こんにちは!武田塾北千住校です!
前回のブログでは、文と文の関係を考えながら読むということについて書いたかと思います。
今回はそこからさらに一歩先に進んでみましょう!
それは『段落と段落の関係を考えながら読む』ということです。
まず文関係を考えるということについて少し復習しておきましょう。
接続語がついている文であれば、すぐに文関係が分かりますね。
そして接続語がなかったとしても、前後の文との共通要素に注目したり、使われている文法をヒントに文関係を掴むことが出来ます。
さらに、ある程度文関係が掴めたら、内容の重要度に応じて文に差をつけることが出来ればとてもよく読めていると言えるでしょう。
この一連の流れを段落レベルに拡張できれば、英文内容の把握がずっと正確かつ速くなります。
まず段落関係を掴むうえで、各段落の大まかな内容を把握しなければなりません。
「この段落は背景知識の説明だな」とか「ここは筆者の昔の経験談だな」というように段落ごとの内容を把握する必要があります。
それが出来るようになるためには、段落を読んだら、その内容を一言で言い表す練習をすると良いでしょう。
はじめは上手くまとまらず長くなってしまうこともあるでしょう。
文レベルでも大事な文とそうでない文がありますから、段落中の全ての内容を盛り込んでしまったら、まとまっているとは言えませんね。
大事なのは、そこからいかに短くしていくかです。
重要なフレーズであったり、段落中の全ての文に共通するテーマなどを見つけ出す必要があります。
それが出来たら、段落間の関係を考えてみましょう。
例えば、「前の段落は研究の仮定で、次の段落は具体的な研究方法、その次は研究結果だな」というように、段落と段落の関係を掴めるようになれば、よりスムーズに文章内容を理解することが出来るようになります。
時には、段落レベルで内容の重要度に差をつけることが出来ます。
これは特に要約問題を解くときに必要とされる力です。
もちろんここまで求められていなくても、ある程度段落の流れを掴めるようになると文章の理解が深まります。
内容に対する理解が深まれば、問題の正答率も上がっていきます。
段落間の関係を把握することが出来れば、文章全体のテーマをより正確かつ簡単に掴むことが出来るようになりますよ。
いかがでしたか?
今回は段落関係を掴むということについて、考えてみました。
もちろん、〈文関係〉・〈段落関係〉を掴むというのは少し難しいので、実際の入試(一部の上位校を除く)ではここまで求められていないことがほとんどです。
ですが、これが出来るようになるために必要とされているのはまず1文を正確に読むこと、すなわち語彙・文法・構文です。
受験校の関わらず、この3要素はしっかり固めておきましょう!
それでは次回もお楽しみに!
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