こんにちは。武田塾小牧校です。
今回は料理のプロと呼ばれる管理栄養士の仕事の内容や資格取得の方法について解説します。
目次
管理栄養士のお仕事
管理栄養士は学校・病院・福祉施設・一般企業などで活躍しています。
学校では、給食の献立の作成や食育の指導などを行っています。
病院では、患者さんが安全かつ楽しく食事するために一人一人の病状などに合わせた献立の作成や調理を行っています。医師・看護師・薬剤師などで構成される「NST」と呼ばれる医療チームでは栄養面での中心的役割を果たします。
福祉施設では、介護施設などで生活する献立の作成や調理方法などの食事の用意をしています。
一般企業では、飲食店でのメニュー開発やお菓子などの新商品開発などを行っています。
管理栄養士になるには?
管理栄養士になるには、まずは栄養士の免許を取得しなくてはなりません。
管理栄養士養成課程、または栄養士養成課程のある大学・短期大学・専門学校のいずれかへ入学し、卒業資格を獲得後に都道府県知事の許可を得て『栄養士』になれます。
その後、管理栄養士国家試験に合格後、厚生労働大臣の許可を得て『管理栄養士』になれます。
栄養士と管理栄養士の違い
管理栄養士と栄養士は、「サポートをする相手」が異なります。
栄養士は、健康な人を対象として食事の管理や栄養指導を中心としています。
一方で管理栄養士は、栄養士の業務に加えて病院での患者さんや老人ホームでの栄養指導に加え子どもたちの健康面を支えます。つまり、栄養指導をすることで健康面により影響がでやすい方に向けてサポートします。
どちらもとても大切な職業ですが、栄養系の職業に就きたいと考えているならより仕事の幅が広がる管理栄養士を目指してみてはいかがでしょうか。
愛知県内の管理栄養士養成課程のある大学
愛知県内にある管理栄養士を目指せる大学は14校あります。
共学の大学は名古屋学芸大学、愛知学院大学、淑徳大学、東海学園大学、中部大学など。
女子だけの大学は椙山女学園大学、金城学院大学、名古屋女子大学などがあります。
愛知県内の管理栄養士を目指せる大学は、化学基礎や生物基礎が受験科目となっている大学が多いため、文系でも入学可能となっています。
最後に
この記事を読んで少しでも管理栄養士について理解してもらえたでしょうか。また、少しでも興味を持ってもらえたでしょうか。
管理栄養士は人々の健康を支える大切な職業です。
「栄養に興味がある」・「料理が好き」など目指すきっかけは様々あると思います。この記事が管理栄養士を目指すきっかけの一部になることができたらとても嬉しいです。
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