こんにちは!武田塾北千住校です!
今回の内容は、「名詞」です!
名詞は文の構成要素であるSにもOにもCにもなりますから、とても重要な品詞です。
ただその扱いに関してはいくつか注意点があり、それを知っていないと文法問題で間違えたり、英作文でも減点対象となってしまいます。
今回は、そんな名詞に関する注意事項の中でも比較的出題されやすいものを確認していきたいと思います。
それでは問題を見ていきましょう。
以下の文において、間違いがあれば訂正しなさい。
1.Many moneys are needed for this project.
2.A glass is harder than bronze.
3.He puts three spoonfuls of sugar in his coffee.
4.She has a great number of experience.
5.The police is investigating the cause of the accident.
間違いには気づけたでしょうか?
どれも短い文ですので、文意は分かると思います。
しかし、ここで重要なのは訳ではなく、文法ですからね。
それでは正解を見ていきましょう!
1.Many moneys are ⇒ Much money is
moneyは典型的な不可算名詞の1つなので、解けた方も多かったのではないでしょうか。また、manyは可算名詞につくものだということも知っておかなければなりません。不可算名詞につけられるのはmuchになります。また不可算名詞は単数扱いになりますので、正解のように修正しなければなりません。
他にもinformationやnews、furnitureなどの不可算名詞も出題されやすいので、文法書でよく確認しておいてください。
2.A glass ⇒ Glass
これは使われる状況によって可算にも不可算にもなる名詞に関する問題です。主な使い分けパターンの1つとしては、材料・素材か製品かというものがあります。材料として言及されている場合は不可算となり、製品としての場合は可算扱いとなります。この文では「素材としてのガラス」を言っているので不可算扱いとなり、冠詞も必要ありません。仮に「お店でグラス(コップ)を1つ買う」というような文であれば、ガラス製のコップという製品を言っているので可算名詞となりa glassを使います。
3.誤りなし
この文中に誤りはありません。この問題に気にして欲しいのは、sugarです。sugarやsalt、paperなどのいわゆる物質名詞は複数形にならないということに注意しておきましょう。そのため具体的な量を表したいときには、明確に部分であることを表すものと合わせて使わなければなりません。(a spoonful of:スプーン一杯、a sheet of:一枚など)
4.number ⇒ deal
これは数量表現の注意点に関する問題です。数を表すa number ofの後ろには可算名詞がきます。一方で、量を表すa deal ofなどの後ろには不可算名詞がきます。この文中のexperience(経験)は不可算名詞ですからa number ofは使えません。よって量を表す表現に変えてあげる必要があります。
5.is ⇒ are
この集合名詞に関する問題もミスが生じやすいので気をつけましょう。この文で言うとthe policeは警察全体を指し、複数扱いであることに注意しなければなりません。基本的に集合名詞は全体を1つとみなすので単数扱いとなります。しかし、なかには本問のthe policeやthe military、peopleなど複数扱いとなる集合名詞もいくつか存在するので気をつけましょう。
いかがでしたか?
特に可算・不可算名詞の区別はとても大切です。
一見数えられそうなものでも、実は不可算名詞というものや、使う状況によって可算にも不可算にもなる名詞など気を付けなければならないものが多いので、文法問題や英作文などで出会って気になったものはしっかり辞書で調べるようにしましょう!
それでは次回もお楽しみに!
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