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夏至とそれに関わる用語の解説

こんにちは!武田塾小牧校の講師Sです。

最近、昼が暑いなーと思っていると朝晩冷える日が続いていますね… そんな中でも、だんだん日が長くなってきて、19時を過ぎても明るさが残っており、少しずつ夏を感じるようになってきました。

さて、今日は1年の中で最も昼が長い日(=夏至)についてお話していきたいと思います!

夏至とは??

いきなりどうして夏至の話をするんだ??と思ったかもしれませんね(笑) 

実は今週土曜日(6/22)が2019年の夏至なのです。 毎年6月21日の前後は1年の内で最も日の出から日の入りまでの時間が長くなり、この日を‘夏至’と一般的に呼んでいます。

本来の定義としては、『太陽が夏至点を通過する時刻』を夏至と捉えるそうです。また、夏至~小暑までの期間全体を‘夏至’と呼ぶこともあるそうです。

 

夏至点??小暑?? 夏至に関わる用語の解説

ちょっと待って、夏至点ってなに?? 小暑なんて聞いたことないよ!!という話になりますよね。

まず夏至点から解説していきます。

夏至点があることから何となく察した人もいるとは思いますが、冬至点もあります。

1年に2回、赤道と黄道の距離が最も離れる時、またはその時の太陽の位置を‘至点’と呼びます。黄道とは、地球から見た太陽の通り道でのことです。

地球は自転と公転を同時に行っていて、公転では太陽に向く場所(=公転面)が自転軸に対して傾いているという内容は小学校で習ったと思います。↓↓みたいな図を見たことがありますよね??

自転

もし地球が自転・公転ともに同じ傾きで回っていれば、赤道と黄道は常に重なるはずです。しかし、傾きが存在するためにズレる場合が生じます。(ちなみに、重なった日が春分・秋分の日です。) このズレが最も大きくなった時が「至点」で、これにより北半球が太陽に近づいていれば「夏至点」、南半球が太陽に近づいていれば「冬至点」となるわけです。(厳密には少し異なりますが、天体用語だらけになって収拾がつかなそうなので、これくらいにします…)

小暑とはどういう意味?

簡単に言ってしまえば、“二十四節気の第11番目”です。

と、これでは解説にならないので、二十四節気とは何なのか、説明していきますね。

二十四節気の歴史は古く、紀元前3~6世紀ごろに、季節を春夏秋冬の4等分するための基準として考案されたもので、暦の一種とも言えます。当時、月の満ち欠けに基づく太陰暦が用いられていましたが、日付が太陽の位置とは無関係に定まり、暦と四季の間に誤差が生じて特に農業や漁業で不便な場合がありました。

そして二十四という言葉からわかる通り、1年を24分割して太陰暦の1月初めにあたる‘立春’を‘1番目’として数えています。この11番目が小暑であり、2019年は7月7日にあたります。つまり、2019年は6月22日から7月7日までの16日間も夏至と呼ぶことができるわけですね。

 

また、小暑と同様に夏至は“二十四節気の第10番目”と表現することができます。先ほど《二十四節気は紀元前3~6世紀ごろに考案された》と書きましたが、定められたのはあくまで一部分であり、以降少しずつバージョンアップしながら現在の形になったそうです。そして最初に定められたのは、“二至二分”つまり夏至・冬至・春分・秋分であったと考えられています。日の長さというのは基準としてわかりやすかったのかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は触れませんでしたが、冬至の時にゆず湯に入るように夏至にも風習があったりと、歴史が古いぶんだけいろいろな情報がありました。気になった方は、ぜひ調べてみて下さいね!!  次回の更新もお楽しみに!!

【参考画像】https://museum.seiko.co.jp/kids/know/nature_01.htmlより引用しました。

 

 

○6月19日は何の日??

1846年の今日は、公式な記録に残る史上初の野球の試合が行われた日でベースボール記念日とされています。野球観戦が大好きなので、今回はこれを選びました(笑)  先日も大谷翔平選手がメジャーリーグの日本人選手として初めてサイクルヒットを達成したり、田中将大選手がヤンキースのチームとしての今シーズン初完投を10奪三振&完封勝利で飾ったりと、メジャーリーグでの日本人の活躍が目立ちますね!! 今後も注目していきたいと思います。

 

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