こんにちは、武田塾小牧校校舎長の松尾です。
自分が名古屋大学工学部機械工学科を受験した時の紹介をします。
大阪の清教学園に高校から入学。
高校3年生の時は前期 名古屋大学工学部機械航空工学科受験→不合格 後期 横浜国立大学工学部→不合格
浪人→駿台難波→前期 名古屋大学工学部機械航空工学科合格、慶応義塾大学理工学部、同志社大学理工学部、日本大学理工学部航空宇宙工学科合格
高校のころからの勉強のやり方と考え方を短くまとめたいと思います。
目次
1 高校の英語の勉強
高校は特に課題に追われることが一切なかった学校だったので勉強をするときは必要と感じた時とテスト前のみでした。
陸上部に所属していて中高一貫校でグランドが平日1日しか使えませんでしたので、筋トレが多くなり基本筋肉痛と生きていて、ひどいときは1日5食くらい食べてました。
授業の予習は英語の長文に関しては、意味・使い方がわからない単語は全て紙辞書で調べていました。
最初のころは日本語訳をちゃんと作っていましたが、だんだんめんどくさくなってきたので最後の方は単語だけ調べて、授業で当てられたらその場で訳を作るだけになりました。
その場で作った訳を先生が訂正して、教えてくれたのでとてもいい授業になっていました。
今思えば初見の英文をその場で意味合いを捉えるいい練習になっていたかもしれません。
2 高校の理系科目の勉強
数学と物理と化学に関して課題はあってないような感じで、提出日の朝に気づいて、夕方に出してもOKな状態でした。
この3科目は特に授業をよく寝ていたので態度はダメなんですけど、授業内容を確認してまずいと思ったら自分で参考書・問題集を何周もしていました。
自分で解法が先生よりも先読みできないと思ったら、参考書・問題集で自分で解いていく。
結果的にこれが良かったのか、たまに模試でいい点数を取ったりして、高い時は数学で学年で3番・大阪府で60番・全国偏差値で75くらいでたことがあります。
部活人間だったので勉強をするなら、その時間内で楽に成績が上がって、自分がしたいことの時間を減らしたくないと思っていました。
課題は答えがイメージできる立式まではして、計算は時間があるときくらいしかしてませんでした。
計算ミスは昔から少ない方だったので、適当に何個か写すときに間違えを入れてました。
自分のしたいことに時間と体力を使いたいので基本的にこのような勉強姿勢でした。
3 受験勉強開始 7月
6月終盤の近畿地区インターハイ予選で3位に入れず予選落ちをして部活引退でした。
野球部は普通に7月の予選までしていましたが、ラグビー部とかサッカー部とか内部生は特に3月末で引退をして、受験モードになっていました。
自分は勉強よりもスポーツの方が大事でしたので、最後まできっちりやり切れてよかったと思っています。
3月に肉離れをしましたが6月頭の大阪大会で八種競技で3位になったので、練習に対して一定の結果が出た形でした。
スタートが遅かったのと、塾・予備校に通わずに全て自力でしていたのでセンター試験では71%と名古屋大学のボーダーには届かず2次突っ込んで終わりました。
今現在武田塾で働いていて、カリキュラムの構成や勉強の仕方や対策の必要性を考えるとセンター試験レベルまでしか間に合わなかったのかなと思います。
4 浪人は集団授業の駿台予備校 難関大理系コース
宅浪する気でいましたが、親に無理やり放り込まれました。
最初の授業は大阪府立大学の過去問だった記憶があります。スタートからレベル高いなという印象です。
現役時の勉強ではセンター試験で点数を取らないといけないと思っていたので、センター試験レベルの問題演習が多かったです。
センター試験が終わってから2次試験の勉強を始めて、2次試験を経験したことによって、必要なレベルの考え方に刺激が入りました。
特に数学は自分で誘導を考えないと記述問題は解けない思い始めました。
駿台の授業は基本全て予習(自力で解けるかどうか)をして、解けなかった問題のみ授業に参加をしていました。
全ての授業には参加はしてません、特に9月以降は自習室にいる時間の方が長かったです。
6月の記述模試で名古屋大学の機械航空はA判定、東大理Ⅰ類はC判定まで出ましたが7月に過去問に入って盛大に撃沈しました。
記述模試と過去問のレベルが違いすぎて、7月からは危機感しかありませんでした。
ひたすら旧帝の過去問を解く日々が最後まで続きました。
11月の駿台名大模試では結果がでて、上位何名かの名前が載るところにも入ったので、過去問演習は非常に有効に効いたと思います。
名古屋大学だけで10年くらいは解きました。それより前は数学の範囲が自分の時と違う分野が出ていたため辞めました。
他の旧帝も3年分は漁ったと思います。
面談は7月に1回、本番前に受験校の確認1回の2回だけで時間は3分もなかったくらいです。
おそらく、手のかからない生徒だったとは思います。
合格報告は面談ではなく自分から行きました、合格体験記を書いて500円分の図書カードかクオカードが家に届いたと思います。
5 受験全体を振り返って
昔から勉強は嫌いなので勉強をするときは必要性を感じて自分からすることが多かったです。
しかし、さすがに受験時は成績を上げないと意味がない時期だったのでしました。
時間はかけたくないので、どんな問題が出るのかを先に考えてから勉強をするタイプだったので効率的な方だったのかなと思います。
勉強はボールペンでしていて、全ての過程が残っていたので復習はしやすかったです。
勉強の仕上げについては本番で経験して、足りないことに気づいたので、部活引退が4月でも現役では間に合わなかったと思います。
武田塾ではこの問題に対する仕上げに関して、毎週受験レベルで求められるので、当時武田塾があれば非常に勉強基準はわかりやすく、間に合っただろうなとは思いました。
勉強時間について
浪人中ものすごくきっちりしてました。
今でも覚えていますが、駿台予備校に通う平日は7時41分の電車に乗って、帰りは21時26分の電車に乗って帰る。
通学で15分×4歩いていたのでほどよい運動にもなっていました。
そして0時には寝て7時までには起きていました。
土日は8時間は寝て家で休憩込みで13時間前後は予習や復習に使っていました。
それでも21時間なので3時間は自由な時間が取れるわけで、1時間は必ずゲームやピアノをして遊んでいました。ニンジンがないと勉強しません。
さすがに2月は予備校にもいかず家で15時間弱は勉強をしていた記憶はあります。
睡眠時間の確保と生活リズムの固定ができていたから勉強時間を容易に確保することができました。
自分が今でも健康的過ぎて、武田塾に通う生徒もそうだろうっと思っていたら結構夜更かしをして、睡眠時間を削っている人が多くてびっくりしています。
戦う前から負け戦過ぎて信じられないのですが、まずは生活リズムと食生活から整えるように指導をしています。
やればできるんだったら、やる環境を整えてやれというだけです。
当然ながら、受験生はみんな勉強をしているので、普通に勉強をしていたら出し抜けません。
どうしたら自分にとって効果的で、効率的なのかを考えて勉強をすることが大事です。
武田塾の勉強方法と復習の考え方、個別指導中に求める説明はとても効果的です。
カリキュラムの問題集が多いと言われることが多いですが、正直自分の受験生の時と比べれば普通に少ないです。
しかし、理解して自力解答ができて、説明ができるまで仕上げると、この量で問題なく名古屋大学は合格できるなと思っています。
それくらい効率的なルートになっていると思って指導しています。
簡単にでしたが、自分の高校の時と浪人生の時の受験の紹介でした。
勉強はあくまで手段なので、どう使って志望校に合格して、大学で学びたいことを学んで、卒業後を生きるかを考えるのが良いと思います。
モチベーションが高い生徒ほど、そこまで考えている人が多いです。
自分の場合は大学受験の勉強をしながら、そういう考え方や数式で証明ができるのかと面白がっていた部分があるので、こういう変わった人もたまにいます。結果的にそれが知的好奇心を動かしたので良かったと思います。
色々な考え方はありますが、一つの参考になればと思います。
武田塾小牧校には小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。
スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。
自分のチェックが甘いんじゃないか、自分ではできたつもりだったのに、自分では早いつもりだけど実際は遅い?と思ったり、小牧市内の集団授業塾・個別指導塾・1対複数の個別指導塾についてお悩みでしたらお気軽に受験相談や無料の体験特訓にお申込みください。
無料で武田塾の勉強法を学べる!
武田塾では『無料受験相談』を実施しております。
- 志望校に逆転合格する勉強法
- あなたにぴったりの参考書紹介
- 武田塾の詳細や料金説明など
入塾義務はございませんので、お気軽にお近くの武田塾までお問合せください。