皆さん、こんにちは。武田塾甲府校のMです。
「受験の夏」 そう言われてきた今年の夏が
いよいよ終わりに近づいてきました。
焦る気持ちが徐々に出てくる時期に差し掛かっていますが、
今は目の前にある自分のするべきことを着実にこなしていきましょう。
さてさて本日お話するのは、そんな受験生の人にも
必見の「時間管理術」です。 受験勉強において何よりも大切なのは、
勉強に対する「時間」の使い方です。
「もっとこの科目に時間をかけておけば…。」 と
思う生徒さんも数多くいると思います。
しかし「勉強時間を多く確保すればそれに比例して成績が伸びるのか」
というと、そうではありません。 勉強にかける「時間」に
加えて重要であるのは、勉強に対する「集中力」です。
成績を向上するためには、勉強に対して 「時間」 × 「集中力」
この二つが掛け合わさることで、初めて「質の良い勉強」ができていると思います。
しかし人間という生き物は、長時間の間に1つの物事に
集中するのは難しい生き物です。 皆さんもこのような
経験をしたことがないでしょうか。 1つの科目について
5時間連続で勉強をしたのにも関わらず、あまり点数が取れなかった。
この場合、実は集中している時間は最初の15分度の時間です。
それ以外の残りの時間は集中力が欠けてしまうため、
記憶の定着は曖昧となってしまいます。
つまり、残り9割以上の時間は「勉強のフリをした時間」という、
無駄な時間が発生していることになっています。
非常に勿体無いと思いませんか? このような「勉強をしたフリ」と
いった無駄な時間を生み出さないように、世界各国の
人達が使っている時間管理術の1つとして「ポモドーロ・テクニック」と
いうものが存在します。
このポモドーロ・テクニック具体的な手順として、
ステップ1:実行するタスクを決める。
ステップ2:タイマーを25分に設定。
ステップ3:タイマーが鳴るまでタスクを行う。
ステップ4:タイマーが鳴ったら作業を終了し、
「今日やること」シートにチェックマークを付ける。
ステップ5:5分間の休憩を取る。
(その際、深呼吸したり、瞑想したり、コーヒーを飲むなど、
仕事とはまったく関係のないことをして脳を休ませる。)
ステップ6:ポモドーロを4回した後に長い休憩(20〜30分)を取る
(次のポモドーロで新しいタスクができるように完全に脳を休ませる)。
すごく簡単そうに見えませんか? 「たった25分!?」と思うかもしれませんが、
この25分間はどんな状況であっても他のことをしてはいけません。
他のことに意識が向いてしまった瞬間にこのテクニックは無効化されてしまいます。
よって、このテクニックはかなりストイックでなければ達成することは難しいのです。
そのため頓挫することは前提にあります。
なので、もし挑戦をして失敗してしまったとしても、
「次の時にはきっとうまくいく」というように前向きに
意識を持って取り組むことがいいとされています。
皆さんの受験勉強がより質の高いものになるためにも、
この「ポモドーロ・テクニック」を一度活用してみてはいかがですか?
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