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【山内先生のブログ】小論文はどのように書けばいいのか

皆さんこんにちは。

武田塾甲府校講師の山内です。

今日は富士山で雪が降ったそうです。

まだ9月なのにびっくりしますね。

着実に秋は深まって冬が近づいてきています。

が受験生の頃は涼しくなるにつれて

自分自身の焦りが大きくなっていました。

受験生は不安だと思いますがみんな不安です。

自分が今までやってきていることを信じて

これからも気を抜かずに

受験に向けて勉強を頑張りましょう。

今日は小論文についてお話しようと思います。

推薦が決まって小論文があるとか

受験する大学が段々と絞り込まれてきて

受験科目に小論文があるけど

どう対策すればいいのかわからない

というひとも多いと思います。

そもそも小論文とはなにか

まず小論文というのは

作文とは大きく違います。

作文は自分の経験や体験を書くものですが

小論文は「論文」なので理論的で建設的な文章を

書かなければいけません。

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このように言われるととても難しく

感じるかもしれませんが

コツさえつかめばそう難しくはありません。

小論文を書くコツ

まず理論的で建設的な文章を書くには

文章の構成と文のつながりがとても大切です。

文章の構成は序論・本論・結論というのは

聞いたことがあると思います。

このように書くことで読み手にとって

読みやすい文章になります。

また、文のつながりを分かりやすくするために

文の前に必ず接続詞などのつなぎことばを

入れるようにするといいでしょう。

そして長い文は主張がどこにあるのか

伝わりづらくてとても読みづらいです。

そのような文章は短く切って

つなぎことばでつなげましょう。

出来る限り短い文を書くことが

わかりやすい小論文を書くポイントです。

小論文では話が脱線して最初と最後で

全く違うことを書いていた

という事がよくあります。

文と文のつながりを意識することによって

これを防ぐこともできます。

小論文を書くために一番大切なこと

しかし小論文を書く前に問題文や資料を

正確に読み取る力が必要です。

問題文で何を聞かれているのか、

自分は何をこたえればいいのかを把握しないと

外れな文章になってしまいます。

まずはここをしっかりと把握しましょう。

小論文の中身の決め方

文章の中身はまずテーマに対して

自分の意見を決めましょう。

様々なテーマで出題されますが社会問題と

結びつけることの出来るテーマがほとんどです。

小論文は論じる必要があるので

与えられたテーマについて

現在は問題があると考えます。

そしてその理由・根拠を考えてそれを

未来に向けてどのように改善していくか

という思考で考えるととても書きやすくなります。

どのように課題を解決するかという事が

伝わる文章を書きましょう。

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この時に根拠や理由は出来る限り

自分の経験・体験は

書かないようにしましょう。

経験などは誰もが知っているものではなく

論理的なものではありません。

それを例に出されても「そんなん知らんがな」

となってしまいます。みんなが知っている

もしくは客観的な媒体の文章

(ニュースなど)が良いでしょう。

そのために自分の受ける学部学科に関する話題や

ニュースはしっかりと見ておくと良いです。

また、普段からニュースに

目を通しておくと

思わぬところで小論文に

取り入れることができるかもしれません。

小論文は何回も何回も書き直して上達します。

そして話が脱線しないように必ず

一文書いたら確認をしましょう。

こまめに確認することが一番の上達方法です。

以上のことを意識しながら

書く練習をしてみましょう!

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