【関東第一高校/2年/T君】選ばれたのは、参考書学習でした、、、

こんにちは！

偏差値３０台・E判定からの逆転合格が専門

大学受験予備校・個別指導塾

武田塾錦糸町校の坂倉です。

12月も間近に迫り、本気で焦りだす受験生が多いこの季節。メンタル面でも不安要素は尽きないと思いますが、いままで積み重ねてきたことを信じて、最後まで「1冊を完璧に」でやり切りましょう！！

さて今回も先日行いました塾生面談での出来事をご紹介させていただきます。

武田塾に入って実感すること

今回相談させていただいたのは11月に入塾してくれた、関東第一高校に通う二年生のT君です。学校では特進コースに所属するT君は2年生の今、とても忙しい日々を送っています。

特進クラスというだけあって、とにかく授業づくめで毎日7時間目まで授業でがんじがらめになってしまっているとのことで、本当にこのまま進めていって大丈夫か不安を覚えて、先月受験相談に来てくれました。

授業＝必要？不要？

武田塾では頻繁に「授業は不要」という事を発信しています。一見突拍子もないように思われがちな意見ですが、今回はその根拠を一つだけ彼のケースに当てはめてご紹介させていただきます。

T君は2年進級時に特進コースにクラスアップして、今のクラスに所属しているとのことでした。ここで一つ大きな問題が発生してしまったのです。周りの1年時から特進コースで勉強している生徒が習得済みの分野もT君は未習得というケースが多々あるそうです。

つまり学習環境が”一人一人に最適化されたカリキュラム”では無くなってしまっているのです。

自分は初めて聞く内容でも、周りは既に分かっている前提で話が進むのは、非常にストレスですよね。。。

今回のケースにおいては早々に授業メインの学習方法から、参考書で自学自習を進める学習方法に切り替える事をお勧めしました。その結果それまでの、「どうにか誤魔化しながら追いつく」勉強から脱却して、「自分の中で最短催促で進める」勉強に切り替わったのです。

では、個別指導なら良いのか？

ここまでのお話し↑のように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

確かに個別指導で一人一人に合わせた授業を出来れば、生徒の理解度とGAPの無い勉強は出来るかもしれません。

しかし考えて頂きたいのは、受験までの期間は全員一律で決まってしまっているので、どこまで行っても「効率」です。効率良く学習を進める事を前提に考えた時に、授業は本当に◯でしょうか？

60分授業＝参考書3ページ

一般的に取られるケースの多い形の60分授業で新しく勉強する内容は参考書にするとどれくらいの量でしょうか？

英語の文法の参考書をイメージしていただくと、おおよそ見開きで2～３ページ程度ではないでしょうか。では２～３ページの内容を”理解”するだけなら皆様はどのくらいの時間がかかりますか？多くの場合は15分～20分程度だと思います。つまり授業60分で習得する内容は、参考書で本気を出せば約4分の1の時間で習得する事が出来るのです。

次にやるべきことは明確で、残った4分の3の時間で”内容を覚える”事を進めればよいのです。

こういった1時間単位の細かい世界で見ても、参考書学習＞授業で進めたほうが効率が良い、と考えているので武田塾では”参考書を使った自学自習を徹底的に管理サポート”することで効率よく学習を進めていく形を取っているのです。