皆さん、こんにちは!
武田塾港南台校、講師の浅葉です😁
受験生の皆さんは、志望校合格に向けて日々勉強に取り組まれているかと思います。
高校1年生や2年生の方は、まだ受験のことや大学のことはそれほど気にしてはいないかもしれません。
大学に対して色々なイメージがあるかと思いますが、
「日本の大学生は勉強しない・・・」
と聞いたことはあるでしょうか??
「大学に勉強しに行くつもりはない!」「サークル活動を楽しんだり、色んな国に旅行に行くんだ!」
という方もいるかも知れませんが、そもそも大学は勉強するためにありますよね。。
華やかで楽しそうなキャンパスライフをイメージする方も多いでしょうが、実際はどうなのでしょうか?
今回は、そんな大学生の勉強事情をアメリカの大学生と比較してみようと思います!
大学生の勉強時間
学校種別の比較
※総務省「社会生活基本調査(2006)」をもとに筆者作成
まず、上のグラフを見てください。
これは学校種別ごとの学生の勉強時間の比較です。
ご覧の通り、大学生が最も勉強時間が少ないです。
本来最も高度な学問を行っているはずの大学生が、最も勉強時間が少ないのです。
恐らく高校まで、授業以外はほとんど部活を行い、基本的には自由時間が少なかったためです。
それに比べ大学生になり自由時間が増え、なおかつアルバイトを始めてお金の余裕ができたため、遊びに行く人が増えたのです。
日本の大学は本当に自由なので、大抵の学生は楽で楽しい方に流れていってしまいます💦
アメリカの大学生との比較
※同上
では、アメリカの大学生と比較するとどうでしょうか?
上の図は、1週間あたりの勉強時間の比較です。
アメリカの大学生は、0時間の学生はほとんどおらず、逆に半分以上の学生が11時間以上勉強しています。
一方日本の大学生は、約10%の学生が0時間で、半分以上の学生は1〜5時間ほどしか勉強しません。
このように、日本の大学生は国際的に見ても勉強しない学生なのです・・・。
なぜ、日本の大学生は勉強しないのか?
では、なぜ日本の大学生は勉強しないのでしょうか?
日本の大学生は、他国と比べて怠け者なのでしょうか??
いや、そうではないと思います!
日本の大学生が勉強しない一番の理由は、日本の企業が学校の成績を採用基準に入れていないからです!
筆者の所属している早稲田大学に留学に来ている学生に「どうして中国の学生は勉強熱心なんですか?」と聞くと、「勉強を頑張らないと、良い企業に就職できないからだよ!」と言いました。
つまり、良い企業に入るために一生懸命勉強しているのです!
一方、日本の企業は学生の学業成績を評価対象にしないため、学生はわざわざ頑張って勉強せず、サークル活動やアルバイトなどに勤しむのです。
つまり、「大学と企業のシステムのちがい」なのです!
日本人が怠け者なのではなく、環境やシステムのちがいなんですね。。
まとめ
以上、早慶学生の就職事情の紹介でした!
高校生や受験生の皆さんにとってはまだまだ先だとは思いますが、何かの参考にして頂けたら幸いです😁
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