こんにちは!武田塾小牧校講師のOです。
ここ最近雨の日が続きますね。雨の日は駅まで歩かないといけないのが不便です。
さて、今日のテーマは「梅雨」です。
梅雨とは
春から夏の季節の変わり目に太平洋高気圧が活性化します。この際に気団がぶつかり合って、雨や曇りの日が多くなります。この雨や曇りの多い期間のことを「梅雨」といいます。
つなみに、梅雨は日本では北海道以外で起こります。逆に言うと北海道では起きないんですね。
梅雨が起こるメカニズム
(図は https://style.nikkei.com/article/DGXKZO87966530R10C15A6W12001/ より)
大陸や海の上に空気がとどまると、温度や湿度が似た「気団」という空気のかたまりができます。気団同士がぶつかると、それぞれは交じり合わず、押し合って移動したりします。ここで、気団同士が接触している面の事を「前線面」といいます。その「前線面」が地表と交わって接している線を「前線」といいます。
この時期、日本の北には、冷たい「オホーツク海気団(オホーツク海高気圧)」が、南には暖かくてしめった「小笠原気団(太平洋高気圧)」がとどまっています。日本は冬から春にかけてオホーツク海気団が優勢なのですが、夏が近づくにつれて小笠原気団が入れかわろうとします。この時、2つの気団の間にできるのがお馴染みの「梅雨前線」です。
2つの気団は勢力がほぼ同じなため、約1か月日本にとどまります。すなわち、約1か月もの間ずっとおしくらまんじゅうをしてるってことです。大変ですね。
「梅雨」という語の由来
「梅雨」の由来は「梅雨の時期は梅の実が熟すころであるから」や「湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じた」という説、「「毎」日のように雨が降るから「梅」という字が当てられた」といった説があります。
由来がたくさんあるんだなあ、って思うこともできますし、なぜ由来がこのように複数も説があるのかも気になるところですね。
さて、7月にもなり、もう少しで梅雨も終わります。梅雨が終わるとやってくるものは・・・
そう、「台風」ですね。嵐にも負けず勉強頑張っていきましょう!
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