こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
新年度が始まり1か月が経過しましたが、「ちゃんと寝ているはずなのに授業中眠い」「勉強のやる気がでない」といったことに悩んでいる方がいるかと思います。
実はこうした体の不調は、本人の気が緩んでいるのではなく、春特有の自律神経の乱れが原因である可能性があります。
そこで今回は、「春に感じる疲れの原因と対策」をテーマに話したいと思います。
目次
そもそも自立神経とは?
自立神経とは、内臓の働きや体温をコントロールするために、人間の意志とは無関係に24時間働いている神経です。
また、自立神経には2種類あり、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」があります。
普段は心身を活発にする交感神経と心身をリラックスさせる副交感神経がバランスを取り、健康が維持されているのですが、春はこのバランスが崩れやすいと言われています。
これが自立神経の乱れた状態です。
自立神経が乱れる原因
では、なぜ「春」に自立神経が乱れやすいのでしょうか。
新年度でクラスが替わり、今まで話したことがない人と話して緊張するからというのもありますが、春は寒暖差が激しいため、体が体温をコントロールしようとして交感神経が強く働く状態が続きやすいからだと言われています。
つまり、自分では十分な休息を取っているつもりでも、体はリラックスできていないため、「体がだるい」「ちゃんと寝ているはずなのに眠い」「勉強するやる気がでない」といった心身の不調が起きやすいということです。
そのため、4月、5月は勉強に集中できないことがあっても人間の体の仕組み上、ある程度仕方がないことです。
思ったより勉強のやる気が出なくても必要以上に自分を責めることなく、この春を乗り切ることが大切です。
自律神経を整えるには
そうとはいえ、今からがっつり勉強して「周りの人と差をつけたい受験生」や「今ものすごく勉強のやる気がある高校生」もいるかと思います。
そこで、自律神経が乱れないように予防する方法も紹介しようと思います。
1.体温調節ができる服装を心掛ける
少し寒いくらい我慢できると思っていても、体はエネルギーを使ってしまいます。
2.規則正しい生活を心掛ける
最低でも1日6時間できれば7時間の睡眠をとり、副交感神経が優位に働く時間を作りましょう。
3 .バランスのよい食事をとる
カルシウムやビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを多く含む食べ物が効果的です。
いかがだったでしょうか、春は勉強に集中しづらい時期ですが、健康に気を付けて受験に向けて頑張っていきましょう!
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