こんにちは。武田塾小牧校講師のFです。
今回は東海地方の国立大学である、静岡大学、三重大学、岐阜大学について、難易度や入試の配点の違いからどの大学を選べばいいのかについてアドバイスをしていきたいと思います。
※工学部のみで比較していきます。
この3校は志望校だけど工学部以外を志望している、、、という方はまた別の記事で紹介していきますのでお待ちください。
目次
岐阜大学、三重大学、静岡大学
各大学の学科編成
まず初めに、各大学の設置している学科は以下の通りです。
①岐阜大学工学部
社会基盤工学科・機械工学科・化学生命工学科・電気電子情報工学科
②三重大学工学部
総合工学・機械工学・電気電子工学・応用化学・建築学・情報工学
③静岡大学工学部
機械工学科・電気電子工学科・化学バイオ工学科・電子物質工学科・数理システム工学科
さらに、どんな研究を行っているのか、それに関しても違いがあります。
各学科の詳しい説明はまたおいおい別の記事で説明していきたいと思いますが、待ちきれない!詳しく知りたい!という方は各大学のHPをご覧ください。
静岡大学工学部 http://www.eng.shizuoka.ac.jp/
三重大学工学部 http://www.eng.mie-u.ac.jp/
岐阜大学工学部 http://www.eng.gifu-u.ac.jp/
1次、2次試験の配点の違い(前期)
静岡大学 1次:700点 2次:1000点 (2次配点比率:59%)
三重大学 1次:550点 2次:500点 (2次配点比率:48%)
岐阜大学 1次:500点 2次:1000点 (2次配点比率:67%)
このことから、三重大学ではやや1次試験の、静岡大学と岐阜大学では2次試験の配点の割合が大きいことが分かります。
なので、1次試験が得意な人は三重大学を、2次試験の記述形式で特に理系科目が得意な人には静岡大学、もしくは岐阜大学を、志望大学にすることをお勧めします。
科目の配点の違い
静岡大学 1次…やや社会科目の配点比が高い 2次…数学、理科の配点比が高い
三重大学 1次…英語の配点比が高い 2次…数学の配点比がやや高い
岐阜大学 1次…素点との配点比の違いはなし 2次…数学、理科の配点比が高い
※二次試験は学科によって物理または化学の選択可、三重大学は二次試験に英語は出題されない
このことから、科目によって割く勉強時間の違いが分かります!
志望理由
ちなみに僕が受験生のころの友人は二次の英語が苦手すぎるからという理由で三重大学の工学部を志望していました。
志望校決定の理由は人それぞれだと思います。
自分のやりたいことができる大学。自分の得意・不得意科目が一致している大学。どんな理由であれ自分が行きたいと思える大学を見つけることは大事なことです。
ただ、その大学が自分に合っているか、本当に自分の行きたい大学かどうかを、出願する前によく調べてみてください。
勉強、受験はあなたの人生を左右するものですから、どういう勉強法を選択するかは慎重に、ぜひ慎重に選んでほしいです。
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