こんにちは!武田塾北千住校です!
今回のテーマは読解問題です!
読解問題と言っても、本文そのものではなく解き方について見ていきたいと思っています。
まずは解く順番についてですが、基本的にはどこでも推奨されている(であろう)設問に目を通してから本文を読むという流れで良いと思います。
設問に目を通しておくことで探すべき情報についてのイメージがなんとなく掴めますから、本文の内容にもついていきやすくなるでしょう。
しかし、選択肢の内容まで細かく見る必要はないと思います。(もちろんその方が解きやすい・正答率が高いという方はそれでも良いでしょう)
選択肢の内容も先に読むということは、ある意味本文を読む前に間違った情報が頭にインプットされてしまうということですから、本文の内容を読み違えてしまうというリスクも発生します。
また、本文を読んでから設問を見るという順番でももちろん構いませんよ。
この順番は自分の解きやすさで決めるのが1番良いですからね。
指導をしていると時折、本文全体を読まずに、設問を見て該当箇所を探して解答するという解き方をしている方がいたりします。
ですが、この解き方は絶対にやめましょう。
よっぽど単純で簡単な問題でもない限り、間違える可能性のほうが断然高いです。
1つの設問は、もちろん1カ所だけ、または1パラグラフだけを根拠に解けるものも多いです(それでも文全体には目を通す)。
しかし、難しいものになると、解答の根拠が複数のパラグラフにまたがるものや、文章全体をよく理解していないと解けないようなものも出てきます。
こういった時に、所々拾い読みしかしていないと、本文中の情報を上手くつなぐことが出来ずに正解が選べなくなってしまいます。
本文と読んでいるときによく分からなくなってしまっても、そこで立ち止まってしまわないようにしましょう。
とにかく先に読み進めることが大事です。(詳しくは英語の読み方に関する記事を参照してください)
また、選択肢は現代文と同様に消去法で選ぶようにしましょう。
明らかにこれが正解だなという選択肢を見つけても、その他の選択肢が間違いであることも念のため確かめておきましょう。
それによって正答率が大きく高まりますよ。
なかには、選択肢が長いことで分からなくなってしまうという声もよく聞きます。
この場合は、選択肢を区切ってみると良いでしょう。
長い選択肢というのは、いくつかの情報を組み合わせて作られていることが多いです。
そして、それらの情報は基本的に「本文と一致している」「本文と一致していない」「本文に書かれていない」という3つのグループに分けることが出来ます。
ですからそれぞれの情報が、どのグループに入るのか確かめると良いでしょう。
その際に、自分で分かるようなマークを付けておく(一致は〇、不一致は×、書かれていないのは△など)とより分かりやすくなりますよ。
もちろん、正解は選択肢に含まれている全ての情報が本文と一致しているものですからね!
いかがでしたか?
今回は読解問題の基本的な解き方(取り組む流れ)を見ていきました。
もちろん、自分に合った解き方を確立することが1番良いのですが、まだ解き方が定まっていないという方はぜひ参考にしてみて下さいね!
これでは次回もお楽しみに!
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