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武田塾吉祥寺校（0422-26-6451） です。
今回は、「『肘井のゼロから英文法』の使い方」について解説していきます！
そんな疑問や不安を抱えている君！
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はじめに
こんにちは！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451） です！
今回は「参考書の使い方シリーズ」、『肘井のゼロから英文法』です！
肘井のゼロから英文法は、以前紹介した『大岩のいちばんはじめの英文法』同様に、「英文法といえば！」という感じで長くルートに導入されてきました。
そんな『肘井のゼロから英文法』のどこがいいのか、そして、どうやって勉強していくのが最適なのかなどを解説していきます！
肘井のゼロから英文法の基本データ（構成・問題数など）
参考書の基本情報
使い方を解説する前に、参考書としての基本情報を紹介します。
・科目：英語
・出版社：KADOKAWA
・著者：肘井学
・価格：１４００円＋税
・ルート内の立ち位置：文法、高校入門〜日大レベル
参考書の構成
続いては、参考書の構成を紹介します。
大きく０〜１１の１２章、計７７講に別れています。最初は「中学の総復習」から始まっています。
はじめに各章ごとに「introduction 」として文法用語の解説と各分野の全体像が示された「英文法の見取り図」というものがあり、「どういったことをやるのか」や「どのような順でやっていくのか」迷わないようになっています。
各講は見開き１ページで構成されており、それぞれ「POINT これを覚える！」「文法の説明」「練習問題」があります。
「POINT これを覚える！」は、「本当に最低限これを覚えてくれ！」というもののみが簡潔にまとまっており、覚えるべきものが明確化されています。
「文法の説明」は、まさに読んで字の通りですが、一段落あたり３行以内で書かれているので、読む際に飽きるということが起きにくく書かれています。
「練習問題」は、２択問題と空所補充の２種類、計５〜６問（例外あり）で構成されていて、前者２つをちゃんと理解できていれば解けるように作られています。
また、解答は別冊になっており、こちらも読むのが辛くないように各問題１行で解説がされています。
前述の『大岩のいちばんはじめの英文法』同様に、かなりシンプルな作りになっています。
ですが、その分重要なことが簡潔にまとまっており、初心者でも迷うことなく英文法の勉強ができるようになっていると思います。
『肘井のゼロから英文法』の使い方
ではここから、『肘井のゼロから英文法』の使い方を紹介していきます！
まずは各章、文法用語の意味を読んで説明できるようになってください。
各用語がそれぞれどういうものなのかわかっていなければ、英文法の理解はできません！なので、最初にここでちゃんと理解してしまってください！
そしたら次は、各講「POINT これを覚える！」「文法の説明」を読んで、文法事項を理解してください。
その際、ただ読んで終わるのではなく、「人に説明できる」くらいまでになってください！
覚えてもそれを実践できなければ意味がありません。しっかりと「アウトプット」できるようにしましょう。
ここまで来たら「練習問題」を解きます。基本的には２択or頭文字が出ている空所補充なので、今までのことを理解できていれば、単語力次第ではありますが、正解できるはずです。
が、解いて終わるのではなく、それが「ちゃんと正しい理由で選べているか」まで確認してください。
もし仮に「２分の１で当たった」だけだとしたら、それは「文法がわかっている」ことにはなりません。細かいところまで解説で確認しましょう。
逆に間違った際は、それがどう言った理由で間違ったのか（単語、理解が甘い等）を明確にしましょう。
できなかった理由がはっきりすれば、やることも明確化され、時間も効率よく使うことができます。
理解が甘いのであれば、もう一回説明部分を読んだり、他の文法の参考書（『Forest』や『Evergreen』といった講義系の参考書がおすすめです。）を読むなりして、「わからない」をなくしていきましょう。
「わからない」が積み重なっていけばいくほど、取り戻すのは大変になります。解決できることは早めに解決しましょう！
１週間の進め方
続いては、ペースの解説です。
文法の参考書も、以前、「単語を１週間で４００個覚える方法」の記事でも紹介した「４日２日ペース」でやることをお勧めします！
「４日２日ペース」を解説した記事については、以下からご覧ください！
「４日進む日」としては、１日あたり２〜３講ずつ進めるのが理想形ですが、覚える内容が多すぎてパンクしてしまっては元も子もないので、初めのうちは１日１講ずつでもいいと思います。
その際に気をつけてほしいのは、「その日のものはその日に完璧にする！」ことです。
「２日間の復習日は確認するだけ」くらいの勢いでやってしまいましょう！
『肘井のゼロから英文法』が終わったら・・・
ここまで、『肘井のゼロから英文法』の使い方・進め方を解説してきましたが、ここからは、次にやったほうがいい参考書を紹介します！
『Next Stage』や『Vintage』などの分野別文法参考書（問題多め）
いちばんのおすすめが、「Next Stage」や「Vintage」といった、分野別文法参考書です。
『肘井』で得た知識をここでアウトプットするのはもちろん、新しい知識も得ることができるので、次にやるのには最もいい参考書ではないかと思います。
ただ、問題ごとの解説としては、次に紹介する『英文法ポラリス』の方が細かいです。
『英文法ポラリス１』のような分野別文法参考書（問題少なめ）
もう一つおすすめするのが、『英文法ポラリス１』です。こちらも分類するとしたら、分野別文法参考書になります。
ただ、ネクステージやビンテージとの違いは、「問題数」です。
ネクステージの方には、「イディオム」や「会話表現」なども載っているので、問題数が1500個弱になっています。（ただ、武田塾のルート上は、文法と語法までの742問までやることになっています。）
ですので「多すぎて終わる気がしない！」という人は、ポラリスをやってもいいと思います。（実際、ルート上は１週間の差になります。）
また、肘井のように講ごとに文法事項がまとめられているのも、ネクステにはない特徴です。
この点については、自分の好みに合わせて選んでみてください！
まとめ
今回は、「『肘井のゼロから英文法』の使い方」について紹介していきました！
参考書の名前になっているように、本当に「ゼロ」から英文法を学ぶことができる参考書になっています。
それゆえ、中身は中学レベルから始まっていますが、やっていることは英文法の根幹になります。
少しでも基礎に不安があるならば、基礎から立ち返ってみてください！
基礎がわかればその後の道のりも変わるはずです。
躊躇せずに地道に、かつ効率よく勉強していきましょう！
ですが、「勉強の計画が立てられない・・・」「「自分で説明する」ができない・・・」
というような方も多いのではないでしょうか？
そんな時は是非！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451) にご相談ください！
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