一問一答って本当に万能？？武田塾教務がかたる

こんにちは‼国分寺校です！

今日は社会科目の一問一答についてお話しします！！

文系で一問一答を使う人は多いと思います！！

難関大学に合格した人から「一問一答だけで合格した！」なんて話も聞いたことがあるのではないでしょうか？？

本当に一問一答だけで合格できるのでしょうか？？

一問一答でどこまで有効なの？？

社会科目の一問一答は、いわゆるクイズ形式の問題集です！

社会科目に関わる語彙の説明が左側にあり、右側には語彙が赤字で隠されているものですね！！

この手の参考書の効果としては、基本的な語彙から応用的な語彙までを一気に暗記することが期待できます！！

勉強方法も極めて単純で、赤シートで隠しながら単語を覚える要領で、ザクザク暗記していくだけです！！

語彙が短期間で暗記できるため、標準的な模試などではある程度の得点をとることが期待できるでしょう！！

ただし、この参考書だけでとれる得点には限界があります！

センター試験レベルだと80点付近が限界だと言われています！

なぜ、網羅的にハイレベルな知識が載っているのに得点に限界があるのか？？

それは、「問題形式」にあります！

地歴科目の問題形式にはいくつか種類があります！

大きく分けると・・

１つが、四択問題です！

これはわかりやすいですね！選択肢が４つあって正しいものを選ぶタイプです！

2つ目が、正誤判定です！

文章が４つあり、正しいことを記述してる選択肢を選ぶものです！これはけっこう苦手な人が多い印象ですね！

3つ目が、並び替えです！

歴史や時事などの因果関係を正しい順番に並び替えるタイプです！これもニガテな人が多いですね！

4つ目が、図示問題です！

地図や絵画などを用いて問われる選択問題ですね！これは問われる幅が広いのでこの中にもさまざまな種類があります！

5つ目が、論述問題です！

イメージがつきやすいと思います！200字などで歴史・時事を論述するものです！！非常にニガテ意識のある人が多いと思います！

さてこの中で一問一答で対応できる問題がいくつあると思いますか？？

正解は、２つです！！

四択問題と図示問題です！

ほかの出題形式は正直一問一答では対応が難しいです！！

かなり器用な人であれば、正誤判定もいけることはありますが、正直そこまでしなくてもほかに対応できる参考書はあります！！

なので志望校の問題によっては、どの出題が出るかによって対策すべき参考書が異なります！！

四択問題が多い大学であれば、一問一答だけでも最悪合格できますが、四択問題の難易度は上記の出題形式のなかでもかなり平易な分類になるので、大学のレベルはそこまで高くない傾向があります！

逆にレベルの高い難関大学は、正誤判定・図示問題・論述問題が圧倒的に多いです！！

これらは対策に時間が相当かかり、勉強法も工夫が必要なため難関大学もこの出題形式を好む傾向にあります！！

なので一問一答ばかりやっていても、模試はできても、過去問は50%－６０％しかとれないということになりかねません！

ではこれらの出題形式に対応するにはどういう勉強が効果的なのでしょうか？？

次回はこれらの出題形式に対応するための学習法をまとめていきたいと思います！！