こんにちは!武田塾北千住校です!
夏休みも中盤に差し掛かり自分の志望校についても固まってきたと思います。
夏休みに自分の勉強のペースをつかめることができれば秋以降も勢いをつけて勉強を続けていくことができると思います!
しかしまだ自分の勉強法を確立できていないという人もいるかと思います。
そこで今回は私が実際に受験の時に考えていた世界史の勉強法について解説していきたいと思います!
自分の勉強を確立できている人は自分の勉強法をさらに良くするために何か盗めるところはないか考え、まだできていないという人は今回の勉強法をぜひ参考にしてみてください。
私はもともと理系の国公立大学を目指していたのですが、高3の秋から文系の大学を目指すことを決めました。
私が志望校としたところは「英語・数学・社会(日本史、世界史、地理)」の科目が必要で英語と数学は勉強していたのですが、社会は何も習ったことがなかったので最も自分が興味を持っていた「世界史」を選択し、独学で進めていくことにしました。
その時点でずっと文系で学んできた人に大きく負けていたので、しっかりとした戦略が必要でした。そこで以下のように考えました。
〈戦略〉
- 試験まで時間がない→志望校に必要なレベルの知識に限定して覚える
- 試験まで時間がない→理解にも時間を割く
ほとんどの方は当たり前だと思われたと思いますが、受験が終わったときこの戦略を立てたことが大きく合格に役立ったと感じました。一つ一つ確認していきましょう。
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志望校に必要なレベルの知識に限定して覚える
世界史に限らず社会科目には試験に出やすい単語と出づらい単語が存在し、それぞれでレベル分けしてあります。
調べてみると自分の志望校のレベルはセンターレベルよりも難しいと書いてあったのですが、どんな科目でも基本→応用で身につけるべきだと考えていたのでとりあえずセンター試験レベルを完璧に覚えることにしました。
最悪それで受験に臨んでも大丈夫だと考えていました。
なぜなら世界史を始める前に教科書を見ながらセンター試験の過去問を解いてみると8~9割取れたので基本が大事だということを改めて認識できていたからです。
世界史は膨大な知識を覚えなければいけないと漠然と考えている人は、1度過去問を教科書を見ながら解いてみることをお勧めします。
自分があとどれだけ覚えればいいかを体感できて焦らず勉強を進めていくことが出来るからです。
※早慶の一部の学部(慶應法等)では応用的な知識ばかり問われるものもあります。その場合は応用的な知識までカバーしていくことを前提にしなければなりません。そういったことに気づくためにも、過去問や教科書を見ながら解くことを最初にするのはおすすめです。
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理解にも時間を割く
世界史は全部覚えればいいのでしょと考えている人も多いと思います。
確かに問われる知識は膨大なので暗記に時間を割かなければいけません。
しかし英単語のように人物名や事件名を覚えていくだけでは、覚えづらいだけでなく論述問題も解くことができなくなってしまいます。
だから私は「ストーリー」を理解することを徹底的に意識していました。
「ストーリー」を理解するというのは事件の原因を理解するということです。例えば「なぜ義和団事件は起こったのか、なぜアロー戦争は起こったのか、なぜ黄巾の乱は鎮圧されず大きくなっていったのか」などを理解していったということです。
そうすることで暗記量をぐっと減らすことができるので、前から世界史を学んできた人と同じ土俵に立つことができました。
今回は参考書ではなくどのように世界史の勉強を進めていくかについて解説させていただきました。参考になれば幸いです。
確かに世界史は暗記なので量が必要なことは変わりませんが、質を高めることで量を補っていくこともできます。
私は高3秋から始めたので夏休みに社会に取り組めなかったことが本当に悔しかったです。
まだ夏休みは終わっていないので焦らずしっかりと取り組むことができれば、挽回できる可能性は十分にあります。
暑さに負けずしっかりと勉強を進めていきましょう!
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