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【各教科勉強法シリーズ】歴史を効率的に学ぼう〜世界史編〜

みなさんこんにちは!武田塾北千住校です!

ついに夏休みを迎え、高校生のみなさんも受験に向けて焦りが出てきたころでしょうか。当然ながら、この時期は受験を控える方々にとっては最も大事な時期の一つと言えるでしょう。実際に「夏休み中に偏差値が10近く上がった」なんて話を聞くこともあります。周囲と差を付けられてしまわないように、ガッツリと勉強に励んでいきましょう!

さて、今回は、「世界史の勉強法」を中心に解説していこうと思います。理想的なスケジュールやおすすめの参考書についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!

 

世界史勉強法効率的なステップ

縦の繋がりと横の繋がり

最初は全体の流れを掴むために、テキストをパパっと読み進めていくようにしましょう。世界史はその国・その時代のみで完結することは少なく、多くの関連性や結びつきを持った出来事がほとんどです。

最初に広い範囲を読み進めておくと、歴史の流れなどの「縦の繋がり国同士の関係性などの「横の繋がりを関連付けて覚えることができます。世界史はとにもかくにも、「知識量」が問われる科目なので効率的に勉強していくことを忘れないようにしましょう。

出来事の辞書的理解

次はより詳しく、具体的な出来事を暗記していきましょう。最初のうちはなかなか覚えられないと思うので、その出来事が「どんなもの」か、という点を重視して勉強してみて下さい。

例えば、「冷戦とは、第二次世界大戦後の世界を二分した西側諸国と東側諸国との対立構造」というように、物事を辞書的に覚えていきます。すると「なぜ?」や「いつ?」、「誰が?」といった疑問も浮かんでくるはずです。勉強を進めていく中で浮かんできた疑問を深堀していくことが、世界史の知識を定着させるコツです!

演習を繰り返していく

ある程度、通史を覚えられたら演習に入りましょう

世界史は問題のクセによって、「知っているのに解けなかった」という状況が生まれやすい科目です。そのため、演習を通じて出題形式に慣れていくことを重視してみてください。

また、演習問題の中には「正誤問題」や「年代順に並べ替える問題」もあるため、単語を覚えている程度ではまず解けません。ここで重要になってくるのが、最初の「縦の繋がりと横の繋がり」です。しっかりと今までの学習をモノにして、幅広く深い知識を身につけましょう。

復習は大切に!!

最後に演習を終えた後は、丁寧に復習を行うことが大切です。時間をかけて解説を読み込み、参考書にない情報はメモするなどして、自分なりの参考書を作りましょう。近現代史や美術史などを勉強する際には、写真や絵画、動画などを参考にすることもできます。インターネットやテレビなどで取り上げられていることも多いと思うので、信ぴょう性を確かめながら、ぜひ活用してみて下さい。

 

年間を通してどのようなスケジュールで勉強を進めるか

簡単な年間スケジュール

世界史は情報量が非常に多い科目になるので、なるべく早い時期から対策に取り掛かることが重要です。

具体的には、

高校3年 ステップ 参考書例

4月〜7月

通史

(縦と横の繋がり)

世界史Bの実況中継
ひとつひとつわかりやすく
ナビゲーター世界史

8月〜11月 出来事の辞書的理解

世界史用語集
詳説世界史研究

12月以降 問題演習・復習

ヒストリア
実力をつける世界史100題
志望校過去問演習

高校3年生の夏休み中までには通史を学んでおき、夏休み以降に先ほどの2番目の細かなところまで学習していくのが良いでしょう。

問題演習を進めていく上では、先ほども申し上げた通り復習が大切になってきます。そのことを忘れずに問題演習に励んで行きましょう。

過去問演習について

また、世界史は大学毎に傾向が異なる場合があります。そのため、可能な限り早い時期から志望校の過去問を繰り返し解いて、出題傾向の把握と対策をするよう心掛けましょう。

また、自分が志望している大学の受験に利用することができるかは、定期的に確認しておきましょう。中途半端な時期に、出題範囲などが変更されることもあるので要注意です!

 

おすすめの参考書

世界史は、他の科目と比較しても圧倒的に「知識量」が問われる科目です。しかし、単に「暗記」するのは難しいですよね?そこで、こちらの項目では知識を『定着』させやすい参考書をご紹介していきます。

通史が学べる参考書

「高校 世界史を ひとつひとつわかりやすく。」学研プラス

初学者におすすめのテキストになります。

世界史の基礎を広く触っているのが特徴で「世界史ってどんなこと学ぶの?」という方にはピッタリの一冊だと思います。テキスト量がそれほど多くないので、勉強が苦手な方でも非常に読みやすい構成になっています。また項目毎に演習問題がセットになっているため、定着しやすい工夫がなされています。しかし、あくまで初学者向けの参考書なので、中級者以上の方は別途テキストを用意しましょう。

「世界史B講義の実況中継①〜④」

初学者・中級者におすすめのテキスト。必要な前提レベルはありません。

この参考書はセンター試験から私立、国公立2次まで対応している参考書ですので、受験で世界史を使うという全受験生が使える参考書です!しかも、この一冊をマスターすれば「センター試験では9割以上の得点が可能」ですし、「早慶といった難関私大、東大京大といった難関国公立にも対応できるように」なります。

「世界史用語 マルチ・トレーニング (武田塾一冊逆転プロジェクト)」旺文社

中・上級者におすすめの参考資料がこちらです。

国・地域ごとに構成されているため、その国・地域における歴史の流れが明確でわかりやすくなっています。また、情報量が多いので、中堅校~難関校を1冊で対応できるという強みもあります。まずは、テキストの穴埋め問題に答える形式で勉強を進め、その後テキスト上の赤字を覚えていくようにすると効率的にステップアップできると思います。注意点としては、国・地域ごとに構成されているため国家間の繋がりや全世界的な動きが見えづらく感じることがあるかもしれません。学習に取り組む際には年号などをヒントにしながら、「横の繋がり」も意識するようにしましょう。

演習系参考書

「HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集 (大学受験TERIOS)」学研プラス

各大学で出題された問題を集めたテキストです。非常に質の高い問題が凝縮されているため演習用のテキストには最適です。

大問が100題分もあるため、ボリューム感たっぷりで充実した内容になっています。しかも演習用のテキストとしては珍しく、解説がかなり丁寧で、深い内容まで掘り下げて学習することができます。また、志望大学のレベルに応じて覚えるべき箇所にマークされているため、使いやすさもバッチリです。ただし、難易度が高い箇所も多いので、通史が固まっていない状態で手を出すのはやめましょう。前述の「マルチ・トレーニング」などを使い、通史を抑えたうえで取り組んでみてください!

世界史勉強法まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は世界史に絞って、勉強法を解説しましたが、これから受験を控え、社会科目の選択に悩んでいる学生の方の助けになれば幸いです。武田塾の特訓では、成績の向上に加えて、勉強習慣の改善や科目選択・受験校の相談も行っています。勉強に不安な点があれば、ぜひご気軽にご相談ください!

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