こんにちは！武田塾北千住校です！
今回の内容は、「仮定法Part3」です！
前々回と前回は仮定法について簡単にまとめてきました！
今回は、前の記事で触れなかったその他の仮定法における注意点を確認していきたいと思います！
それでは早速ですが、問題を見ながら確認していきましょう！
以下の語句を正しい英文になるように並び替えなさい。
１．（rotating, change, to, the earth, she, opinion, never, her, were, would, if, stop）.
２．（help, could, by, it, your, not, for, it, were, not, tomorrow, I, finish）.
３．（sure, more, succeed, would, little, to, with, be, a, you, patience）.
４．（behaved, if, happened, he, had, nothing, as）.
解けましたか？
上の問題は、仮定法においてはメジャーな文法事項や慣用表現に関するものです。ですから、ある程度しっかり文法書に目を通している方はほぼ完答できたのではないでしょうか。もちろん、ここで出てきていない慣用表現などもありますので、自分でもチェックしておきましょうね！
それでは正解を見ていきましょう！
１．If the earth were to stop rotating, she would never change her opinion.
これは仮定法未来と呼ばれている用法に関する問題ですね！未来における実現可能性の低い出来事を仮定するときに用いられます。これは型が決まっているので、それが頭に入っていれば、すぐに対応できると思います。念のため、その型を確認しておきます。
If S ｛were to / should｝～, S ｛would / could / should｝….
で「万が一～するようなことがあれば、…だろう」という意味になります。本問もこの型に当てはめてあげれば、正解が出来ますね！
２．Were it not for your help, I could not finish it by tomorrow.
この問題には１つの文法事項と、１つの慣用表現が混ざっているので、少し解きづらかったかもしれませんね。
まず文法事項については、仮定法におけるifの省略です。条件節内の動詞部にwere、should、hadが含まれている場合、それらを文頭に置き、倒置することで、ifを省略することが出来ます。
次に使われている慣用表現は、if it were not for ～：「もし～がなければ」です。ですから、ifがあった場合の条件節は、If it were not for your help,になります。これに気づくことが出来れば、正解にたどり着けたのではないでしょうか。
３．With a little more patience, you would be sure to succeed.
この問題は条件節の代用に関する問題で、よく出るパターンの一つでもあります。仮定法において条件を表すには、if節のほかに主語や副詞（句）、不定詞、分詞構文がありますね！今回はWith～patience,の副詞句が条件を表しています。また、be sure to doで「必ずdoする」という表現に気づくことが出来れば、比較的簡単に正解にたどり着けたのではないでしょうか。
４．He behaved as if nothing had happened.
最後は慣用表現の問題です。｛as if＋仮定法｝で「さも～かのように、であったかのように」です。ちゃんと覚えていましたか？あとはSになりうる名詞he、nothingと動詞behaved、happenedのつながりを考えれば、正解が分かりますね！
他にも「It is (high、about) time＋仮定法過去」や「as it were」なども比較的よく出る慣用表現なので、覚えていない方は文法書などで確認しておきましょうね！
いかがだったでしょうか？
今回は仮定法Part3ということで、基本的なことながら盲点になりやすい文法事項を確認してみました！
仮定法は入試でも非常によく出る単元ですから、しっかりと定着させておきましょうね！
それでは次回もお楽しみに！
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