こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
秋は受験生にとって一年間で一番模試が多い時期となります。
そんな模試ラッシュのこの時期に模試を活用しない手はありません。
模試は大学に合格するための学力の進捗を図るのに大きな役割を果たします。
そこで今回は「秋からの模試を最大限活用する方法」をお届けします!
なぜ模試を受けるのか
受験生の皆さん!模試をただ流れるように受けるだけになっていませんか?
「今週模試があるのかぁ」と嘆いている人!模試をおろそかにしている人もいるかと思います。
では、受験に向けた勉強で忙しい中なぜ、模試を受けることが良いと言われているのでしょうか。
私は模試を受ける意義は、『入試レベルの初見問題に自分がどれくらい通用するのか』を知るためだと考えます。
模試の問題は自分が一度も触れたことのない問題となるため自分の実力を測りやすいのが特徴です。
また、本番と似た形式になっているため共通テスト、志望校への対策ともなります。
普段参考書などを中心に勉強を進め、模試を実践型の受験勉強の一環と捉えて上手に活用しましょう!
模試を受ける前の準備
模試をただ機械的に受けるのは非常にもったいない時間と労力を使ってしまうこととなります。
普段から時間のない受験生の皆さんはせっかく模試を受けるのなら良い結果を出したいと思っているはずです。
そんな受験生には模試の前に必ず目標を立てて欲しいです!
その目標はもちろん毎回の模試で変えても構いません。
例えば私の場合は毎回の模試で「各科目の最大の目標」「各科目の最低限とる点数」「今回の模試でやりきること」の三つを決めるようにしていました。
例えば英語ですと、最大目標は80点、最低目標は65点、やりきることは時間配分を守ると決めていました。
模試を受ける一か月~二週間前ぐらいから目標を立てることをお勧めします。
そうすることで、毎回自分のやるべきことが明確となり模試へのモチベーションも上がります。
模試前日には模試への最終準備として英単語・古文単語の再確認、暗記科目の復習、普段から苦手としている範囲の学習などを行いましょう。
特に暗記科目は前日からでも出来ることは沢山あります。
だからと言って、夜遅くまで勉強することは禁物なのでその点に注意して前日まで準備していきましょう。
模試はほとんどが午前中から始まります。
脳が一番活発となるのは起床から2~3時間経ってからと言われています。
早起きを習慣化しておくことで模試の開始時間に脳を最大限に使える状態にすることが出来ます。
ぜひ実践してみて下さい!
模試当日の心構え
いよいよ模試当日です。
当日は体調をしっかり確認して、朝食をとるようにしましょう。
模試は長丁場となり、かなりの集中を要します。
試験時間中に眠くなったり、お腹が空いたりしないように朝食をしっかりとるようにしましょう。
模試を受ける前日又は直前に志望校を4校~6校書き込んだり入力する必要があるかと思います。
その際の注意点を述べておきます。
- 受験方法、日程を事前に調べておく
- 志望校コードのマークミスに要注意
- 記入する志望校の難易度をすべて同じにしない
一つの大学だからと言ってもたくさんの学部・受験方法・日程を有している場合が大半です。
特に規模の大きい大学となると、複雑になります。
よくある失敗として自分の書いた志望校コードが募集人数がかなり少ない入試方式だったということがあります。
そういったことをしないためにも事前にしっかり調べ、メモを取っておくことが大切です。
3番目の注意点に関しては、例えば志望校を6校記入するなら
①②本命校、③同レベル帯の志望校、④ワンランク下の志望校、⑤⑥滑り止め校
というように記入する方が良いです。
理由は書いた志望校すべての判定がE判定となる、ようなことを防ぐためです。
自分の実力を一番知れるような志望校の記入を行いましょう。
本番の時間割、自分の各教科の時間配分を確認して、全力で挑みましょう。
くれぐれも凡ミスには注意!!
結果を意識しすぎず、普段勉強してきた自分の力を最大限出せるようにしましょう!
模試を受けた後の復習勉強法
模試が終わり結果が返却されたら、なるべく早く復習するようにしましょう!
模試の受験直後に解答・解説が配布された場合はそのあとすぐ復習するのがよいでしょう。
ではどのように復習を行えばよいのでしょうか?
簡単に復習の流れを説明すると以下のようになります。
- 時間が足りなかった問題・解ききれなかった問題の解き直し
- 解答を見て自己採点
- 解答・解説を見ながら復習
- できなかった問題の原因追求
- 次回への具体的な対策
復習の際には自分が解けなかった問題もしっかり見直すようにしましょう。
試験終了時間が迫り回答の根拠もなくマークしてしまった問題があるかもしれません。
そういった問題を見逃してしまうと次回も間違えてしまう原因となります。
模試の結果が良くても悪くてもその結果に一喜一憂してはいけません!
つい志望校の判定に目が行きがちですが、そのほかの各科目のレーダーチャートなども参考にしておきましょう。
模試の結果を踏まえ、自分の弱点や反省点を見つけ、その後の学習に活かすことが模試の有効活用において重要なことです。
これからも模試が控えている人は多いと思います。
今回お伝えしたことを参考にして秋冬の模試を価値あるものにしていきましょう。
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