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【共通テスト対策】共通テスト「倫理・政治経済」に向けた対策法!

こんにちは、武田塾北千住校です。

だんだんと気温が下がり、冬らしい季節となってきました。外に出る際に着込むのも大切ですが、室内で作業をする際も靴下を履いたり、パーカーを羽織るなど体を冷やさないように気をつけましょう。食べる物に関しても、代謝をあげるものや体に必須な成分が多く含まれているものを優先的に食べるようにすると風邪を引くリスクも減ります。

さて今回は、年が明けるとすぐにやってくる共通テスト対策について、倫理、政治・経済という教科に絞って紹介していこうと思います。

 

 

対策をはじめる時期

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テストの教科としては1科目ですが、倫理と政治・経済の実質2つの教科を勉強する必要があるので、できる限り早く対策に入れると良いでしょう。具体的には、夏休み終了までは英語や国語、数学などの教科を本格的に勉強すると思うので、夏休み前には参考書を購入し、他の教科の合間や1日1時間など参考書を進めていきましょう。

9月までに基礎を固めておくと、数学などの演習と並行して演習を始められるのでおすすめです。それよりも前に学校で勉強している場合は、その勉強をしていれば、最悪11月に演習を始めても本番で点数は取れると思います。

共通テストの特徴

一般的には社会科目というと地歴と呼ばれる地理や世界史、日本史を選択すると思われがちですが、学校で学んだ地理が苦手であったり、暗記量が地歴よりも少ないので、社会にあまり時間をかけたくないなど様々な理由で公民(現代社会や倫理)も根強い人気があります。受験する大学という観点では、国公立理系の学生は、2次試験に社会は必要ないので共通テストのみで利用し、国公立文系の学生は大学によっては2次試験で社会科目が必要のない場合も多くみられます。さらに、私立文系では社会科目が比較的必要になってきますが、私立理系ではほとんどの場合、必要ないでしょう。そのため、社会科目が共通テストのみの場合は公民を選択した方が効率よく点数を取ることができ、社会以外の勉強に時間を使うことを考えると、公民を選択するのは良い選択であると思います。しかし、注意して欲しいポイントが1つあります。それは、本当に受験する大学に使えるのかどうかです。一部の大学では地歴のみを受験科目としていたり、公民の中でも倫理、政経を必須にしている場合もあります。受験前に自分が受ける予定の大学の受験科目はよく調べておきましょう。

センター試験から共通テストに変わり、形式が大きく変わると予想していましたが、実際に受けてみるとあまり変化がないのではないかと感じる人も多いと思います。特に社会科目は暗記すればいいだけなので、変化はないと考えがちですが、実は変化しています。

倫理では、選択肢が4択のものが多かった印象でしたが、共通テストになり、4択以上になったり、「〜すべて選べ。」という問題も見られるようになりました。また、知識を問うだけでなく、文章を読んでの思考問題も存在するため、読解力に加え、より日常的に倫理に触れられているかを問うようなものもあります。政経でも、グラフの読み取りなどの思考問題があるため、暗記した式や概念を適切に使いこなせる必要があります。時事問題もあるため、日常の中でニュースを見たり、新聞を読む必要があります。

おすすめの参考書(2~3冊程度)

倫理と政治・経済のどちらもが収録されている参考書も見られますが、今回は倫理と政経、それぞれでおすすめの参考書を紹介します。

倫理のおすすめ参考書

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蔭山克秀 著、「蔭山の共通テスト倫理」、学研プラス 出版

共通テストで倫理を選択した学生用ですが、倫政経を選択した学生にも大いに役立ちます。形式としては、先生と生徒の対話として進んでいくので、初学者でも比較的学びやすいことが特徴です。また、重要単語は赤字で書かれ、ポイントとなる文章には黄色の下線が引かれているので、必要な部分がわかりやすく、さらに長時間見ても目が疲れないような配色の工夫がされています。しかし、この1冊だけでは基礎は学べても、演習が足りなくなりがちなので、過去問や演習メインの参考書を購入して演習しましょう。

政治・経済

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畠山創 著、「畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義」、Z会 出版

政経を選択した学生が共通テストから難関大学受験までの対策ができるレベルの参考書ですが、テーマごとに共通テストレベルや難関大レベルなどのレベル分けがしてあるので、重要なポイントがわかりやすいです。この参考書は1テーマごとに、講義中のノートのような板書ページと会話口調の解説ページがあるので、板書を見ながら解説を読むといった、普通に講義を聴くように勉強を進めることができます。

勉強の進め方

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まずは、細かい単語を暗記する前に一通りの流れを掴みましょう。基本的に歴史の流れには因果関係があり、似たような事柄の繰り返しのように理解していくことができます。そのため、倫理においては、一人の哲学者の考えを暗記するよりも同じような主義思想をもつ人をまとめて覚えた方が効率がよいし、政治・経済ではある特定の国、紛争を覚えるよりもその時の世界情勢を整理することで、なぜこの戦争が起こったのかがわかり、暗記しやすいです。

全体の流れを掴めたら、細かい単語を覚えていきましょう。法律や条約、海外の人物名を覚えるのは根気のいる作業ですが、自分なりの言葉で説明できるようにしておくと記号の単純暗記にならずに、テスト中も思い出しやすくなります。

直前にすべきこと

どの教科にも言えることですが、テスト直前に大量の参考書をペラペラとめくっていくよりも、今までの演習で間違えた部分を自分でまとめたルーズリーフなどを見返した方が良いと思います。参考書は初めて学習する際や覚えきれていない範囲を発見する際には有効ですが、時間のない直前に全てを見返していては自分が落としやすい範囲を重点的に復習することができないし、そもそも直前に使った参考書全てを見返している時間はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

社会科目の中でも、暗記量が少なく理系の受験生にも重宝されている”倫理・政経”。

正しく対策して、効率よく勉強すれば、短期間でも高得点が狙えます!

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