各教科勉強法シリーズ
急げ!!現代文の勉強法
こんにちは、武田塾北千住校です!
現代文の勉強法が全くわからないという方は非常に多く、「現代文はセンス」だからと、諦めてしまっている方がいます。また、読書習慣の有無でできる、できないが変わると考えてしまっている方も多くいます。
ですがそんなことはありません。ちゃんとした勉強法が現代文にはあります。現代文は正しく勉強すれば誰でも成績を伸ばすことができる科目です。
この記事では現代文の得点を上げる勉強法について解説していきます。
なぜ現代文は難しい?
まずは、現代文が難しく感じる理由について解説します
自分基準に解いてしまう
論述の問題は、出題内容に独自解釈というものが入らないようにしています。つまり、おかしな問題だと後々言われないように、答えの根拠となる部分が必ずあるのです。
しかし読解問題の答えを、自分を基準に考えて解いてしまうために、答えが合わないということが起こり間違えてしまうのです。
また、物語文で比喩や感情を問われた際、キャラクターの心情ではなく、自分の感情で判断することによる間違いもよく起こります。
言葉の知識が薄い
また、先ほどの自分基準に加えて、現代文は言うまでもなく文字だけで構成されているものです。そのため、そこに書かれている内容を正しく理解する必要があるのです。
しかし、学年があがるにつれて、構成されている文字のレベルがどんどん上がっていきます。難解な語句やことわざなどが続いていくと、文章を理解するのが非常に困難になっていきます。
また文字だけではなく、文章のレベルも上がっていきます。そうなると、さまざまな状況や時代の文章を読む必要が出てきていき、その分野に詳しくないと非常に解きにくいなんてことも出てくるでしょう。
つまり、背景知識や単語力が不足していると、読解なんて一切できなくなります。
現代文に必要な能力
先ほどの難しい理由に共通することとして、書いてあることをそのまま正確に読み取る、ことができないというものがあります。簡単で分かりやすい文ならば良いですが、高校生ともなるとそんなことはそうそうありません。
では具体的に、正確に情報を読み取るにはどのような能力が必要なのでしょうか。
語彙力
言うまでもありませんが、語彙力がなければ話になりません。現代文の要といってもよく、書いてあることを読み取るうえで最も大事な分野でしょう。
もちろん、文章を読んでいてわからない語句が出てきたとしても、前後の文脈から意味を推測することはある程度できると思います。しかし、その推測が誤っていたが故に間違えてしまうこともあります。また、あまりにも語彙力が欠如していると、わからない語句が多く、内容をまったく理解できない状況にもなってしまいます。
また、評論には、思想や経済、哲学、歴史、言語、化学、宗教、心理など、多彩なジャンルの文章があります。日常では使用しない評論文特有の単語がたくさん出てきます。これらは語彙力だけでなく、様々な知識も解く際には必要となります。日頃からニュースなどを見ましょう。
読解力
現代文のなかでも特に評論文で必要とされるのが読解力です。問題が解けなくて困っている人の大半は読解力不足が原因となっています。そのため、現代文の読み方、特に評論文の論理展開を学ぶことで、様々な文章をより論理的に理解できるようになっていきます。
読解の方法に関しては、こちらの記事でも紹介しているので参照してください。
最後にこれらの能力をつけるための勉強法について解説していきます。
現代文に必要な能力の鍛え方
語彙力の鍛え方
参考書を使用する
評論文や小説文の中でよく出てくる頻出語の多くは、日常生活であまり目にする機会のないものが多いです。これらの単語を効率よく学んでいくためには、頻出語句をまとめて扱っている参考書(キーワード集)を用いるのが効果的です。
復習や辞書の活用
先ほど参考書について話しましたが、参考書だけではカバーしきれない語彙ももちろん存在します。また、人によって身につけている語彙のレベルはまるで違います。そのため文章内で見つけたわからない語句、見たことない語句を辞書、またはインターネットを用いて確認しましょう。
読解力の鍛え方
論理的思考力を鍛える
論理的思考とは、物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法のことです。情報を構造的に理解に役立ちます。
具体的には、日々の何気ない会話を抽象的な言葉を具体的な言葉に変えることが、論理的思考のトレーニングになります。
要約する
読解力を鍛えるのには、要約力を身につけることも重要です。具体的には、インターネットや新聞に掲載されているニュースを一言でまとめるというものがあります。以下の手順で実際に試してみてください。
1.ニュースタイトルと導入文に目を通さず、先に本文だけ読んで本文を要約する。
2.本文の要約をしたら、ニュースタイトルと導入文を確認。
3.要約した内容とタイトル、導入文の内容がほぼ一致していれば、正しく要約できたことになる。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。今回は、現代文の勉強法についてお話ししていきました。
現状、理系の学生などは共通テストの対策など現代文が追いついていない学生などは多くいると思います。今回の記事を参考に、また駆け込み武田や、無料相談などを活用して、わからないことがあればぜひご相談ください!
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