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【英語勉強法・英文法】「不定詞(準動詞1)」!!!

こんにちは!武田塾北千住校です!

 

今回の内容は、「不定詞」です!

中学英語でも習い、高校英語でも習う単元ですね!

 

不定詞には、名詞・形容詞・副詞用法の3つの働きがあると学んだかと思います。

不定詞を正しく理解するには、これらの機能を正しく判断する必要があります。

 

しかし、不定詞を苦手としている方はこの判別が難しいと感じるようです。

1つの原因はその判別方法にあるかもしれません。

不定詞の機能を判別するときは、それが文中でどのような役割をしているのかを見る必要があります!

しかし、苦手としている方の多くは、訳から判別してしまっているようです。

訳から機能ではなく、正しい役割が分かってこそ、正しい訳ができるので気を付けましょう!

 

それでは問題を見ながら、確認していきましょう!

各文中の不定詞の用法(名・形・副)を判別しなさい。

1.I like to read books.

2.I have many things to do today.

3.She was too tired to finish her task.

4.It is difficult to solve this problem.

 

正しく判別出来たでしょうか?

ここに登場している英文自体はとてもシンプルなものなので、なんとなくでも意味は分かると思います。

それでは不定詞の機能を正確に見ていきましょう!

 

1.名詞的用法

まずI likeとSV構造にはすぐに気づけるかと思います。

となると、to read booksは何になっているでしょうか?

likeは他動詞ですから後ろにO、すなわち名詞が必要です。

ですからこの文が成立するうえで、後ろの不定詞句は名詞の役割をしていなければなりません。

よって、不定詞句to read booksは名詞的用法で動詞likeのOになっているのです。

また、直訳も「本を読むこと」となります。

 

2.形容詞的用法

まず、I have many thingsとSVOの構造を読み取ることが出来ますね。

不定詞句to doの機能を考えますが、動詞haveの用法から絞ることが出来ます。

haveは第3、4、5文型をとりますが、第4文型をとるのは非常に限定的な表現のみ(辞書で確認してみてください)ですし、第5文型をとる用法として代表的なのは使役動詞のときですが、このときも動詞の原形をとることはあっても不定詞をとることはありません。

よって、この文は第3文型で良いということになります。

となると、to doは何かを修飾していることになりますが、これは明らかに直前のmany thingsです。

したがって、今回の文では、名詞を修飾する形容詞的用法ということになります。

 

3.副詞的用法

これはtoo … to ~構文として形を覚えてしまっている方が多いかと思います。

ここではもう少し詳しく見ていきましょう。

まず、文全体はShe was tiredの第2文型です。

副詞のtooは直後のtiredを修飾していますね。

では、最後の不定詞句ですが、これは程度を表す副詞tooを修飾しています。

よって、副詞的用法になります。

 

4.名詞的用法

まずIt is difficultで第2文型だということは分かりますね。

ここでItが指すものを考えましょう。

すると、前に文があるわけではないので、既出のものを指すItではないことに気づきます。

よって、これは形式(仮)主語を呼ばれるもので、真主語がto solve以下の不定詞句です。

この不定詞句が主語であるということは、名詞的用法であると分かりますね。

 

 

いかがでしたか?

参考書の例文として良く出てくるような英文を使って、不定詞の機能の判別法を確認してきました!

判別の流れからも分かるように、あくまで文構造を考えて判別するのであって、訳してから判別するものではないので、判別法から間違っていた方は見直しておきましょう!

 

それでは次回もお楽しみに!

 

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