こんにちは！武田塾北千住校です！
今回の内容は、「仮定法Part1」です！
みなさんご存じの通り、仮定法は文法問題で頻出分野の一つですね！
仮定法をしっかり押さえて、文法問題でのミスを減らしていきましょう！
まずは仮定法の基本を確認しておきます！
事実を描写するときに使う動詞の形を直説法と言いますが、それに対して、事実に反する内容の描写に使われるのが仮定法です。
仮定法での大きな注意点は時制が一つ前にずれるということです！
仮定法過去では現在の内容を過去形で表しますし、仮定法過去完了では過去の内容を過去完了形で表します。
また仮定法の特徴である助動詞の過去形ですが、これは条件節ではなく、帰結節（主節）に現れます！
文法問題や英作文でも、勘違いして条件節に助動詞の過去形を入れてしまうという間違いが意外と多く見られるので気を付けましょう！
他にも気を付けなければならないことはありますが、今回の目的は基本を確認することなので、基礎問題を見ていきましょう！
語句を並び替えて、正しい英文を作りなさい。
１．（buy, money, I, the, had, if, could, car, I）.
２．（succeeded, you, hard, could, studied, have, you, had, if）.
３．（company, at, now, would, I, if, very, in, that, I, invested, be, had, that time, rich）.
どうでしょうか？
仮定法の基本を押さえられている方の多くは、解けたのではないでしょうか？
それでは正解を確認していきましょう！
１．If I had money, I could buy the car.
これはシンプルな仮定法過去の文を作る問題です。
動詞はbuyとhadがありますが、助動詞couldとつながるのは原形のbuyですね。
動詞はどちらも他動詞なので、Oが必要ですが候補としてはmoneyとthe carになります。
あとは意味を考えれば、お金があれば車が買えるという内容だとわかりますから、仮定法の基本に従って正解にたどり着けますね！
２．If you had studied hard, you could have succeeded.
１と同様に、まず助動詞＋原形でcould haveのセットが作れますね。
残りの動詞も合わせて見れば、完了形を二つ作れることにも気づけます。
この時点で仮定法過去完了に関する問題であることが分かります。
「勉強する」と「成功する」という意味の関係性から、どちらが条件でどちらが帰結なのかは明確なので、正解の英文を作ることが出来ます！
３．If I had invested in that country at that time, I would be very rich now.
この問題は仮定法過去と過去完了の混合型です。
過去における条件と現在の内容（ともに反事実）を描写します。
条件は過去の内容なので過去完了形で、帰結は現在のことなので過去形で表します。
並んでいる語句から、would be very richとhad investedの動詞の組み合わせはすぐに作れると思います。
さらに動詞investの用法を考えるとinvested in that companyの流れも作ることが出来ます。
at that timeは明らかに過去を表す句なので、これで正解の文を作ることが出来ますね！
どうだったでしょうか？
今回は仮定法の基本を確認していました！
仮定法は頻出の分野なので、苦手な人も基本的なルールはしっかりと押さえておきましょう！
それでは次回もお楽しみに！
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