古文嫌い必見!成績を伸ばす古文の読み方【前編】
こんにちは!金沢文庫校講師のiです!
突然ですが皆さん古文は得意ですか?
「古文はあまり得意じゃない…」「そもそも古文が嫌い」「勉強はしているけど点数がとれない」なんて方も多いんではないでしょうか?
そんな皆様に向けて今回は古文の読み方についてお話していきたいと思います!
1.基礎的な知識を固めよう
古文という教科は、覚えなければいけないことは他教科に比べて圧倒的に少ないんです。
例えば単語で言えば大学受験レベルで必要になる単語は難関校であっても500単語~600単語程度ですし、文法事項も1週間もあれば完璧になるくらいの量しかありません。
実際、自分も高3の4月にゼロから古文を始めましたが、ゴールデンウィークが終わる頃にはある程度基礎的な知識の暗記は終えることが出来ました。
古文は基礎さえ固まっていればある程度の点数がとれる科目ですので、古文が全く出来ない…という方はまずはここから初めてみましょう!
2.読解を通じて基礎知識の定着を!
基礎的な知識のインプットがある程度すんだら次はいよいよ簡単な文章の読解に入っていきましょう。
文章を読むことを通じて助動詞の識別は出来ているのか、多義語の単語が出てきた時きちんと意味が複数思い出すことが出来るか、などを確認して覚えた知識を入試本番で点数にできるものにしていきましょう!
3.主語の把握をしよう!
助動詞や助詞、古文単語の暗記は出来ているのになぜか文章の内容が分からない…なんてことになるのが古文です。
そして、その原因の大半は主語が取れていないことにあります。
古文ではよく前の文で出てきた登場人物の主語の省略がなされているため、何となく読み流しているとついつい主語を見失ってしまい、その結果ストーリーを見失ってしまったり、あるいはありもしないストーリーを自分の頭で作り出してしまったりするんです。
そこで、主語を見失わないために少しの工夫をしてみましょう。
1 .登場人物にA、B、等の記号をふって情報を整理してみる
例:今は昔、竹取の翁といふものありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて、よりて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
上記の文章の時は、
竹取の翁→A
A→竹取をしている途中に光る竹をみつけ、近寄ると三寸ばかりなる人→Bが居た。
B→かわいらしい
のように、登場人物に記号をふり、その人物に関する情報を整理しておくと主語を見失いにくくすることができます。
2.敬語で判別する
古文の世界では今よりも上下関係がきちんとしているため、敬語を用いて主語の判定をすることも可能です。
(ただし、源氏物語は登場人物の殆どに敬語がつくためこの方法はあまり使えません)
覚えた古文常識や敬語の知識を主語の判定に役立ててましょう!
3.誰が、その行動をしたのかを常に念頭に置く
主語の省略がある以上何となく読んでいては主語を見失います。
そこで、その行動は誰がしているのか、誰と誰が会話しているのかを常に考えながら読むようにしましょう!
まとめ
今回は古文の読み方についてお話しさせていただきましたがいかがでしたか?
次回は今回に引き続き古文の勉強法について紹介していくので是非参考にしてみてください!
写真 https://chukoikkan.com/instructor/tn191015
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