こんにちは、高校受験・大学受験予備校の武田塾小牧校です。
勉強をどうすれば効率的なのかを考えてすればとても楽になります。
受験勉強とは結局似たような問題をどれだけストックして、目の前の問題に合わせて引っ張り出してくるのかの勝負になります。
問題に対する理解は大事です、しかしそれだけでは足りないのでどうしたらいいのかを紹介します。
目次
1 経験記憶と知識記憶
脳が物事を覚えることに経験記憶と知識記憶があります。
経験記憶は実際に行動を起こして記憶すること、知識記憶は文字を見たり話しを聞くことで記憶することです。
経験記憶が強いのは中学生で、高校生からは知識記憶の方が強くなってくる傾向があると言っている実験結果もあります。
これも個人差が当然あるわけで自分がどう覚えたら記憶に残りやすいのかを探ることが大事です。
英単語を覚えるだけ、計算問題をするだけ、文章問題を解くだけ、いろいろな勉強がありますが個人個人でそれぞれをどういう配分で勉強をすると効率的なのかを掴むことが重要です。
自己分析ができることは勉強に限らず大事なので考えながら勉強の復習をすると少ない回数と時間で効果が得られます。
復習の前に理解は終わっていて、初見ではないので早く思い出して、定着させることが重要です。
そして、勉強の範囲が広くなればなるほど復習は大変になってきます。
勉強で言えば見直しは知識記憶、解きなおしは経験記憶。
復習をする時間と、復習をする内容に合わせて見直しと解きなおしのバランスを考えて取り組みましょう。
気合で全部解きなおしが出来るのはせいぜい定期テストくらいです。
これを受験で試みると圧倒的に時間が足りなくなるので無事に撃沈します。
見直しによる復習でどれだけ解くときと同じようにイメージできるかが重要になってきます。
見直しだけでは不安な問題は必ず解きなおしをする必要がありますが、見直しと解きなおしのバランスを上手く取ることで効率的に脳に対して問題を記憶させることができるか大事になってきます。
2 脳は寝ることで覚えることを整理する
寝る前に暗記物をするの効果的というのは有名な話です。
これは寝てる間に脳が情報を整理するので覚えたいことがあるのであれば睡眠をとることは非常に大切です。
睡眠時間を削って勉強をしても、したつもりになっているのですぐ忘れます。
しかし、寝る前にがっつり暗記ものをすると脳が覚醒してしまうので寝る前には集中しすぎても困ります。
朝から晩までしっかり勉強をして、寝る前は軽くその復習をするようにしましょう。
3 高い集中力を維持する方法
勉強とは結局脳への働きかけになるので、脳をどれだけ元気な状態で使うかということを考えましょう。
集中力は勉強を続けると当然落ちてきます。
疲れて使い切ってしまうと同然回復するのに時間がかかってしまいます。
糖分補給のためによくチョコレートや飴などがいいと言われてます。
休憩と補給をすれば集中力も使い切らずに1日を過ごすことができます。
集中力を保つ手段は
①1時間に1回は休憩を入れる
②糖分補給は定期的に必ずする
③糖分を体の中に回すには血流が大事なので休憩は体を動かす
④学校に通っていると昼ご飯と晩御飯の間で尽きることが多いので部活前・部活中・部活直後は特に補給に注意する
⑤睡眠時間は7~8時間はとる。取れない場合は取れないようにスケジュールを組んでいること・やり方自体がすでに負けていると思うこと。
⑥解説を読むときは気軽に3周で全体把握、4周目あたりからがっつり読む、最初からがっつりは疲れます。
勉強は継続して復習を挟むことで脳に効率的に効きます。
集中力を使い切ってしまうと人間はなかなか帰ってきません。
晩御飯前に尽きて、晩御飯で補給しても吸収して回復するのに2時間~3時間かかります。夜22時くらいに戻ってももう手遅れです。
適度に余力を残して1日を終わり、十分な睡眠で回復をさせて翌日を元気に迎えることが重要です。
4 大事なのはルーティーン化させることと刺激
ルーティーン化
脳が忘れなくなることで最も楽なことがルーティーン化されたものです。
例えば通学路はわかりやすいと思います。
入試の時はまだ1回2回くらいしか学校までの道を通っていないのでどこの駅で降りればいいのか、道はどの角で曲がればいいのかなどを地図を見ながら気を付けないといけません。
しかし入学後に通学が始まると何日かしたら地図を見ながら通うことはなくなります。
これは1日の中で往復すること、平日は毎日通うことによって脳が定期的に入ってくる情報として認識します。
そうなると脳がこの情報はすぐ引き出すことが必要と思って忘れなくなります。
勉強でも覚えなければいけない物、解き方を理解した状態で解けるようにしなければいけない問題なども毎日見る物リストに入れて定期的に見るようにすると楽です。
そういうノートや付箋を用意して、勉強を始める時に必ず見る、勉強机の決まった場所に貼っておくなどして何度も見るようにします。
1カ月もすればいやでもどこらへんにどの問題のことが書いてあったかなどを覚え始めます。
解いて、解説を読んで理解でき、解きなおしがすぐ出来る問題はここまでしなくても大丈夫ですが、どうしても苦手な問題や暗記事項に関しては見ることをルーティーン化させることが一番確実で楽です。
刺激
ルーティーン化とは全く別の事になりますが刺激も必要です。
特に脳の容量を増やすための刺激は必要です。
当たり前にこなせる量というのは個人個人で違います。
脳に対して負荷をかけることによって変化をさせていきます。
人間は慣れてしまうと体感スピードが同じ時間でも感じる時間間隔が変わってきます。
勉強スピードも慣れてしまうとそれ以上の速さで出来る場合でもしようとしなくなります。
スピードだけ速くて理解が伴わない場合は当然意味がありませんが、理解を伴わせながら早く処理しようとすることは大切です。
そのための刺激を時間的圧迫をかけたり、反射的に答える意識を強めたりして与えてみるなどをしましょう。
5 最後は自分に合わせることが大事
世の中にはショートスリーパーと呼ばれる人がいるように睡眠時間が短くても平気な人がいます。
紹介した内容が全ての人に当てはまるわけではありません。
1人1人体調や勉強のレベルにも合わせて変化していきます。
常に同じということはありえません。
複合的にかみ合う人もいます。
あくまでも手段の紹介なのでどうしたらいいかわからない人が実践をしてみるといいと思う事を紹介しまいた。
結局は自分に合うやり方が見つかることが大事です。
時間を決めて生活リズムを固定することができれば効率的に動けるようになる環境は整います。
自分に合ったリズムと方法を修正出来るタイミングで修正もしながら調整できるようになることが勉強の効率化に繋がります。
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