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大学受験 高校2年生が3年生までにできておきたい勉強の習慣と基準

こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。

共通テストまであと1カ月です。

高校2年生は1年後になります。

1年後に共通テストが余裕で解けるようにするためにこの1年間どのようなことができなければならないのかを紹介します。

目次

  1. 英語と数学ⅠAを解いてみよう
  2. 共通テスト英語の点数と分析
  3. 共通テスト数学の点数と分析
  4. 60点以上取れない場合はピンチ
  5. 大学受験の勉強の基準は点数が取れるか取れないか

 

1 英語と数学ⅠAを解いてみよう

実際の過去問や2022年に行われる試験を解いてみましょう。

英語と数学ⅠAは高校2年生のこの時期であれば習っていないということは100%ありません。

解いてみることによって、それぞれの科目に対して理解度と定着度と問題におけるスピードの基準が現時点でどうなのかがわかります。

学校の定期テストでは範囲が狭いので一夜漬けによるごまかしで対応できてしまいます。

記述模試では上から下まで判定を出すために問題の難易度の設定が受験とかけ離れています。

そのため中間層の偏差値の上下が激しく出てしまいます、そしてその中で高い偏差値で自分の状態を見ようとする人が多いので参考になりません。

ですが、過去問は実際に受験で使われた問題なので点数はとても参考になります。

その年に受けていれば、その点数で出願をしなければならないのでとてもシビアです。

まずは解いてみてから1年の勉強の仕方の指針や計画を立ててみましょう。

2 共通テスト英語の点数と分析

点数の取り方で勉強の取り組み方を考えます。

100点

時間も余っている人は問題ないありません、もっと難しい個別入試が解けるように勉強を進めましょう。

時間が余っていない場合はたまたま取れた可能性が高くなるので、読むスピードと本文と選択肢を行き来する回数を減らすためのチェックの仕方などを見直していきましょう。

 

90点~100点

100点を取れる可能性があったにもかかわらず落としている問題がある可能性が高いので、どんな問題で間違いやすいのか、とんな間違え方をしているのかを分析してください。

おそらく文法・解釈的な問題で訳せない文章があるとは思えないので、難易度の問題ではなく、本人の注意力の問題になると思います。

時間対策は10分余らせることができていないのであれば、必要です。

本番はどうしても緊張からと、慎重に解こうとするためいつもの感覚よりも解くスピードは遅くなる傾向があります。

油断していると危険です。

80~90点

この点数帯の場合は、読むスピード、訳し方、設問で聞かれていることに関してそれぞれで課題が残っています。

勉強の方針を変える必要はありませんが、共通テストレベルの英文を読むときに長文のテーマや出題形式にばらつきが出てきていると考える必要があります。

このままほっておくと共通テストよりも難しい長文や問題を解くときに解ける解けないの差が激しくなります。

優しい共通テストレベルの長文で今のうちに苦手なものを把握しておきましょう。

60~80点

大問2個ほど点数を落としているので時間が足りていないか訳し方に問題がある可能性が高いです。

つまり点数の落とし方に注目して考えた場合に、安定して失点をしていかないと70点台にはなりません。

その安定した点数の落とし方が時間制限の関係で落としている場合と、単語熟語文法構文で訳が間違っている場合になります。

このあたりの点数から勉強の仕方を自己分析をして修正をする必要があります。

理解する、身に付ける、実践するの3つの中で雑なところが必ずあります。

しかし本人はしっかりやっているという意識がある可能性があるので、もっと点数が取れる人との違いを客観的に認識する必要があります。

このままだと勉強時間を増やしても全く足りていない状態で納得して自分で勉強を終えてしまいます。

模試などの自己分析をして、勉強した範囲なのに点数が取れていない原因を考えて、どうしたら点数がとれる可能性があったのか考えます。

その結果、勉強した範囲の見直しをする必要が出てきて、より深く細かいところまで理解する勉強に変わっていきます。

60~80点を取る高校2年生は特に勉強の仕方を考え直さないと1年後にとても苦労します。

60点未満

課題をするだけでなく、身に付ける習慣と問題を自力で素早く解く習慣を身に付けましょう。

大学受験は勉強習慣をつけて、基礎を固めて、ある程度の演習をした人達の中で差がつく世界です。

勉強をした状態ででてくる課題ではなく、勉強をしていない状態での課題の方が多い状態だとちゃんとした課題を見つけるのが難しくなります。

高校2年生であっても勉強時間と問題演習が一定の質で継続できていれば共通テストで60点以上の点数を取ることはできます。

継続した勉強ができているのであれば勉強に対しての理解度、継続できていないのであれば時間が大事になってきます。

 

3 共通テスト数学の点数と分析

点数の取り方で勉強の取り組み方を考えます。

100点

時間も余っている人は問題ないありません、もっと難しい個別入試が解けるように勉強を進めましょう。

時間が余っていない場合はたまたま取れた可能性が高く、傾向が変わった問題などでつまずくとすぐに時間オーバーになる可能性があるので解ける問題に対して時間短縮の可能性を探しましょう。

90点~100点

数学の場合は問題の当たりはずれもあるので90点台の場合は間違え方に気を付けておきましょう。

高校2年生の段階でこの点数であれば、十分共通テスト形式の出題に振り回されずに聞かれていることを捉えていると思います。

100点の人と同様にあとは時間短縮ができる方法を探りましょう。

計算方法であったり、問題文の情報の整理だったりと正解はしているけれど回り道をしていたり、書き直しをしていたり余分な時間がかかっている箇所を修正していく必要があります。

 

80~90点

当たりはずれではなく、問題によっては難易度であったり制限時間であったり出題形式によって正解不正解が分かれてくる点数です。

得点の落とし方に注目して取れない分野の勉強を日ごろから意識してみてください。

90点台で安定させるためには、見落としているヒントに気づくように問題文を整理する必要があります。

80点台と90点台では100点を取れる可能性があったかなかったかの差にもなります。

共通テストレベルがOKかそうじゃないかの差になるので80点台になる場合は注意してください。

問題で聞かれていることに対して受け身で解いている場合もあるので、問題ごとにどんなことを聞かれるのかをあらかじめ準備できるように問題ごとに整理しておきましょう。

誘導無しで解くまではいりませんが、どんな誘導問題があるのかを考えておくなどです。

60~80点

問題全てが解ける状態ではなく、時間が足りない人がよく取る点数です。

課題は手が止まっている時間が多い事です。

問題文を読んで、情報を整理して考えやすくするための作業にスピードに課題があります。

悩むための情報を揃えるのですが、書き出したり線を引いたりをしないで頭の中で多くを処理しようとしている人が多い点数帯です。

その他には、公式や定義は使えても理解が不足しています。

式変形まではできるけれど、式の文字の意味や、その文字の実数解が存在する意味などを深く考えていない人も多いです。

文字の数と式の数でどこまで求めることができて、問題で聞かれていることが出せるかどうかの判断が甘い人も多いです。

高校2年生のうちに共通テストレベルの数学で最後まで解ける大問が少ないことに対して、勉強の質として問題1つ1つが何を使って何を求めさせたいのかを考えながら解く視点が足りていません。

習慣は付いていても受験レベルの問題で必要となる公式定義をどう使えば解答まで辿り着けるのかが足りていません。

数学の勉強の基準を1つ上げる必要があります。

定期テストのように似たような問題を覚えていれば点数が取れてしまう勉強から、考えなければ解けない問題に演習レベルを上げましょう。

60点未満

数学ⅠAに関して出来る問題出来ていない問題の差が出来てしまっています。

解ける問題だけでも時間が足りて余ってしまう状態です。

勉強時間も勉強の質も足りていない状態なので、勉強の習慣とよく読むことへの抵抗を無くしましょう。

4 60点以上取れない場合はピンチ

高校2年生の1月の時点で60点以上取れない場合はピンチです。

高校2年生とはいえ英語と数学の2科目くらいは部活をしながらでも勉強についていくことは十分できます。

まだ受験モードになっていなくて勉強をしていないという人もいますが、したところで60点以上を確実取れるような勉強の質である保証もありません。

60点以上を取れるというのは一定の質(注意すべきポイント)をキープをして勉強を継続出来ている場合の1つの基準です。

そして、共通テストや過去のセンター試験での目安となる平均点が60点です。

この点数を超えてようやく大学受験における平均となります。

足りていない場合は高校3年生になった時点から平均的な人よりも多くの時間と高い質を基準に勉強をしなければいけません。

5 大学受験の勉強の基準は点数が取れるか取れないか

勉強の理想と大学受験で点数を取って合格するための勉強は目的が違います。

部活もして、学校の課題もして、予習復習もして成績を真面目に伸ばせる環境の高校はトップの課題・課外が少ない高校か大学受験をメインに考えていない高校だと思います。

大学進学を考えている高校の大半は放課後の時間のわりにかなり多い量を求めます。

今の大学受験で楽に点数を取ろうと思うと一番の手段は暗記です。

問題に対して何を考えてどう求めるのかまで含めた暗記を一定数の問題量をこなすことができれば入試で合格点を取ることができます。

「理解してからの暗記」も「暗記をしてからの理解」もどちらも使いながらどんどん勉強を進めて行くことが大事です。

大学受験を考えている高校2年生は定期テストではなく共通テストで点数が取れるかどうかを考えて勉強の仕方を考え直して、80点を取れるようになったら個別入試の対策に移りましょう。

 

まとめ

高校2年生が高校3年生になるまで残り3カ月で出来ておきたいことは

「共通テストで点数が取れる勉強になっているか確認する」

「継続した勉強時間を確保する」

の2つです。

部活などで勉強時間が取れなくてもべk尿をすれば間に合うと思っている受験生が毎年かなりいます。

大体がまだしてないから解けなくても大丈夫、勉強をしたら取れるはずと考えてそのまま撃沈です。

勉強の質が伴っているかを高校2年生のこの時期に一度確認しておきましょう。

 

 

 

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