こんにちは!
偏差値30からの逆転合格でおなじみの武田塾小岩校、森山です!
共通テストまで残り80日を切り、第一志望合格のために過去問を開始し始めたところでしょう。
どうですか? 過去問は解けていますか?
過去問を解くときの目安としてよく言われるのは、
合格最低点+10%
このレベルまで仕上げれば、本番も自信を持って対応できるというものです。
ただし、初めて解く過去問が合格点に届かないからと言って落ち込む必要はありません。
過去問を実施する意味は、志望校の出題傾向に対して、自分に足りていないものは何なのかを知ることにあります。
解いたうえで、復習し、合格点まで実力を高めましょう!
前段が長くなりましたが、ここから本題です。
志望校に対して、すべり止めはどういう風に選べばいいのか。
結論から言います
すべり止めは、第一志望より2ランク下を選べ!
こう言い切ってしまうと過激な感じもしますが、、、
すべり止めの役割は、第一志望を受験する時に、心の余裕を作るためです。
この考え方は、第一志望のテストに平常心で向かうためにも、浪人することになった場合のことを考えても重要なものです。
受ける大学を、三つにグルーピングする!
これは、大学受験を戦うために必要な考え方です。
どういうことかと言いますと、
①チャレンジ校 実力の120%を出して受かる
②実力相応校 実力の90~100%を出して受かる
③すべり止め 実力の70~90%を出して受かる
というように、受けたいなと考えている大学を振り分けていく必要があるということです。
これだけではざっくりとしすぎですので、具体的に見ていきましょう。
第一志望が早稲田大学、11月の時点ではまだ実力が足りない
このような受験生の場合は、
①早稲田大学 3学部出願
②GMARCH 関関同立 4学部出願
③日東駒専 成成明学 3学部出願(センター利用)
合計10学部の出願
上記のように考えることがセオリーとなります。
テーマで言い切ったように、すべり止めは2ランク下を受けるべきと言ったのは、
現役生であれば、まだこの時期、第一志望に余裕で合格する実力を持っている人は希です。
そのため、第一志望の大学がチャレンジ校の位置にある人がほとんどです。
では、浪人生や現役生で、第一志望に余裕を持っている人はどうすればいいのでしょうか?
第一志望慶應義塾大学、余裕のある浪人生&現役生
仮に余裕があるとしても、受験は魔物です。
細心の注意を払うことが必要です。
①慶應義塾大学のより高い偏差値の学部 1~2学部
②慶應義塾大学 3~4学部
③GMARCH 関関同立 3~4学部(センター利用)
同じ大学であれば、問題傾向も似ていることがほとんどです。
そのため、他の学部の併願を増やしていくことも考えましょう。
かつ、1ランク下をすべり止めとしつつ、不安であれば日東駒専も視野に入れると良いでしょう。
※入試制度変更に伴い、2021年の入試は倍率を考えると難化すると考えられています。
そのため、余裕がある場合でも、2ランク下を見ておくことをお薦めします。
10学部も出願するの!?
上記の文章を読んで、そう感じられた方もいらっしゃると思います。
一学部2万円~3万円ほど。かけることの10学部は大金です。
※ただし、大学によっては学部の併願で割引が効く制度もありますので、上手く利用していきましょう!
浪人してでも第一志望以外にはいかない、という方以外はこの数程度うけることが必要です。
大学受験は甘くはありません
大学受験は甘くはありません。
二度言いましたが、これは毎年の受験生を見て、私自身の体験をもとにしても心から言っておきます。
高校入試は地区大会ですが、大学入試は全国大会です。
慎重を期して過ぎることはありません。
第一志望をめざして頑張っている受験生の皆さんには、すこしばかり耳の痛い話になったかもしれませんが、すべり止めは、
第一志望に受かるために、作り出すものです
第一志望校に受かるためにも、正しい受験校選びを実施しましょう!