こんにちは!武田塾北千住校です!
今回の内容は、「分詞」です!
分詞には、現在分詞と過去分詞がありますが、重要なのはその使い分けですね!
受動態・完了形で用いられるのは過去分詞だけですから迷うことはありません。
しかし、修飾語として用いられる分詞は、修飾するものとの関係から現在分詞と過去分詞を使い分ける必要があるため間違いが起こりやすいようです。
また、意外と盲点になりがちなのが「分詞構文」でしょう。
知っているのに、文法問題や英文和訳で気づけないという人も多いようです。
それでは問題を見ながら、「分詞」の基本を確認していきましょう!
以下の文において間違いがあれば修正しなさい。
1.These are pictures taken by a famous photographer.
2.She sat there with her eyes closing.
3.Turning to the right, you will see a very old building was built in 1785.
4.Being bitten by the dog, it scared him.
間違いに気づけましたか?
それでは解答とみていきましょう!
1.誤りなし
この文に誤りはありません。
過去分詞taken以降は直前のpicturesを修飾していますが、写真はもちろん「撮られる」ものですから、受動関係が成り立ちますね!
よって、ここは過去分詞で問題ありません。
現在分詞の場合には、能動関係が成り立つはずですからね(SがVする)。
2.closing ⇒ closed
この文中のwithは「付帯状況のwith」と呼ばれるものですね。
これはwith O Cで「OがCの状態で」という意味になります。
ではher eyesとclosingの関係を考えてみましょう。
目は彼女によって「閉じられる」ものであって、目が勝手に自分から「閉じる」ことはありませんね。
したがって、受動関係が成り立ちますので、ここでは過去分詞を使わなければなりません。
よって、正解はclosedになるわけです。
3.was built ⇒ built (またはwasの前にwhich)
この文の基本構造はyou(S) will see(V) a very old building(O)です。
よってwas built in 1785は直前のa very old buildingを修飾する句ということになりますが、このままでは完全なVの形になってしまいます。
wasを除いて、built in 1785であれば過去分詞句ができ、後ろから名詞を修飾することができます。
また、was以降を関係詞節として解釈するのであれば関係代名詞whichを補うことでも正しい英文になります。
この場合、主格(S)の関係代名詞ということになるので、省略することは出来ません。
4.it~him ⇒ he was scared of it
これは分詞構文に関する問題ですね。
分詞構文の基本ルールの一つとして、主語が主節と一致していれば省略できるというものがありましたね。
逆に言えば、主語が一致していなければ省略でしません。
このタイプの分詞構文は、独立分詞構文と呼ばれています。
分詞構文になっている部分から犬にかまれたのは明らかに「彼」なので、主節のitと一致しませんね。
正しく書き換えるとすれば、上の解答例のようにするのが良いでしょう。
いかがでしたか?
今回は分詞の基礎を確認してみました。
修飾―被修飾関係は非常に重要ですから、正確に見分けられるように練習しましょう!
それでは次回もお楽しみに!
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