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秋からの勉強の進め方│国公立志望向け

こんにちは、武田塾川西能勢口校です。

夏休みが明けて1ヶ月が経ち、10月に突入しました。夜は涼しくなり比較的過ごしやすくなってきましたが、日中はまだ30度近くまで上がることも多く10月とは思えない残暑ですね。

季節の変わり目は風邪をひきやすい時期ですので体調管理にはくれぐれも気をつけましょう!

さて、受験生にとってとはどういう時期だと思いますか?

それは受験までの日数を視野に入れ、戦略的に勉強する時期です。

今回は武田塾川西能勢口校の講師が秋の勉強の進め方についてお届けします!

この記事を読んで、自分のこれからの勉強に活用してみて下さい。

秋からの勉強

 

秋は模試ラッシュ!

10月から11月というのは記述模試や冠模試が特に集中する時期です。

冠模試とは◯◯大実戦模試、◯◯大オープンなど大学別の模試のことを言います。

難関大学の二次試験や独自試験を受験する人を対象とした模試です。

模試というのは今の自分の実力を図るためのものです。

模試を通して自分のできていないところや周りと比べた自分の立ち位置を確認することができます。

ここで出た判定を基に自分の受験する大学を絞っていくわけです。

逆にこの時期に模試をほとんど受けないという方要注意です!!

自分に合った何かしらの模試を受けるようにして下さい。

しかし、なんの対策もせずに模試を受けることほど無意味なことはありません。

先ほども述べたように、秋の模試の結果というのはあなたが今後志望校を決めるにあたってとても重要な判断材料になります。

模試を受ける予定がないという方は早めに申し込むようにしましょう。

 

演習量を積もう

夏休みで基礎を固め、それをベースとして9月は問題集などで問題を解いたという方が多いと思います。

そこで10月から何をすればいいかと言いますと、自分の志望校に向けた対策をし始めるということです。

つまり、ぼちぼち過去問を解き始めるということです。

とりあえず自分の受ける大学の過去問を一年分解いてみてください。割と解けるようであればそのまま他の年度の問題にも取り組みましょう。

ただ、「過去問を解いてみたけど全く手も足も出なかったー」という人もいることでしょう。

実際、僕が初めて阪大の理系数学の過去問を解いた時の点数は48/250(19.2%)でした。

理系でしたが、数学はそこまで得意ではありませんでした。

また、9月にあまり演習を積むことができなかったのが原因だと思います。

とは言え、この点数を目の当たりにしたときは流石に心が折れましたねー、今でも覚えています笑

しかし、実際に合格した今となって振り返るとこんな点数を取っても全く心配いらない、というか取って正直当たり前だと思います。

マークシート

それはなぜかと言うと、僕の場合は基礎が疎かになっていたというのと二次試験の問題に全く慣れていなかったという2つの点が挙げられるからです。

 

共通テストの問題は全て選択問題なのに対して二次試験の問題には記述式の問題が加わってきます。

その上、応用的な問題も多数出題されます。従って、そういう問題をいきなり解けと言われても難しいわけです。

なので、10月から11月にかけて

二次試験の問題に対応できるような思考力や応用力を身につけるのです!

英語の場合だと英文和訳や英作文の練習、社会の場合だと記述の練習などなど、僕はこの期間で基礎が疎かになっている部分をケアしつつ問題集で徹底的に演習を積み、その上で過去問にチャレンジするというのを繰り返していました。

 

↓こんな感じです。

1.過去問を解いてみて自分のできている部分とできていない部分を明確にする。

2.根本的な部分で抜けているところがあれば、参考書や教科書で補填する。

3.問題集で類似問題をひたすら解く。

(1〜3の繰り返し)

 

ここで注意して欲しいのは過去問を多く解くことがいいことではないということです。

この時期はあくまで過去問に慣れること過去問レベルの問題を解けるようになることを目標としています。

過去問と問題集を解くバランスを意識して過去問を解くことだけに重きを置きすぎないようにしましょう。

また、過去問を解いた後は必ずフィードバックを行い、自己分析を忘れずに!

僕が受験生のときは過去問ノートというのを作っていました。問題の形式や出題傾向、狙われやすい分野、解く時につまずいてしまった所とその原因、次に向けての改善点、問題集のどの範囲を復習するべきかなど事細かに書いてました。

皆さんも作ってみることを強くオススメします!

 

優先順位をつけて勉強しよう

現役生の場合、学校の進度が遅いことが原因で理科や社会の学習が遅れていて過去問を解けるレベルに到達していないという人が多いでしょう。

また、夏の勉強が上手くいかず、どの教科も中途半端になってしまったという人もいると思います。

そこで大事なのが優先順位をつけて効率よく勉強するということです。

苦手な科目に時間をかけすぎて他の教科に手が回らない、逆に全ての教科を満遍なく学習しようとして時間が足りなくなってしまうなどの失敗事例はとても多いです。

冒頭でも言ったように秋の時期は戦略的に勉強することが大切です。

全教科を突き詰めて勉強する時間はありません。

現時点での自分の実力を考慮して、この科目のこの範囲を重点的に学習し、この範囲は後回しにするといった取捨選択をするということが重要なのです。

僕は学校の進度が遅かったというのもあり、10月の始めの時点では数学と理科は過去問を解くレベルには到達していませんでした。

英語は得意だったので、過去問にすんなり入ることができました。

そこで、今まで満遍なく勉強していたのをやめて、あえてバランスを崩して「理科>数学>英語」の順に重きを置いて勉強しました。(センター試験で国語と地理も必要でしたが、この期間はほとんど勉強しませんでした)

優先度の低い科目の勉強時間を削ってその時間を優先度の高い科目に当てるという戦略です。

これはあくまで一例です。

皆さんも自己分析をして、どの科目にどのくらいの時間を充てるかなどを考え、優先順位をつけてみましょう。

そして模試までの期間も考慮にいれて、最大限の結果を得るための勉強計画を立てましょう!!

 

最後に

受験は戦いと同じです。

まずは相手を知ることからです。

二次試験における各科目の点数配分や試験時間、そして例年の合格者最低点(合格者平均点)を確認しておくことはマストです!

それを踏まえた上で自分の目標点を設定しましょう。

過去問を通して分かった点数の稼ぎどころ、自分の得意(不得意)とする科目、制限時間との兼ね合いなどを加味した上で決めると良いでしょう。

そして、戦略(勉強計画)を立てる。今まで築いてきた基礎をより実践的な場面に応用させるのです。

秋が終わったら共通テストの対策を始めないといけません。

今のうちに二次試験の対策をして応用力を身につけましょう!

 

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