こんにちは。
武田塾北浦和校です。
おすすめの武田塾チャンネルの紹介コーナーです!
今回の動画はこれ!
古文読解の取り組み方!
古文について誤解していませんか??
タイトルの通り、
全文きっちり訳せる必要は
ないのです。
①勉強する単語量を考えてみよう
英単語は共通テストレベルなら
1200個までなど、四桁を下ることは
ないのでしょうが、古文単語は
400語弱。差は歴然です。
つまり、入試問題で知らない単語に
出くわす可能性は英語に比べて
かなり高い、ということです。
したがって全て完璧に訳す、
というのがそもそも目的ではない
と言えます。
ですから、訳すという感覚はまず
一旦置いておきましょう。
※ただし、東大は除く。
②書かれていないことを補う!!
古文はそのまま訳したところであまり
効果がない、という話はもうひとつ
根拠があります。それは
省略が多いから、ということです。
例題
「… 一日、左門、同じ里の何某が許に訪ひて、
いにしへ今の物がたりして興ある時に、
壁を隔てて人の痛楚(くるし)む声いともあはれに
聞えければ、主に尋ぬるに、主答ふ。…」
前半部分は
左門が同じ里の人のところで楽しく喋っている時に、
程度で構いません。
※「物がたり」がおしゃべりなのは古文単語の
知識でできますからね!
後半部分が肝心。壁を隔ててということは
隣の部屋ということです。
また「尋ぬる」の主語はなんですか?
このように文章序盤から
書かれていないことを読み取ったり、
省略を補ったりすることで、
場面をはっきり掴むことができます。
※出典はこちらの参考書の
学習院大学経済学部の問題でした。
古文読解の勉強でやるべきこと
さて、古文への意識をお伝えしたあとは
具体的に勉強法のご紹介です。
①きちんとした訳<あらすじ
先ほど触れたように
厳密な訳は要らないので、
適度に情報を補いながら、
その文章を読んだ後に
あらすじが浮かぶかどうか
を確認してみましょう。
ここでいう「あらすじ」とは
登場人物・場所などです。
武田塾の古文のカリキュラムで最初に
取り組む参考書に
「こわくない 古文・漢文」
があります。
これは高校入試用の教材ですが、
それでも使用しているのには理由があります。
それは場面を漫画形式で
示してくれているから!
場面が分かると問いも解けるよ!
というメッセージが伝わってきますね。
今からこのテキストをやれるかどうかは
状況に拠りますが、大事なのはあらすじ理解だ
という意識を持ってもらえればいいです。
②古文の世界に慣れよう
もちろん、演習量が必要です。
いくつか目的があるなかで、
古文常識に触れて欲しい、
というのがあります。
省略を補う際に、ここまで一切出てこなかった
神が急に登場してくるなんてことも。
これは当時の人々の感覚が
理解できていないと想像つきませんね。
先述の「古文単語315」には
古典の世界の知識・常識が記載されているので
おすすめです。
武田塾の特訓×古文の一例
高田先生ver
「全ての動詞に印を付けて、
主語は誰?というのを答えてもらっていました。」
中森先生ver
「古文を音読してもらって、
動詞の主語は?会話文や和歌は誰から誰に?
というのをつっこんでいました。」
古文への意識、古文の勉強法まとめ
・あらすじが分かればいい。
・そのためには省略を補う。
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