こんにちは!武田塾北千住校です!
今回の内容は、「否定」です!
否定はnoやnotをつければ良いというものではありませんし、また否定語句がどこに置かれているかによって否定する部分や文構造が変わったりもしますので注意する必要があります。
しかし、実際に問題を解いてもらうとそうしたルールを見落としていることが多いようです。
そこで今回は代表的なパターンの問題をいくつか扱っていきます。
それでは問題を見ていきましょう。
1.Those kinds of things seldom occur, ( ) ?
(ア)aren’t they (イ)don’t they (ウ)are they (エ)do they
2.( ) provided a clear answer to that problem.
(ア)Any theory hasn’t (イ)Any theory isn’t
(ウ)No theory has (エ)No theory is
3.Not until I try it ( ).
(ア)I can tell whether it is good or not
(イ)I can’t tell whether it is good or not
(ウ)can I tell whether it is good or not
(エ)can’t I tell whether it is good or not
4.(such / he / thing / last / is / a / do / person / the / to).
解けましたか?
上は全て基本的な問題ですから、しっかり確認しておきましょう。
それでは正解を見ていきましょう!
1.(エ)
これは付加疑問文に関する問題ですね。もしかすると、(イ)を選んでしまった方がいるのではないでしょうか?まず、文中の動詞は一般動詞ですから選択肢の(ア)と(ウ)はすぐに外せますね。あとは、付加疑問の部分を肯定にするか、否定にするかが問題ですね。文中に“seldom”という準否定語が入っていますので否定文、すなわち肯定の付加疑問をつけてあげれば良いということが分かります。準否定語というのもあくまで否定語ですので、基本的にはnotなどと同じような扱いで大丈夫です。
2.(ウ)
これも否定に関する文法問題の中では定番のものです。この問題は基本的なルールを知っていればすぐに解くことが出来ます。それは「anyは否定語よりも後ろにおく」というルールです。したがって、any…not~というような文は作れません。このルールさえ知っていれば、解答の候補を(ウ)と(エ)にしぼることが出来、さらに内容的に受動態ではおかしいので正解の(ウ)にたどり着けますね。
3.(ウ)
この問題はよく知られた慣用表現である“It is not until ~ that …”「~してはじめて...する」の少しだけ形を変えたものになります。この文ではnot until ~の部分が文頭に来ています。ここで思い出すのは「倒置」の記事でも紹介した基本ルールの1つ:文頭に否定語句が来たときは倒置する!です。よって解答の候補としては(ウ)か(エ)が残りますね。あとはthatの中身に相当する文を作ってあげれば良いので、正解は(ウ)になります。訳につられて、この部分にnotをつけてしまわないように気を付けましょう。
4.He is the last person to do such a thing.
これは明確な否定語がないのに、否定の意味を表す表現に関する問題です。“the last ~ to do”で「最もdoしそうにない~」という意味になります。この表現を知っていれば、あとは文構造の基本ルールに従って並べることで正解が出来ますね。
他にもおなじみの“too ~ to …”など否定語を伴わない否定表現がいくつか存在しますので確認しておきましょう。
いかがでしたか?
意外と見落としがちな「否定」ですが、そこまで特殊なルールが多いわけではないのでしっかりマスターしておきましょう。
ここでは紹介していませんが、全体否定、部分否定、二重否定も重要ですから、よく確認しておいてください。
それでは次回もお楽しみに!
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