こんにちは！
偏差値３０台・E判定からの逆転合格が専門
大学受験予備校・個別指導塾
武田塾錦糸町校の坂倉です。
もう１０月も終了間際という事で本格的な受験まで約３カ月と迫ってきました。もうここまで着たら焦っても、、、と思うかもしれませんがまだ諦める時期ではありません。特に現役生は各レベルの基礎が入り切った状態になって、アウトプットの精度を上げていくこの時期から伸びていく傾向もありますので、最後までやり切りましょう！！
今回はそんな基礎のインプットが完成した人が入る、”過去問演習”の段階について触れさせていただきます。
そもそも何で過去問やるの？
皆さんぼんやりと過去問はやるもの、と感じているとは思いますが、改めてその目的をおさらいしたいと思います。過去問をやる目的は大きく分けて以下の２つです。
●弱点把握
●傾向把握
です。↓でそれぞれ詳細をお話ししていきます。
●弱点把握
それぞれの志望校のレベルの基礎事項のインプットが参考書でしっかり終わっていても、いきなり実際の問題で合格点が取れるか、というと残念ながら中々そうもいかないものです。
その理由として１つ考えられるのは「インプットが完璧じゃなかったから」です。
受験生にとってそれぞれのレベルに応じて必要な知識は全員均一で、武田塾ではそれを参考書を使ってインプットしていきます。しかし覚えるのは機械ではなく人間なので、どうしても”得意””不得意”が出てきてしまいます。
自分の”不得意”がインプット中に判明すればそこを重点的にやればＯＫですが、実は人によって”不得意”が判明しづらいケースがしばしばあります。そういった「完璧にできていない部分」を見つけて、改善するためには実際の試験問題＝過去問をやるのが一番効果的なのです。
弱点を改善して再度過去問に挑戦する。そしてまた弱点を改善する。この繰り返しで自分のアウトプットの精度を極限まで上げていく事で合格が近づいてきます。
●傾向把握
次は傾向把握です。大学はＷＥＢや書跡では偏差値でランク付けされており、「早慶」「ＭＡＲＣＨ」「日東駒専」等の枠組みを示す用語が、かなり一般的に普及している中で、同ランク帯の大学は同じレベルの問題が出る、と思われがちですが、細かく見ていくとそれぞれの大学、更には学部学科でも特色があるものです。
例えば明治学院大学の英語の試験では、英作文問題が比較的よく出される傾向がありますが、同じようなレベルの成蹊大学や成城大学ではそういった問題はあまり出されていません。明治学院大学を受験する場合は英作文の地策をプラスで取っていく必要があるでしょう。
他にも「マーク形式が多いか」「記述論述形式が多いか」、「古文は単独問題での出題か」「現代文と古文が融合問題で出題か」等、特色を上げればキリがないほどに、それぞれの入試問題には特色があるのです。
それを知って試験に臨むか知らずに臨むかで、有利不利は大きく変わってくるでしょう。
勉強の知識も当然大事ですが実際の試験では、”情報”も非常に強力な武器になるので事前の調査＝傾向把握をしっかりやっていきましょう。
いつから過去問やればいいの？
以上の目的で過去問をやっていく形になりますが、それではいつから過去問に入ればよいでしょうか。
武田塾では１つの基準として１１月～過去問演習の段階に入れれば必要十分としています。(本来”十分”は無いですが現実的な時間の制約の中で)
これは先述の通り過去問レベルでのアウトプットの精度をしっかり上げ切るのにおよそ３カ月は欲しい、という点から入試の始まる３カ月前の１１月～としています。
ギリギリまでインプットの強化(カリキュラムの進行)を行えば、必要な知識を揃えることはできるかもしれませんが、その分過去問演習の時間を削るので相応のリスクが伴う勉強法となります。
※基礎練習だけしてリハーサルも無しに本番に臨むようなものですね。
しっかりと過去問演習の期間を取ることで合格可能性を押し上げることができるので、インプット(カリキュラム進行)は早め早めに進めていきたいものです。
いざ、過去問を始めよう!!
さて、丁度来週から１１月ですが皆さん過去問演習に入れますか？
錦糸町校では多くの生徒がそれぞれの志望校の段階突破テストを合格してくれており、実際に過去問演習の段階に入っている状況です。しかしここまで順調進められている人もまだまだ油断はできません。逆に言えばここから数カ月の勉強の精度が実際の試験の点数に一番直結する勉強になります。
最後まで全力で走り抜けましょう!!
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