こんにちは!武田塾北千住校です。
ついに1月に入り、共通テストや私立大学大入試が近づいてきました。
仕上げとなるこの時期に何を行うべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「1月2月に取り組むべきこと」を紹介していきます!
少しでも不安がある人は見てもらえると嬉しいです。
1月にやるべきこと
1月にやるべきことは2点あります。
それは「1.共通テストの演習を行う 2.苦手分野を知ること」です。
以下で紹介していきましょう
①共通テストの演習を行う
まず、第一に優先すべきことは共通テスト対策です。
共通テストの結果は「共通テスト利用型入試」はもちろんですが、国公立大学の一次試験にも繋がります。
また、「共通テスト併用型入試」を取り入れる私立大学も徐々に増えてきました。具体例を挙げると、上智大学の一部の学部では英語の一般入試を行わずに、共通テストの結果を利用します。
自分の志望校で「共通テスト併用型入試」を実施する学部がないか事前に確認することをお勧めします!
演習を行う際は、「時間を計ること」と「苦手分野を知ること」を意識しましょう。
1. 時間を計ること
共通テストの国語・英語・数学は文章量が非常に多いため、時間が足りなくなる傾向にあります。そこで、まずは対策問題に取り組む中で各大問にかかる時間を計りましょう。
「全体で何分短縮しなければならない」と考えるよりも、「各大問で何分ずつ短縮する」という細かい目標を立てることが時間短縮の近道です。
2. 苦手分野を知ること
読んでいる方々の中で「復習」が「ただの丸付け」になってしまっている人はいませんか?また、「解説を読んで理解した気になっている」人はいないでしょうか?
共通テストのレベルの問題に触れられる機会は限られています。また、対策問題の中に実際の共通テストにも出題される問題は存在します。対策問題で間違えてしまった問題を共通テストでも間違えてしまっては意味がありません。
間違えてしまった問題は必ず今まで使っていた参考書で復習しましょう。
該当分野とその周辺の分野も併せて復習することで、自分の苦手分野を網羅的に克服することができます。
また、苦手分野を把握したうえで大問を解く順番も工夫してみましょう。
国語で言えば、「評論→物語文→古文→漢文」と進めている人が多いと思います。ですが、「自分は古文が得意だけど、いつも時間が足りなくなってしまう」という人は古文を優先して取り組む方が点数増加に繋がるかもしれません。自分に合った解き方を攻略することで、時間を効率よく使いましょう。
②1月下旬に実視される私大入試の対策を始める
共通テストが終わり次第、すぐに私立入試が始まります。まず、自分の志望校の中で1番早い受験はいつ行われるのかを必ず頭に入れましょう。
共通テスト後1週間以内に入試がある場合には、その大学の対策を1月上旬から少しずつ始めることをお勧めします。滑り止めの大学であったとしても、出題形式を知らなければ自分の知識を最大限発揮することはできません。
共通テスト1週間後以降に入試が始まる場合、1月上旬は共通テストの対策に集中しても大丈夫です。ただし、まったく対策をしないのも危険なので1週間に1回~2回は志望校の赤本に取り組むようにしましょう。
2月にやるべきこと
次に2月にやるべきことです。
それは「1.基礎を完璧にする 2.赤本の演習を行う」です。
以下で紹介していきましょう
① 基礎を完璧にする
この時期になると演習に力を入れることで、「基礎はできている」と思い込んでしまう人が増えてしまいます。しかし、ここで今一度基礎を振り返ってみてほしいです。
英語であれば「Next Stage・Vintage」などの文法系参考書、古文・漢文であれば「ステップアップノート」や「早覚え速答法」などの参考書を確認してください。その際に、問題が解けることよりも解説ページの知識が完璧になっているかに目を向けましょう。
日本史・世界史の「一問一答」にも通じますが、問題を見て自分なりの解説をしながら解答を導けなければ確かな実力がついているとは言い切れません。正答の根拠はもちろん、他の選択肢がなぜ誤答になるのかまで説明できれば満点です。
私立大学の入試は基礎知識を問われる問題から、早慶レベルになると重箱の隅をつつくような問題まで幅広く出題されます。しかし、そのような問題の多くは基礎レベルの参考書に載っているのです。太字・赤字でない部分にも注目することで、「1冊を完璧に」を達成してください。
②赤本の演習を行う
赤本演習に関しても、意識してほしいことは共通テストの演習と同様です。形式を掴んで苦手分野を把握することで、解く順番を工夫していきましょう。
また、復習にも力を入れて取り組んでください。「一度出題されたから来年は出ないだろう」という油断はNGです。まったく同じ聞かれ方はしなくても、同じ解法で解ける問題は複数問出題されます。
また、余裕があれば実際の入試日程と同じスケジュールで過去問に取り組むこともおすすめします。頭が冴える・集中できる時間は人によって異なりますが、入試の時間は決まっています。「その時間」に「その教科」に集中できることが何よりも重要です。常に本番を見据えて、緊張感をもって勉強に励んでください。
前提ではありますが、出願を締め切り前に終わらせることは必須です。勉強に集中しているとつい忘れがちになってしまうので時間を見つけて早めに済ませておきましょう。
また、入試日と合格発表日が被ることがあるかもしれません。結果に関わらず、その日の入試に影響が出ることは確かです。そのため、入試が終わるまで結果は確認しないことをお勧めします。
まとめ
1月,2月にやるべきことのイメージはついたでしょうか?
少しでもみなさんの不安を拭うことができれば嬉しいです。
受験前は心身ともに調子を崩しやすくなります。あまり無理はしすぎず、息抜きをしながら健康第一に後悔のないよう頑張ってください。
不安なことがあれば、身近な人に相談してみましょう。
皆さんが全力でラストスパートを駆け抜けられるよう応援しています!
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