こんにちは!武田塾北千住校です!
今回の内容は、「省略」です!
前回は倒置の基本を確認しましたが、今回は「省略」について見ていきます。
倒置と同様に、省略によって英文が読みづらいと感じる方も多いようです。
省略は、どこに何が省略されているのかを正確に見つけられるかが重要です。
普段からどんな些細な省略でも意識して英文を読むことで、正しく発見・読解できるようになるので、少しずつでも練習を繰り返していきましょうね!
ここでは省略が発生しやすい基本的な英文法・構造を見ていきたいと思います。
それでは問題を見ていきましょう!
以下の文において、省略されているものがあれば補いなさい。
1.While taking a walk in the park, I saw some people running there.
2.Susan studies as hard as Tom.
3.This is not the candy I wanted.
4.There haven’t been many changes in public opinion, and I don’t think there will be.
省略されているものが何か分かったでしょうか?
全て省略の定番のパターンですから見抜けるようにしておきましょう!
それでは正解を見ていきましょう!
1.While I was taking a walk
この文では接続詞whileから始める副詞節内のI wasが省略されています。「副詞節中のSVの省略」ですね!もちろん主語を省略するには主節と一致していなければなりませんし、省略されるbe動詞も主節と時制が一致している必要があることに注意が必要です。また、この文は接続詞が残された分詞構文と考えることも出来ますね。
2.Tom studies hard
これは比較構文内での省略になります。比較の単元を学習していれば、無意識のうちに使っているのではないかと思います。比較する要素は明確にし、同じ内容の部分は省略しています。この文では比較する、つまり異なるのは主語であるSusanとTomで、同じstudies hardの部分を省略しています。
3.the candy which I wanted
これは定番中の定番ともいえる、関係代名詞の省略です!今回はとても短い文なので、すぐに分かったと思います。しかし、非常に長い文になると関係詞の省略に気づけなくなってしまう方もいるようなので気をつけましょう。関係代名詞whichまたはthatを省略出来るのは、それが目的格またはCであるときということに注目すると分かりやすいです。このルール上、「名詞SV…」のように名詞の直後に主語―動詞が連続している場合は関係代名詞が省略されている可能性が高いです。またその動詞が後ろにOかCをとるものか確認することの重要です。
4.there will be many changes in public opinion
これも定番の共通要素の省略ですね。一文中の共通要素を省略できるというものです。ただし、省略はあくまで解釈に間違いが生じない程度にするべきもので、なかには共通していても省略しない方が良いものもあるということに注意しましょう。この文では、二つのthere構文が出てきますが、時制は異なっているのでしっかり残しています。一方で、共通している名詞の固まりはそのままそっくり省略されています。省略を見抜く上では、文構造が似ている部分を探すことも役に立ちますよ!
いかがでしたか?
前回の倒置と並んで、省略も正確に見抜くことが出来るようになれば、英文解釈の正確性がずっと高まります。
ここで紹介した以外にも省略されるものはたくさんある(接続詞thatなど)ので文法書にも目を通しておきましょう!
それでは次回もお楽しみに!
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