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【英語勉強法・英文法】必見「自動詞と他動詞」!!!

こんにちは!武田塾北千住校です!

 

今回の内容は、「自動詞と他動詞」です!

 

おそらく誰もが自動詞と他動詞という言葉を耳にしたことがあるはずです。

数多くの参考書にもかいてありますし、学校の授業などでもその違いについて習っているでしょう。

実際、入試問題でも頻出の文法事項です!

 

でも、間違える人が多いんです!

間違える原因としては、次のようなことが考えられるんじゃないかと思っています。

①まず、自動詞・他動詞の違いが頭に入っていない

②単語を覚えるときに、自動詞か他動詞かを気にせず、訳だけ覚えている

③英文構造(構文)が正しく把握できていない

④純粋な見落とし

 

①と②に関しては純粋な知識不足ですから、文法書や単語帳を確認しましょう。

③については全体的な文法力・構文力が重要なので、単元に偏りなく勉強し、普段から構文を正確にとる練習をしておく必要があります。

④はいわゆるケアレスミスというものなので、これも普段の問題演習時に気を付けるようにしましょう。

 

 

と言いましたが、せっかくこのブログを見てくれている方のために、簡単なまとめと典型問題の解説をしてみようと思います!

 

まず自動詞・他動詞の違いから!

この二つの違いは、文構造上の違いです。

自動詞はOを必要とせず、後ろにはCであったり修飾語句であったり、何もない場合もあります!

一方で、他動詞は必ずO(名詞)が必要なのです!

なので、Vが自動詞であれば第一・二文型ですし、他動詞であれば第三・四・五文型ということになります。

 

それでは問題を使って理解を深めてみましょう!

以下の文で文法上の誤りがあれば訂正しなさい。

1.The sun raised in the east.

2.He has lied to me, so I cannot believe him.

3.At the meeting, we discussed about global warming.

4.This morning I was spoken to by an Englishman.

 

 

分かりましたか?

まず1はSV(+前置詞句)という構造なので第一文型です。

となるとVは自動詞でなければいけません!

文中のraisedというのは他動詞raiseの過去形なので文法的に不適切だと気づけるはずです。

したがって自動詞riseの過去形であるroseに修正すればよいわけです!

 

2の文に誤りはありません。

lieとlayの変化につられて間違えてしまった方がいるのではないでしょうか?

まず自動詞lie(横になる)はlie – lay – lainと不規則に変化します。

一方、他動詞lay(~を置く、横たえる)はlay – laid – laidと規則変化します。

これはよく出題されるので知っている人も多かったでしょう。

しかし、「嘘をつく」という意味の自動詞lieはlie – lied – liedと規則変化するのです!

文意から明らかに「嘘をつく」のlieですから、今回は修正する必要はありません!

liedという明らかに怪しく見える単語に飛びついて、「なんだ、よくある問題じゃん!」という気持ちで解くと間違えるので、問題の一部だけでなく、全体を見るようにしましょう。

 

3はよく出る問題です!動詞discussは他動詞なので後ろにO(名詞)が必要です!

本問ではaboutが必要ありません

これは「~について議論する」という訳から英作文でもaboutとつけてしまう人が多いのですが、他動詞なので直後に名詞をおいてあげれば良いのです!

 

4の文ですが、文法上の誤りはありません。

間違えた方はおそらくto byというところに違和感を覚えたのではないでしょうか?

ですが、このように受動態の文で分かりづらいときは能動態に戻して考えてあげると良いです!

問題文を能動態にするとこうなります。

This morning an Englishman spoke to me.

speak to ~で「~(人)に話しかける」なので、~を主語に受動態に書き換えれば、動詞部分はbe spoken toとなります。

このように複数後の固まりとして機能する群(句)動詞の文を受動態にする際には、固まりのまま書き換えなければいけません

英作文でも気をつけましょう。

「to byなんて前置詞が二つ連続なのはおかしいな」と見た目だけで判断すると間違えます。

ちなみにspeak単体は基本的には自動詞です。

 

文法問題が苦手な人に、「なんでこれ選んだの?」と聞くと、「これが一番合うと思った」とか「なんかおかしいと思った」というように感覚で答えを選んでいる人が多いようです。

文法問題の正答率を高めるためには、問題文の構造を把握したうえで、さらに解答の根拠を論理的に説明できるようにしていきましょう!

(注)もちろん語法や定型表現のように、実際に形を知っているかどうかで正解が決まってしまう問題もあります。

 

 

いかがでしたか?

なんとなく自動詞と他動詞の判断の重要性に気づけたのではないでしょうか?

このブログですべてに触れることは出来ないので、文法書などを使って詳細を確認しておいてくださいね!

 

それでは次回の内容もお楽しみに!

 

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