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共通テスト対策 問題分析と時間対策の実践をして+100点

こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。

12月になると共通テスト対策がどの学校でも始まります。

対策といっても授業の代わりに問題をとく演習形式ばかりで、各科目で分野ごとに対策をしてくれる学校はほとんどありません。

つまり演習は学校でするけれど、それを活かせるかどうかは受験生に丸投げという状態で12月から共通テスト本番まで突っ走ることになります。

演習を積むということはできても、それ以外は自分たちで考えなければいけない1カ月半が待っています。

基本的に共通テスト形式の参考書、例えば「きめるシリーズ」「短期攻略シリーズ」「各社の実践模試シリーズ」の分野別に問題と解法を暗唱できるレベルでやり込むことになります。

この期間に点数を伸ばすために必要となる考え方を紹介します。

 

目次

  1. 取りたい点数を各科目で決めておく
  2. 取れていない問題の優先順位をつける
  3. 時間配分が必要となる科目はかならず決めておく
  4. 2週間単位で対策を考える
  5. 問題の復習解きなおしは絶対にする

 

1 取りたい点数を各科目で決めておく

共通テストを使う上で目標とする点数を決めておくことは最も大事です。

全科目同じような点数で80%を取ろうとする人が60%取れない受験生に多すぎます。

いわゆる無計画というやつです。

80%を以上を狙う場合3科目は90%以上80%以上を2科目80%未満が2科目というようなバランスで取っている受験生が多いです。

得点バランス

理系であれば

数学1A・2B・物理・化学のうち3科目が90点以上で1科目が80点以上

英語が80点以上

国語と社会がマックス80点と考えて少なくとも70点程度取れれば合計80%以上で安定すると考えておく

文系であれば

英語と歴史と理系基礎科目で90点以上

国語と数学どちらかで80点以上

公民と数学どちらかがマックス80点と考えて少なくとも70点程度取れれば合計80%以上で安定すると考えておく

 

どの科目も均等に勉強をしろと高校の先生は教えがちですが、2次試験科目の事も考えたりしてどの科目を一番頑張れば合計で合格点数に届く可能性が上がるのかを考えて共通テストでも目標となる点数を決めましょう。

2 取れていない問題の優先順位をつける

取りたい点数を決めたら、届いていない科目の点数が多い科目順に優先順位をつけましょう。

遠い科目ほど、時間に対して取れる点数が多いので一番時間効率が良くなります。

2次試験に必要で90点以上取りたい科目が現在80点台で安定している場合でも、共通テストのみの科目で50点しか取れていない科目があるのであればそちらを優先しましょう。

50点だと知識抜けと問題形式への不慣れが原因であることが多いので、対策として短期間で固めて70点まで安定させた方が圧倒的に良いです。

100点まで残り20点と50点では難しい問題の割合も全然違います。

より簡単に点数が取れるところの対策をまずは優先してください。

満遍なく分析をすることは大事ですが、満遍なく対策を取ることはダメです。

より点数が取りやすいところからの対策を優先しましょう。

 

3 時間配分が必要となる科目はかならず決めておく

90点以上取れない科目に関しては時間配分を考えておきましょう。

基本的に10%~15%の時間が余るように最後の大問を解き終わるように決めます。

時間を余らせた状態で目標とする点数まであと10点以内になっているようにしておくのが理想です。

余った時間で時間をかけて2問から3問を確実に拾っていき、目標となる点数に安定させる解き方です。

入試は時間制限があるテストなので、時間を意識しないで間に合わない受験生は必ず時間を意識して解くようにしてください。

間に合わない受験生の大半は解いていると集中して時間を忘れてしまう、丁寧に解いてしまって時間がかかってしまうと言います。

時間制限があるテストで時間を忘れることがまずしてはダメな解き方です。

集中することはいい事ですが、時間を忘れるくらいなら集中しない方が良いです。

丁寧に解くのはいい事ですが、それは自習中にしてください。模試や本番でそれを繰り返すと解ききれずに失敗します。

取りたい点数を決めておけば20点くらいは捨てることができます。

捨て問の判断もできるように問題演習をしてください。

かならず時間に対して取る点数を予測しておきましょう。

4 2週間単位で対策を考える

共通テストの大問は分野ごとに分かれているので対策は分野ごとにするのがやりやすいです。

1つの大問につき2週間単位で対策を立てるようにしましょう。

12月から本番まで6週間あるので、大問3つ対策する時間はあります。

各大問で5点取れるようにすると15点、全科目で考えると105点分になります。

2週間で5点と考えるとかなりのんびりですが、勉強をして、ある程度問題演習をした上で取れない点数の対策になるので、勉強をしたらすぐできるようになると考えない方が良いです。

2週間ずっと苦手分野の問題を繰り返して、何パターンも出題形式と自分の間違え方をインプットをして、周辺情報もきっちり調べつくすことが大事です。

今までの感覚で見直しをしていると変化がないので、余分すぎるかもと思うくらい問題と解き方を反復して、解説の1行1行の意味を理解していくことが大事です。

5 問題の復習解きなおしは絶対にする

毎日行う演習の問題は選択肢全てを含めて復習と解きなおしをしてください。

分野ごとの対策も大事ですが、問題全体の対策も大事です。

新しく通し演習を行うのは時間が足りなくなってしまうため、授業中に解いた問題の復習だけは必ずしてください。

翌日に問題の見直し、土日の時間があるときにもう一度見直し、答えまでの解法が思い出せない問題は解きなおし。

問題冊子に通し番号を付けて、第何回の第何問はどんな問題だったかを思い出せるくらい繰り返せると十分です。

共通テストは時間との勝負です。

素直に問題を読んで、選択肢を見て、考えて解いていては遅いです。

どの分野はどんな問題が出されやすいのか事前に頭に問題をストックしておいて、問題文の情報を元にどの解き方で答えが出せるのかを当てはめる準備が必要です。

一番の最速はその問題を知っている状態です。

難易度の低い問題に対してはできるだけ知っている状態で時間をかけずに解きたいです。

12月以降の問題であれば復習をすると本番までに忘れてしまう可能性は低くなります。

覚えれば覚えるほど本番で役に立つので問題の復習は必ずするようにしましょう。

 

まとめ

全体を問題形式の復習・暗記で固めて思い出す時間を早める、苦手分野はコツコツ1週間で2点3点ずつ2週間で5点確実にしていくように対策をしましょう。

まとめて点数を上げようとすると失敗するので、どこまで点数の取り方、取りこぼし方を細かく考えて対策ができるかが勝負です。

大雑把に考えていては点数は伸びません。

どの業界もできる人はどこまでも可能性を考えて保険をかけて物事を進めます。

共通テスト対策も同じです。一度解いた問題はどこまでも解法を考えてあてはめて方法論を把握しておきましょう。

予想外の問題がでてもみんなも解けないので捨て問にすることができれば確実に点数を確保できるようになってきます。

 

 

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