こんにちは!武田塾北千住校です!
今回は「冠詞」について見ていきたいと思います!
冠詞もその使い方に関して苦手な人が多いようで、とくに英作文ではよく間違いが見られます。
ここでは最低限知っておくべき、冠詞の基本をおさらいしていきたいと思います。
それでは問題を見ながら確認していきましょう!
以下の文において間違いがあれば訂正しなさい。
1.She is such a honest woman.
2.The most important has already been presented.
3.Mary has quite a great car.
4.It is a so large house for us to live in.
5.He was elected president of the association.
間違いの訂正は出来たでしょうか?
この中で出てくるのは全て基本的なものなので、分からなかった方はよく確認しましょう。
それでは正解を見ていきましょう!
1.a ⇒ an
まずは冠詞の基本、aとanですね。子音の前にはa、母音の前にはanというのは中学の英語でも習ったでしょう。しかし、これはあくまで発音が基準であり、スペルではないということに注意しなければなりません。本問のhonestも最初の音は母音なので、冠詞はanを使います。意外とこれに関する間違いが多いので気をつけましょう。また単語を覚えるときはやはり発音もしっかり確認しましょう!
2.誤りなし
この文に間違いはありません。もしかすると、形容詞のimportantを名詞に直してしまった方がいるかもしれませんね。しかしthe+形容詞は抽象名詞になるので、ここでは「最も重要なこと」となり問題ありません。また、the+形容詞で「~な人」と単数の人も表すことが出来るので注意しましょう。ものすごく頻繁にというわけではありませんが、忘れたころにさらっと文法問題に出てきたりしますよ!
3.誤りなし
この問題にも間違いはありません。基本的に冠詞が一番前にきますが、なかには冠詞より前に置かなければならないものがあるので文法書でよく確認しておきましょう。本問のquite以外にもall、both、half、suchなどがありますよ。
4.a so ⇒ so a
これは定番中の定番ともいえる問題ですね。so / too / as / how+形容詞+a(an)+名詞のパターンです。とても良く出る問題なので、すぐにこのパターンに気づけた方も多いのではないでしょうか。気づけなかった方は、どの文法書にも目立つようにまとめられているはずですので、しっかり確認しておきましょうね。
5.誤りなし
この文に誤りはありませんが、おそらくthe presidentと修正した方が多いのではないでしょうか。しかし、特定の身分や官職を表す名詞が補語(C)になる場合には、無冠詞になります。これは特に和文英訳での間違いに多く見られます。
いかがでしたか?
今回は冠詞の基本を確認しました。
他にも注意すべき点はありますが、最低限ここで出てきたものは抑えておく必要があります。
これまでの名詞・代名詞と合わせて非常に重要かつ間違いの多いところなので、しっかり確認しておいてくださいね!
それでは次回もお楽しみに!
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