こんにちは！武田塾北千住校です！
今回の内容は、「関係詞Part2」です！
前回は関係詞のなかでも、関係代名詞に焦点を当てました。
今回は関係代名詞・副詞に焦点を当てていきたいと思います。
文法が苦手な方の中には、この関係代名詞と関係副詞の違いが分かっている人が少ないです。
代名詞と副詞なので文法上の役割が違うのですが、どうやら機能の違いではなく、見た目で解答を選んで間違えてしまう人が多いようです！
ここではその機能の違いをしっかり確認していきましょう！
それでは問題を見ていきます。
空欄に入る最も適切な選択肢を選びなさい。
1．This is the restaurant ( ) we had dinner last night.
（ア）which （イ）that （ウ）where （エ）what
2．I went to the amusement park ( ) my son rode the carousel at.
（ア）which （イ）where （ウ）when （エ）what
3．The reason why she didn’t come is ( ) she caught a cold.
（ア）why （イ）that （ウ）because （エ）which
4．We don’t know ( ) you repaired the watch.
（ア）how （イ）the way how （ウ）what （エ）who
5．Please tell me ( ) you think is right.
（ア）that （イ）what （ウ）why （エ）how
解けましたか？
どれも基本的な問題なので、文法がしっかり身についている方にとっては簡単だったかもしれませんね。
反対にこれらの問題で間違えてしまった人は、基本事項をよく確認しておきましょうね！
それでは正解を見ていきましょう！
1．（ウ）where
これは関係副詞の問題ですね。先行詞はthe restaurantで、空欄以降の関係詞節にこれを戻してみましょう。すると、このthe restaurantという名詞単独では入れることが出来ません！では前置詞をつければ戻せないか考えましょう。「レストランで」という場所を表す前置詞atを付ければ戻すことが出来ますね！つまり、関係代名詞を用いるならばat whichということになります。選択肢にそれはないので、場所を表す前置詞＋関係代名詞を言い換えた、場所を表す関係副詞whereが答えになります。元の文でもat the restaurantは場所を表す副詞句ですからね。
2．（ア）which
もしかすると（イ）whereを選んでしまった方がいるかもしれませんね。ではよく文を見てみましょう。先行詞はthe amusement parkで、これを後ろの節に戻すには、文末の前置詞atの直後におくことが出来ますね。つまりそのまま戻すことが出来るので（atが関係詞節内に残っているため）、名詞the amusement parkの代わりとなる関係代名詞whichで良いわけですね！先行詞だけ見て場所だからという理由でwhereを選んではいけませんよ。必ず、先行詞は関係節中でどのような役割をしているのかを考えなくてはなりません。
3．（イ）that
まず理由を表す先行詞のときは関係副詞whyを使います。またthe reason why～でなくとも、the reason～でもwhy～でも可能です。この文ではThe ~ comeがSで、isがV、（ ）以降がCになっています。つまり（ ）以降は名詞節であれば良いわけです。よって、答えは接続詞のthatです。理由を表す表現からか、becauseを選んでしまう人がいるので気をつけましょう！
4．（ア）how
先行詞をとらずに方法・手段を表すときにはthe way～、またはhow～を使います。the way how～と併用することはないので気をつけましょう。
5．（イ）what
これは先行詞を含む関係代名詞whatに関する問題ですね。これはよく接続詞のthatと間違えてしまう人が多いですね。接続詞のthatは後ろにSV～と続いて節を作りますが、節内ではthatそのものに役割はありません。一方で、関係代名詞のwhatは名詞節を導き、かつwhatそのものに節内での役割があります。この問題では、「あなたが正しいと思うこと」という意味でwhatは本来、thinkとisの間にあり、動詞isのSとしての役割をしています。
いかがでしたか？
関係代名詞と副詞の基本的な違いがちゃんと分かっていたでしょうか？
文法を理解することと、文構造を理解することは密接に関わりあっているのでどちらの練習も欠かさないようにしましょう！
それでは次回もお楽しみに！
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