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勉強の質を高めるってどういうこと?

こんにちは!

皆さんは勉強をしていくにあたって、どのようなことを意識しているでしょうか。

時間を増やすことや、質を高めることが大事なことはわかっていると思います。

しかし、勉強時間を増やすことはできても、どうやって勉強の質を高めれば良いのか、よくわからないこともあるのではないでしょうか。

今回は、勉強の質を高めるために私が意識しているポイントを大きく4つに分けてお話しします。

 

1、勉強法一般

①思い出す練習をしましょう

暗記をする際、教科書を読むことは大事です。

しかし、漫然と教科書を読んでも、さらには蛍光ペンで線を引いても、頭にはなかなか入りにくいです。

では、どうすれば効率よく勉強できるでしょうか。

ポイントは、学んだ内容を「思い出す練習をする」ことです。

言い換えると、「自分で自分をテストしてみる」ということです。

例えば、以下のような練習が当てはまります。

・(暗記するとき)参考書を閉じて、今学んだ内容を自分の口から説明できるか、自分で自分をテストする

・(数学・理科など)実際に練習問題を解いてみる

・学んだ内容について問題を自分で作り、自分で何度も解くことで記憶の定着を図る

こういった方法を使えば、自分がどこまで覚えられているのか、理解が甘いところはどこか、などがすぐにわかります。

最初は自分の頭で学んだ内容を再現することはかなり難しいですが、何度も(まずは5回くらい)練習するうちに徐々にできるようになってきます。

その頃には、自分でもこの内容はしっかり理解し覚えたと言える状態になっているはずです。

 

②五感を使って覚えましょう

何かを覚える際には、五感のうちできるだけ多くの感覚を使った方が印象が強くなり覚えやすいです。

見る(読む)だけでなく、以下のようなことをしてみましょう。

・ぶつぶつと内容を音読

・手で書く

・音声をきく

(自分で話すと口も同時に使えるので一石二鳥です)

単語の暗記をする時だけでなく、社会系科目や化学・物理などを暗記するときにも、ぶつぶつと内容をつぶやきながら自分で「まとめノート」を作ってみることで五感を使って覚えることができます。

 

③間隔を空けて何度も復習しましょう

一気にたくさん詰め込むことが好きな人もいるかもしれません。

それは間違いではないですが、詰め込んだら必ず間隔を空けて復習することを忘れてはいないでしょうか。

人間は忘れる生き物です。

今日学んだ内容も、復習しなければ、明日には忘れ、一週間後にはもっと忘れ、1ヶ月後にはほとんど覚えていないはずです。

しかし、定期的に復習することで、記憶をより強固にし、いつでも取り出せるように変化させていくことができます。

一度できても満足せずに、定期的に自分が終えた参考書をパラパラと見返したりすると、自信のない問題を見つけることができるかもしれません。

 

2、自分の体のコンディションを良くする

①運動しましょう

勉強をするときは、ずっと机に向かっている方が良い・・・と思っている人はいますか。実は、頭を活性化するには運動が非常に良いことが研究でわかってきています。

ジョン・J・レイティ著「脳を鍛えるには運動しかない!」という本には、運動をさせた子供の成績が上がったこと、運動によって脳の神経成長因子が35%も増えたこと、運動することでストレスやうつを抑えられることなどが紹介されています。

受験生になった途端、今まで毎日のように運動していたのに全く運動しなくなってしまった人はいませんか。

集中力の落ちた1日の10時間より、脳が活性化された9時間の方が、勉強した内容がしっかりと頭に入るのではないでしょうか。

忙しい毎日でも、勉強の合間の10分で良いので、筋トレやストレッチなどをしてみてはいかがでしょうか。

気分が爽快になることを実感してみてください。

*レイティの本は非常に面白いので、興味がある非受験生は読んでみてください!

 

②合間に休憩をとり、睡眠は十分に確保しましょう

勉強の合間にあまり休憩を取らなかったり、睡眠時間を削ってしまっている人はいませんか。

休憩を取らずに長時間勉強しても、体が凝り、血液の循環も悪くなって勉強の効率が落ちてしまいます。

集中することは良いことですが、何時間もトップスピードで集中し続けられる人はいません。

1時間につき10分程度は休憩を取ると効率が良いのではないでしょうか。

また、睡眠を削ることや寝る時間が遅いのもあまりよくありません。

睡眠不足の頭では、頭に入ったはずのものも入らないですし、実際の入試は朝が早いです。

夜型の人も、日付が変わる頃には寝てみてはいかがでしょうか。

 

 

3、良くある悩み

①初見の問題が解けない?→「原則をまとめたノート」を作りましょう

「一度勉強した問題は解けるけど、初見の問題は解けません」という人がいます。

そういう人は、問題を何のために解くのか、考え方を変えてみましょう。

初見の問題を解けるようになるためのコツとは何でしょうか。

それは、(特定の問題の解き方ではなく)「原則」「正しい思考回路」を頭に入れることです。

基本的な例では、「(二次方程式の)解の配置」ときたら「判別式、軸、f(a)の正負」のような「原則」です。

実際の試験に近い例では、図形の問題では、①数学Aの図形の知識を用いて解く、②ベクトルを用いて解く、③座標をおいて解く、④複素数平面を用いて解く、など多くの解き方が考えられます。

試験で図形の問題が出た時には、例えば①しか思いつかないようではいけません。

いくつかの選択肢を思い浮かべ、この中からどの解法を選択すれば解きやすそうか、判断しなければならないのです。

その判断基準は、自分が今まで解いてきた問題で「どのような問題ではどのような解法が解きやすかった」という経験です。

一つ一つの分野だけをみていると、実際の問題に対して何を「正しい思考回路」として思い付かなくてはいけないのかがわからなくなってしまいます。

すると、「初見の問題はなぜだか解けない」というふうになってしまうのです。

練習問題を解いていく中で出会った「原則」や「思考回路」をまとめたノートを作り、折に触れて見直すことで、初見の問題でも、似たような問題を思い浮かべて解法の一歩目を踏み出すことができるようになるはずです。

 

②模試の復習で解答を見るだけ、というのはやめましょう

みなさん、模試を受けることがあると思います。

当然かもしれませんが、模試はただ判定を見るためにあるわけではありません。

間違えてしまった問題は2度と間違えないように、そして類似の問題が出た時に必ず解けるように、頭に入っていなかった「原則」「思考回路」を頭に入れる必要があります。

その際は「原則をまとめたノート」を作ることや、上で紹介した勉強法のコツを意識できると良いですね。

 

4、気持ちの持ちよう

①課題は小分けにしましょう

やることがたくさんあると、「うわっ・・・」と思ってやる気がなくなってしまう、という人もいるかもしれません。

課題は小さく分割し、簡単なものからまずは一つ、片付けてみましょう。

人は一旦始めると勢いがついて、その後もやり続けることができることが多いです。

課題は小さく分割し、簡単なものから始めましょう。

 

②自分が受験後どうなっているか、イメージしてみましょう

時には勉強に集中できず、逃げてしまいたいと思うこともあるかもしれません。

そういう時には、自分が受験を終えて、志望校に合格している姿を、はっきりと思い浮かべてみましょう。

キャンパスの景色や音、周りの友達、匂いや大学までの行き帰りなど、できる限り具体的にイメージしてみると、再び勉強を頑張ろうという意欲が湧いてくるのではないでしょうか。

まとめ

  1. 勉強法一般

①思い出す練習をしましょう

②五感を使って覚えましょう

③間隔を空けて何度も復習しましょう

  1. 自分の体のコンディションを良くする

①運動しましょう

②合間に休憩をとり、睡眠は十分に確保しましょう

  1. 良くある悩み

①初見の問題が解けない?→「原則をまとめたノート」を作りましょう

②模試の復習で解答を見るだけ、というのはやめましょう

  1. 気持ちの持ちよう

①課題は小分けにしましょう

②自分が受験後どうなっているか、イメージしてみましょう

皆さんの勉強の参考になれば幸いです。

 

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