしながら、決まっていない人には一般選抜入試を受ける必要があります。
もちろん大学が決まっていなくても推薦入試を受けることは可能です。
しかし、志望理由書はやりたいことが明確であり、入学したい熱意がないと書くことは難しいです。
2.過去問を解くことは最重要
一般選抜入試の肝となるのはやはり過去問です。
過去問を解いていくうちに傾向が掴めます。
現に私が合格を手にした大学はどちらも似たような傾向があった大学です。
しかし、過去問をむやみに解いては意味がありません。
過去問も年数が限られています。
多く解けば解くほど無意識に答えを覚えてしまい意味がなくなってしまいます。
最低でも四年多くて十年以上解くことが理想です。
併願をする際大学によって問題の傾向はかなり異なります。
そのため、受ける大学ごとの傾向を掴む為にも最低でも四年分は解く必要があります。
3.私の受験体験談
受験生時代の状況
私は初め推薦入試専願で大学に入学しようと思っていました。
最初に受験した大学は記念受験のようなものでした。
もちろん倍率が高いのを知っていたため期待はしませんでした。
しかし、結果は一次通過。
受かると思っていなかった為対策も特にせず面接に臨んだ結果不合格。
この一次通過に希望を抱いた私は特にレベルを下げた併願を考えず国立大学の推薦入試を受けます。
一般受験の対策が不十分という危機的状況
国立大学の推薦入試は残念ながら不合格。
後がなくなった私には一般選抜入試しか残っていません。
しかし、推薦入試専願で受験を考えていた私はもちろん一般受験の対策をしていませんでした。
最後に受験した大学の合否が十二月。
かなり、遅いですが私が一般対策を始めたのは十二月の下旬になります。
また、模試を一度も経験していなかった為自分の学力がどの程度のものなのか分からずにいました。
なので自分の学力で受かりそうな大学も分からずにいました。
危機的な状況の中まず私が行ったこと
まず私は、とりあえず過去問との相性だと考え大学の難易度を考えず解いてみました。
残り一か月程度しかない入試本番に向け、まずは科目を絞りました。
しかし、国語は出来るのに英語は全くできないところや逆に英語は出来ても国語で点を落としてしまうことがありました。
私立大学の多くでは二科目入試が存在します。
特に私立大学の後期入試では二科目で受験が可能でした。
また、三月に入試があるため一月、二月は受験勉強に専念し三月入試で決めるといった決断をしました。
もちろん二月にも大学は受けたましたが結果は不合格。
赤本を七年分解いた三月入試では合格することが出来ました。
受験が終わってからの反省
結果で言えば二か月頑張って対策したら受かったかのように見えるかもしれません。
しかし、これはただ運が良かっただけに過ぎません。
もし三月入試が全て不合格であれば浪人していたかもしれません。
また、推薦入試専願にせずしっかりと一般入試の対策をしていたらもっと余裕をもって受験に望めたのではないかと後悔があります。
私立大学の後期入試は倍率が高く大学の難易度よりも上がると聞いていました。
通っていた予備校の先生にも難しいと声を掛けられました。
また、二月に不合格であった大学は後期入試で受けた大学よりも難易度が低い大学でした。
本来ならレベルを下げるべきでしたが両親から行きたいなら妥協は良くないと声を掛けてもらえたことが自信に繋がった気がします。
受験で一番大切なこと
模試の結果はもちろん大事ですがそれよりも当日の結果が大事です。
いくら、A判定が取れていても当日の試験で合格点に達しなければ意味がありません。
また、推薦入試専願で受験を考えている人で少しでも自信がない人は早めに一般選抜入試の対策をすることをお勧めします。
また、一般選抜入試専願で受験を考えている人も少し余裕があり受けたい大学が決まっている人は是非記念に推薦入試も受けてみてはどうでしょうか。
そこで合格が出来れば余裕をもって一般選抜入試に臨むことが出来るでしょう。
4.まとめ
どの入試方式であっても受験は早めの対策が大切です。
後悔しない為にも今ある時間を有意義に使い自分の学力にあった素敵な大学を受け合格できることが大切です。
どうしても行きたい大学があるのに学力に合ってないから諦めてしまうということはしないでください。
今、本気で取り組めば自分の学力はどうにでもなります。
学生のうちに本気で物事に取り組める時期は限られています。
あの時こうしていればなんて後悔はしないように今頑張りましょう。
応援しています。
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